【名著をゆる〜く解説】悩みを解消してくれる思考『10−10−10』
▼音声を聴きながら読むと、理解しやすいかも
今日はスージーウェルチさんの著書、「10−10−10」を解説していきます。
この考えをするとダメな習慣とか、例えば間食をしちゃうとかね、エロサイトを何時間でも観ちゃうとか、そうゆう習慣を直すこともできます。
あとは勉強や読書なんかの習慣づけもできるようになります。
早速この思考法をお話しすると、悩んだときにこう考えるんですよ。
今これをしたら
10分後どうなっているのかな
10ヶ月後どうなるのかな
10年後どんな人生になっているのかな
って考えるんですよ。
これだけです、この本に載っているのは。
この思考を日常に置き換えるとわかるんですけど
「夜中にラーメンが食べたい」と思ったら考えてください。
今ラーメンを食べたらどうなるのかな
10分後、お腹がいっぱいになって満足している。それでいて胸焼けをしないようにしばらく起きているだろうな。
10ヶ月後、未だに夜中にものを食べる習慣がついていて、体型も変わってきたな。お腹も出ているし、ダイエットしたいけど、お腹が空いたらついつい手を伸ばしてしまう。
10年後、体型も変わり、体臭も臭くなった。さらに糖尿病の一歩手前まで来ていて、医者には「食生活を改めないと、糖尿病になりますよ。糖尿病になったらもう治らないですよ」と言われている。あの時、なんで夜中のラーメンなんて食べたんだろう。あの時やめておけばよかったな、と後悔している。
っていう感じで、考えるんですよ。
そうすると、夜中のラーメンをやめられるんですね。
これって良いことを習慣化するときにも使えて、
「勉強を毎日の習慣化したい」と思ったら、
「もし毎日勉強をしなかったら、どうなるんだろう」と考えるんですよ。
10分後、いつも通り勉強しなかったから、観たい動画が観れて、面白かった。勉強は休みの日から始めようと思ってる。
10ヶ月後、いまだに勉強をしていない。ヤバい。そろそろ焦りも出てきたけど、忙しくてやる時間がない。今日仕事から帰ったらやってみよう。
10年後、勉強をしてこなかったせいで、新しいことがわからない。自分の経験してきたことで話しても、頭のいい人たちとは話が合わない。今から急いで勉強しているが、遅すぎた。なんでもっと早く勉強しなかったんだろう。なんであのとき勉強しなかったんだろう。
って思ったら、いますぐできるでしょ。
人間ってね、失うことが何よりも怖いんですよ。
「これをしなかったら何か大切なものを失う」って思うと行動に移せるんですよ。
だから、本気で悩んでください。
この10分後、10ヶ月後、10年後どうなるのか、っていう思考を、ガチで悩んでください。
人って思考だけなら、未来に行けるので、10年後の未来に行って本気で悩んできてください。
30分とか1時間とかかかっても良いです。
悩んで、悩んで、悩んで、現代に戻ってくるんですよ。
そしたら、すぐに動けるでしょ。
これ「好きな人に告白できない人」とかも同じようにすると良いですよ。
好きな人がいるけど告白する勇気が出ない、どうしよう。
10分後、やっぱり告白する勇気がない。今の関係を壊したくないから、このままでいよう。
10ヶ月後、彼に彼女ができた、今日も彼女と一緒に手を繋いで一緒に帰っているみたい。一緒にいるのが私だったらな。
10年後、彼は結婚して子供もいる。すごく幸せに暮らしている。私は未だに彼のことを引きずって、独身でいる。もう歳だし、全然男にも相手にされないし、近づいてくるのは変なのばっかり。なんであのとき勇気出して告白しなかったんだろう。
って思うと、告白できるでしょ。
誰かにとられると思うと、告白できるんですよ。
告白に関してはもっと手っ取り早い方法があって、
例えば、職場に好きな人がいたら、その人が職場にいる別の女とイチャイチャして、リアルにやっているところを想像してください。
どうですか?嫌な気持ちになりました?
じゃあ、やるべきことはなんですか?
そうしたくないなら、告白するだけですよね。
取れるとか、失うと思うと、人は行動する勇気が持てるんですよ。
だから未来にいって本気で悩むっていうのが、この10−10−10です。
注意点があるとしたら、良いことは想像しないでね、ってことです。
例えば、勉強をしたらどうなるのかな
10分後、勉強したから頭がスッキリしている。
10ヶ月後、勉強続けたおかげで、いろんな仕事ができるようになって、周りから頼られる存在になってモテモテだ。
10年後、今では役職もついて、人から頼られる存在だ。さらに勉強してきた知識を使って、事業を起こそうとしている。あのとき勉強をしていてよかった。
みたいに考えたとしたら、ちょっと満足しちゃうでしょ。
人間の脳って単純だから、想像だけでも上手くいった気がすると、満足して行動に移さなくなるので、考えるときは、失ったものを想像して、未来に旅立ってください。
これが「10−10−10」の本の全てです。
今回の放送で、話が理解できた人は、もうこの本を読む必要はありません、とか言ったら怒られるかな。
この本の序盤で、この思考法の使いかたが書いてあって、あとは実例がずらずら載っているのがこの本なんですよ。
だからその例が、観たい人は観てみてください。
▼YouTubeではこんな動画もあるよ
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