ミャンマーを知りたくて ②国境の街へ
今日は昼に出発する国内線で国境沿いまで向かいます。
ということは~~
朝ごはんはタイの美味しいものを食べにいく時間があるってこと~!
ホテルのすぐ近くにミシュランビブグルマンをとっているタイヌードルのお店があることをリサーチ済み。
朝の風を感じながら行ってみよう!
お店の外にはウーバー的な、配達のバイクがずらり
すぐそばに2号店、3号店もある大人気店、ルンルアンさん。
20~30席くらいかな?そんなに広くはない。店内、というかほとんど外。
メニューはこんなかんじ・・・。日本語もあってありがたい!
スープと麺と具を選んで、カスタマイズする。
透明スープの太麺の、具はミックスにしてみました。
リュウガンジュースなるものを頼んでみる。ライチに似た果物で、東南アジアではよく食べられているみたい。
頼んですぐきました!いいにおい・・・
こ~れ~は~!
毎朝ご飯ここに決定~~~!!!
コクがあるダシがしっかり効いた塩味スープ、
里芋みたいなのは魚のすり身なんですが、これもプルプルでおいしい!
内臓系も全く臭みがない!
仕事が全部丁寧ですばらしい~~~
タイ料理やさんによくあるこの薬味たちを使うと、また味変でさわやかになったりスパイシーになったり
朝ごはんに量もちょうどいいし、リーズナブル!
(Mサイズで300円いかないくらい)
スープ美味しすぎて飲み干してしまいました。
そりゃミシュランさんも選び続けますわね
またバンコクに帰ってきたらここで食べる!
一度ホテルに戻って荷物をまとめ、国内線の出るドンムアン空港に向かいます。
ここでアクシデント
キャリーケースにカギを差し込んだまま、えいや!と蓋を閉めたところ
パキッ!
!?
鍵が中に入ったままおれた~~~~~~!
えぇ~もう出ないといけないのに!
折れた鍵が取り出せない。どうするべか・・・。
鍵が入りっぱなしなので、指でこの部分を押して回せば開け閉めはできる。
とりあえずいくか!
開かなくなるのが怖いのでとりあえずカギは閉めず、不安を抱えたまま空港に向かう。
道中も気になって、Google先生に「鍵 入れたまま折れた」など聞いてみる。
私と同じような不運な人いた!!
「ピンセットで取り出しました~」
ピンセットなんて持ってな・・・・、いや、ポーチに毛抜きがある!!!
ぬ、抜けた~~~
なんとか荷物預け前に危機を脱す。
カギは予備があるのでこれで解決。よかった~
渋滞を気にして早めに出たら出発3時間ほど前に空港についたため、ドンムアンも散策。
お昼もここで食べていきます。
ここで恒例、海外マック価格調査・・・。
マックでいいかなお昼、と思いきや、けっこうなお値段がする!
このとき1バーツ4円弱、なのでビッグマックが単品660円くらい。
今日本の価格調べてみたら、480円~となっていたので、タイの方が断然高い。
セットメニューにすると、安くても1100円くらいで、衝撃で一度保留。
隣のバーガーキングをチラリ。
日本では見かけないライスメニュー、125バーツ!(500円弱)、ヘルシーそうだしこっちにしよう!
撮影の練習で撮っていた動画がございましたので
顔食リポ失礼します
完全に油断していた!このソースが辛すぎてびっくり。
HOT!DANGER!みたいな表示なしで出していいものじゃないよこれ
唇が痛くて慌ててふき取ったけど、しばらくダメージが
お肉が薄くてご飯の量も少なかったので、ちょっと残念でしたが、
食べ過ぎたくもないのでちょうどよかったかも。
こちらは、アメリカンな名前ですがタイで人気の大手カフェらしい。
ドンムアン空港はそれほど大きくないので、何往復かして時間をつぶし、
いよいよ国境の街、ターク県メーソートへ!
