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番外編 桜井の兄貴に会ってきた


2024年9月26日。
約半年首を長ーーーーくして待っていた日。
そう今日は、大好きなMr.ChildrenのLiveの日。

22年の『半世紀のエントランス』以来の参戦。23年にリリースされたアルバム『miss you』を引き下げてのアリーナツアーというところ。

愛を込めて兄貴と呼ばせていただく。
兄貴と出会ったのは約20年前。
好きな曲はありすぎる。その時の自分の置かれている環境で変わるが、嫌いになった事は一度もない。CDはもちろんコンプしている。兄貴のバンド歴=人生なので余計に感情移入してしまうのだ。

掴みどころのないアルバム

今回の『miss you』のファーストインプレッションは、「???」だった。homeの時に感じた感覚に近い。メガヒット曲はなく、兄貴のワールド全開。『ケ』の大切さを歌ったのんびりした曲ばかり。正直そんな印象のアルバムのツアーなので、当初の期待値は高くなかった。

常時接続と『miss you』

ネタバレになるのはセットリストは割愛するが、ツアーに参加して兄貴が伝えたい事に辿り着いた気がする。「miss you」は和訳すると「会えなくて寂しい」最初は兄貴が全然アルバム出さないから会えなくて寂しがってるのかと思った。

実際は違った。
兄貴が伝えたかったのは、「実はみんな寂しく い気持ちをどこかに抱えて生きているでしょう?」という事に感じた。

スマホが普及し、SNSでいつでも誰とでも連絡が取れる、世界で起こっていることを知れる世界。
そんな「常時接続」の時代において、僕らはどこか孤独を感じていないかい?と兄貴は言いたげだった。だけどそんな世界を変える事はできない。かと言って憂いていてもしょうがない。SNSが提示するキラキラした日常なんてないけれど、目の前の事や人を大事にしていこうぜ!兄貴は魅力的なファルセットを使いながら、そんなこと歌っていた。

優しい歌 忘れていた
誰かのために小さな火をくべるような
愛する喜びに満ちあふれた歌

優しい歌より

これ以上かくとネタバレになる。
現場からお伝えしましたー!