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2024年 English Schools’ Orchestra @ Cadogan Hall

今年度1学期の中休み中(ハーフターム)に学習児がオーケストラの合宿に参加し、最終日には由緒正しい Cadogan Hall でコンサートに出場しました。4泊5日の合宿です

English Schools’ Orchestra は毎年この時期に合宿をやっていて、参加できるのは13歳から18歳となっていますが、学習児はまだ12歳

うちの子は誕生日が学年末に近いのでまだ12歳なんですが、今学年中には13歳になるのでいいんじゃないでしょうかとダメ元で問い合わせたら、音楽の先生の推薦があれば大歓迎ということで、本人もやる気を出したので毒親も喜んでやらせました😂

案の定、学習児は最年少でしたが、もう1人12歳児の参加者(ヴァイオリン)がいました(誕生日が1か月違いで、僅差で学習児が最年少😂)。毒親は私だけではなかったようです😂

参加の条件にオーディションはなく、自分の能力については自己申告でしたが、通っている学校の音楽主任か個人レッスンを受けている先生の推薦が求められました(学習児が通う公立学校の音楽教育はアレなので、個人レッスンのチェロの先生に一筆書いてもらいました)

オットはこの合宿は学習児にはレベルが高すぎるのではないかと心配し、あまり学習児に無理させるのはどうかと私の毒親ぶりに水をさしてきたのですが、学習児は「あなたたちは私にこれができないと思っているのか」と不信感を示したので、本人がやりたがっているにのにやらせないのはよくないよね、ということでオットにも納得してもらいました😂

合宿初日の翌日に「音楽のレベルに関しては自分の能力でイケる」と学習児からは自信に満ちたメッセージが送られてきたので私はとても安心し、その次の日には「指揮者が厳しくてファーストヴァイオリンがしごかれていた」と送られてきたので、これは生っちょろいやつじゃなくていいね👍と嬉しくなり、最終日のコンサートが楽しみで仕方なくなってきました😂

コンサートの会場は大都会Lドンにある Cadogan Hall 

Cadogan Hall

これは Royal Philharmonic Orchestra の練習会場で、こじんまりしていますが大物音楽家がコンサートで使うホールですし、なんか上流階級の方が多くて、私たちがウロチョロするのはモロ場違いでした😂

(某国ってやっぱり階級社会なんだと実感😂)

コンサートのプログラムは、目玉がブルックナーの誕生200年を記念して交響曲7番(長い😂)

Richard Wagner: Overture from Die Meistersinger von Nürnberg
Edward Gregson: Tuba Concerto
Anton Bruckner: Symphony no. 7 in E Major

でもコンサートの最初から最後まで退屈だと感じることなど一瞬もなく、こんな難しくて量もただならないものを学習児が自信を持って弾いているのが信じられないと同時に誇らしいのです(出た毒親😂)

失敗したのが座席の場所取りで、学習児がほとんど見えなかった😂次はよく考えて上手くやろうと思います😂

客席には John Major(元某国首相)と Ben Kingsley(俳優)がいたそうです😱

素晴らしい体験でしたが、唯一残念だったこと

学習児のデスクパートナーが学習児の楽器をチープだとバカにしたり(まだ3/4の分数楽器ですがなにか🤔)、自分のチェロは全部ラーセンの弦(オレンジと黒の縞々のやつ)を張ってあるけど学習児のはショボいとか(オーロラ張ってますがなにか🤔)

宿泊先でもなにかと「13歳未満はダメ」と仲間はずれにしてきたそう

しかし学習児は昨年度の secondary school デビューでたいへん苦しい時期を乗り越えた経験から、こういうことは不愉快だけれど相手を変えようとしないで自分で気を紛らわせるという考え方で乗り切れました✨大人〜😂

この人以外はみんな優しくて尊敬に値する人たちだったそうです💕

だから来年もまたやりたいそうです✨

学習児がオーケストラを楽しめるようになってほしいと思ってはいたけれど、すでにこのレベルで弾けるのならどの youth orchestra に行ってもついていけるだろうし、大学や大人のアマチュアオーケストラに行っても本業をがんばりながらも趣味としての音楽にあまり時間を取られすぎずにやっていけますね

これから毒親がすべきことは、どうしたらやめないでいてくれるかを第一に考え、余計な口出しは我慢しつつも気づかれないように水面下で洗脳活動を続けて行くことです😂

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