フライト時間は50分ほど。
メーソートへ
バンコクの近代的なビル群とは全く違う、山や森が見える
空港から降りると、現地で図書館運営などに携わっているスタッフさんが迎えに来てくれました。
みなさん、ミャンマーのカレン語やビルマ語と、タイ語と英語が大体できる、すごい。
同じミャンマーの中でも、全く言葉が違うこともあるんだそうです。
カレン語とビルマ語はどれくらい違うの?と聞いてみたら、
トータリーディファレント!全く違う!と返ってきました。関西弁と関東の言葉、くらいではないようです。
ここでは必要に迫られて色んな言葉を使わないといけないから、自然とできるようになるのよ、とのことです。
一つの言語しかできなくても生活できる私の国って平和だな・・・
まずはさっそく、国境を見に行くことに。
手前側が私のいるタイ。
川を渡ったらそこはもうミャンマーです。
川沿いに見える建物は有名なレストランだそうですが、爆破事件があったそうで今はやっていない様子
奥に見えるのはタイに向かってかかっている橋。
車や徒歩でミャンマーとタイを行き来できる重要な橋です。
タイに入国するための審査場に繋がっています。
昔はボートなどでも行き来できるような関係だったようだし、
タイから日帰りミャンマー入国ツアーもあったようなのですが、今は禁止。
川沿いにはカミソリのついたワイヤーが置かれ、入国を制限されている様子がわかります。
こんなに近いのにすごく遠い、とミャンマー側を見つめていると
「あ、ちょっと、撮影やめて!」
慌ててカメラを下げると、銃を持ったタイの軍の人が
銃を向けられたわけではないのですが、何をしているのか、ここにはあまり立ち入るなと、現地スタッフの人に伝えている様子。
やはり緊張状態です。
足早に川沿いから離れ、次は国境ギリギリ市場に向かいます。
ここは食材よりも、電化製品とか、おもちゃや雑貨、衣類が多かったです。
あと装飾品!
ミャンマーは、さまざまな宝石がとれます。
特に有名なのはルビー!
モゴック産ルビーといえば石好き界隈(私)はだいたいわかる。
燃えるような妖艶な赤色、誰もが目を奪われる一級品です。
また、ヒスイの産地でもあり、こんな感じでジュエリー?アクセサリー?がたくさん売られている。
気になったけど、本物かどうかわからないし値段もわからなければお金もないので見るだけにしておきました。
そして、よく目につくこちら
この辺りでは顔にベージュの砂のようなものを塗った女性をよく見かけるのですが、
それはこのタナカという木をすりつぶしたもの。
日焼け止めや、肌を整えたり、ファンデーションの役割もしたりするんだとか。
試しに手に塗ってもらったけど、確かにスベスベになるような。
このタナカを顔に塗っている方はほぼミャンマー人だそうです。
となると、この市場で見る女性はみんな顔に塗っていたので、ここはタイ側だけどミャンマー人がほとんどな様子。
そして外に出ると、また違う市場が・・・。
柵があって(カミソリワイヤーも)、そこを挟んで品物のやり取りをしているのわかりますか?
ここ、店(左)側がミャンマーで、客(右)側がタイという場所にあるんです。
ミャンマーの人はタイ側にいる人に品物を売って稼げるし、
タイ側の人はミャンマーのものを安く買えるというメリットがあるみたい。
タイは今タバコが強く規制されているのですが
(「タイ タバコ」で調べるとかなりショッキングな包装が出てきます。閲覧自己責任でどうぞ。)
ここなら外国のタバコも買えるという。
タイ、大麻はいいのに・・・。
隣国が地続きじゃない日本ではそもそもありえない光景、自由に商売ができる国同士でも見られない光景ですね
また少し場所を移動して別の市場にも行ってみました。
ここはまさに市場~という感じ。
目立ったのは干し魚!戻して料理につかったり、そのままスルメのようにあぶって食べたりするそうです。
あと串刺しして焼いてある大きなカエルとか、大きなお皿にこんもりと山積みにされたタガメとか・・・!(写真あるけど苦情が来そうでやめました)。
どうやって食べるのか聞くの忘れちゃったな。知っている人がいたら教えてください。
ワイワイガヤガヤにぎわっていてとっても楽しかったです。
そしてここで、スタッフさんのお知り合いのお店でお手洗いを借りることに。
カレンの民族衣装やバッグなどのアパレルショップ。
靴を脱いで入る。
ごめんなさいとても失礼な話なのですが、ここに限らず海外のイメージとして、トイレが汚いことはある程度覚悟していったのですが・・・
とっても清潔。
お店の中もしっかりと掃除がされていてきれい。
靴を脱いで歩いても全く気にならない。
「確かにミャンマー人は、真面目できれい好きな人は多いかも。」
というお話でした。
一気に親近感。
さて、夕飯はこの辺りの名産、エビを食べられるレストランに伺い、
ビールでチャージ
明日の難民キャンプ入りに備えます!