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親になってはダメな毒親7・始めてもらった通知表・・・オール1だった。

小学校入学!!

「ここまで大きくなって!」と感慨深く子供を見つめる親!
子供も小学校へ行ったら何人友だちが出来るんだろう!
勉強楽しみだなぁ~と夢を膨らませて、
ランドセルを背負う日を心待ちにしてこの日を待ち望む・・・
これが普通の親子だというのを知ったのは随分後になってだ!!

ひらがなはお母さんから読み聞かせてくれた絵本などから自然と興味を持ち
知らないうちに覚え、小学校入学時には自分の名前は書けるようになるもの・・・

しかし、私は、外国生活で日本語は不十分のな上、
絵本に親しむことのない私はひらがなの存在すら知らなかった!

小学校入学前には・とやっと重い腰を上げた母は焦った!
イヤイヤながら仕方なく教え・・覚えが悪かった私にヒステリーを起こし
ますますひらがなが嫌いになる私・・・

話しかけやスキンシップも全くないまま、小学校入学を祝う訳でもなく
入学式に参加して学校へ通うようになった

同じ年の同級生は皆おとなしく、椅子に座って先生のお話を聞いていたが、
私も同じ姿勢でいながらも先生の話が全然わからなかった!!

先生は私を見て 何やら話していた!
怖い顔をしていた!
私に先生は怒っているだという事だけはわかったが、何を話しているのかわからなかった。

先生は私を「厄介な重荷を背負ってしまった」と思ったようで、
何かと私を𠮟りつけて標的にされた

同級生からバカと言われた。
だんだん、言葉が理解できるようになった!
理解できた言葉は「アメリカ人!さっさとアメリカへ帰れ!」
戦争に負けたのはアメリカのせいだと「非国民」と言われた。


父は何かと私を心配した様だった。

アメリカにいた頃は健康そうに真っ黒になって草原を走り回って現地の子供と遊んでいた私。ネイティブな英語を話しながら・・・

母国日本に戻り、気候、風習、食事が全く合わずご飯が食べられなくなり
病気がちになり、青白い痩せてくらい表情になり・・・

その時、私に自信をつけさせたいと習わせてくれたのが
バイオリン!!

鈴木メソッドバイオリン教室に通うようになった!
夏休みに林間学校へに行った!
楽しかったのが今も覚えている

本当だったら嫌でたまらない学校と家!
心のどこかではきっと何か良い事がある!と信じていた私がいた!

そして夏休みの前に貰った初めての通信簿
オール1だった!!

そこから両親からの暴言暴力が本格的に始まった!!

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