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音声合成ソフトで動画を量産した激動の1か月を振り返り

2022/08/07 早朝01:00頃
初投稿となる朗読動画をYouTubeとニコニコ動画にアップしました。

ざっと見れば分かるのですが、この時は字幕の操作もままなりません
かろうじて左寄せになっているものの、
字幕が右に行ったり左に行ったり、せわしなく幅が変わっています。


こんな状態の私ですが、ここ1か月動画投稿を続けてきました。

作業環境

使用してきたのは一貫して以下の通りです。
音声合成ソフト:VOICEVOX
動画編集:DaVinciResolve18
画像編集:Canva(サムネ用や背景作成用)
立ち絵:主にニコニコ静画

本投稿サムネイルの立ち絵も、
坂本アヒル様のずんだもんをお借りしております。


Canvaだけ有償プランを使用していますが、
それ以外はどれも無料で利用できる環境です。
特にVOICEVOXは今回の動画投稿のきっかけになったもので、
以前購入して即挫折した他の有償ソフトよりも直感的に使うことができました

1.何を作ってきたか

最初は朗読動画をメインに作る予定でしたが、
「慣れるためには数をこなすのが一番良い」
という脳筋理論でショート動画を大量に作り始めました。

幸い、VOICEVOXには様々な声とキャラクターが用意されています。
キャラクター性に富んでいるのでネタには困りませんでした。

・・・嘘です。

何をとち狂ったのか、
「数をこなすには毎日投稿だろう」
「おはようボイスを作ってみよう」
「おはようがあるなら、おやすみもあるだろう」
と、8/7~13までの1週間は1日2本製作していました。
早々にネタに困るようになりました。

VOICEVOXじゃなきゃ死んでた。
この大量生産で動画編集ソフトにはそこそこ慣れてきました。
アニメーションを使わないのであれば、
初投稿時には出来なかった字幕の位置固定とかも可能になりました。

1週間経って辞めたのは、
台詞を考えるのが辛くなってきたのもありますが、このぐらいの簡単な動画だったら、動画編集ソフトでの新たな発見は無さそうだなと思ったからです。
(実際はやりようによって大量に気づきはあったはずですが、この段階では具体的に何が得られるか分からない状態でした)


アニメーションを付けてキャラクターを動かしたり、場面を切り替えるようなシーンが発生しないので、一旦ここで打ち切ることに。

2.はじめて再生数が伸びた動画

また、初投稿のちょっと前にリリースされた「ささやきボイス」が気になってしまいASMRを作ってみたりもしていました。

この制作過程で、動画編集ソフトの使い方がちょっと分かってきました。
音声を左右のどちらかだけから流してみたり。

これがニコニコ動画では2,000再生を超えたこともあり、
モチベーションアップに繋がりました。


正直なところ、朗読動画は時間がかかるわりに再生数自体はあまり伸びず「まぁこんなもんか」という気持ちがどこかにありました。

最初は ”何を作るか” で悩んでいたので朗読は良いとっかかりでした。
私のユーザー名(Dokuro、読朗)の由来にもなっています。

ただ、最初はVOICEVOXで遊べれば伸びなくても良い程度のノリだったんですが、何かを作る以上は誰かに見てほしいという気持ちぶっちゃけあるなと思いました。

2本目の投稿で思いのほか見てもらったことで、
自分も承認欲求はあるんだなー……と自覚しました。

というか、よく考えれば
承認欲求が強いか収益化目的じゃなければ
投稿せずに作った時点で満足してるはずなんですよね。

3.目パチ・口パクの導入

ここらでもっと凝りたいなーと思い始めて導入を検討しました。
おそらく多くの投稿者が挫折してきたポイントだと思います。

以前有償ソフトを購入した際は、
いきなりこれに挑戦しようとして挫折しました。


調声・動画編集・サムネ作成・目パチ口パク対応…。
一度に多くをやろうとして失敗したんですね。

今回は、
朗読動画で調声を学び
毎日投稿で字幕操作を学び
ASMR動画で音声編集を学び
自然と目パチ口パク以外の部分に慣れてきたので、
それでも何度か失敗したものの最終的には対応できました。

多くの人はYMM4やAviutl などを使っています。
私のように音声合成ソフトの動画制作用にDaVinciResolveを使っている人は少ないと思っていたのですが…

さすがネットの海は広いもので、
なんと専用ツールまで作っている方がいました。

こちらの動画を何度も見返し、
コメントで質問したりして、
ようやく目パチ・口パクにたどり着きました。

いきなりの質問にもかかわらず早期に回答を頂けました。
てきと様、本当にありがとうございました。

YMM4 で失敗していた私にとって、DaVinciResolveは最後の砦でした。
YMM4を否定するわけではないのですが、DaVinciResolveはUIがめちゃんこカッコよかったので編集が苦にならないというのが大きかったです。
処理が重いので手持ちのノートPCで作業できないのが唯一の欠点です。

4.ショート動画のターン!

8/24から毎日「きょうのずんだもん」を投稿し始めました。
多分、動画生成数43件のうち殆どが初期の1日2投稿と「きょうのずんだもん」の動画ですね。
仕事が忙しくてもギリギリなんとか継続できるラインでやっています。

やっていて思ったのですが、YouTubeのShortsはサムネの仕様が地味に気になります。

ニコニコ動画だと任意のタイミングの画面をサムネに設定できるのに対して、YouTubeだといくつかのサジェストされたシーンからしか設定できないようです。
通常の5分以上あるような動画ならちゃんとサムネイル画像まで用意するのですが、Shortsだと毎回作るのは手間なのでニコニコ動画の方が仕様としては嬉しいです。

とはいえニコニコ動画がShortsのイメージがあまり無いので、投稿してもいかがなものかなぁという気持ちもあります。
1週間とかでまとめて総集編を投稿する感じがいいかなー、などと考えたりはしています。

5.今後の投稿

基本的には3媒体での動画投稿を継続していこうと思います。

YouTube

通常の動画投稿
きょうのずんだもん

ニコニコ動画

通常の動画投稿
コッショリ(R指定動画)
きょうのずんだもん総集編(予定)
ニコニコ向けのネタ要素が多い動画

Twitter

雑多な動画投稿
作業進捗の動画や画像

あれ?
改めて書き出してみるとニコニコ動画に寄っていますね。
動画投稿っていまどきYouTubeが主戦場なのでは?

ニコニコ動画と共に育った世代だからなのか、
YouTubeだとBANされそうな内容でも投稿しやすいからか、
何故かニコニコ動画の引力が強い感じがします。

どこに投稿するのか、等は基本Twitterで告知するので
よければTwitterだけでもフォローいただけると嬉しいです(露骨)

最後に、VOICEVOXの開発者であり
VOICEVOX関連ツイートに秒速でいいねをくれるヒホさんと
いつも立ち絵でお世話になっているクリエイターの皆様
拙い動画を見ていただいた皆様に感謝申し上げます。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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