勉強分野、上から攻めるか下から攻めるか
今回の記事では私の勉強内容の攻め方を紹介します。
私は超弦理論の論文を読めるようになる、という大きすぎる目標を掲げて勉強を続けています。
超弦理論は理系の中でも大学院生になってからやっと取り組めるような内容。大学学部レベルの数学・物理を復習している現在、まだ序の口の序の口。
超弦理論の勉強を進めるにあたっては、とね日記さんのこちらの記事が非常に参考にはなります。
全く大学レベルの知識がないことを想定された選書のため、100冊。これでも削られているとのことですが。
ここに書いてあるような分野を愚直に勉強していってもいいのですが、数学や物理の基礎から勉強を始めるのはとても骨が折れる。
私には時間はあれど、気力が保てる自信がないため、これに加えてマイルールを作りました。
毎日arXivの新着論文を眺める。
意味が全く分からなくても、とりあえず一覧を眺める。もちろん気になったものについては目を通してみる。
これはパラシュート勉強法の一環でもあります。
パラシュート勉強法についてはこちらから。
一般向けの超弦理論の解説書(新書など)を読む
何冊か読んでいるので同じような内容にも出会うのですが、超弦理論はそもそもが難しいため、一般向けでもやや理解が難しい。同じ箇所についていろんな本を読むことによって、多角的に理解できるようになってきました。
数学・物理についての寄り道も歓迎する
パラシュート勉強法のようにトップダウンで勉強をしていると無駄が少ないのですが、数学・物理の基礎からボトムアップで勉強していると、直接的には使わないような分野にも立ち寄ってしまいます。
そのような内容に対しても、使わないから、と切り捨てるのではなく(というか、使わないかどうかの判断はできない…)丁寧に勉強していきます。
もし途中で興味が逸れても、それはそれで歓迎して枝葉の知識も深めていきたいと思っています。
長いスパンで考える
資格取得などのような短い勉強だとは思っていないので、長い目で見て楽しみながら勉強していこうと思います。
今のところ楽しめているのですが、並走してくれる人と出会えたらいいな、と思っているので、同じような分野に興味を持っている独習者の方、ぜひ仲良くしてください。
にゃん