入院・介護・死に支度も金次第
元連合いが入院したと元連合いの妹から連絡がきたのは10月末。しかも癌末期で余命1〜3ヶ月。その3ヶ月目の12月も今日で終わる。
30年ぶりに会う子である娘のうち大阪に住んでるが故に面倒を見る役にならざるを得なくなった私と同居の長女。
全く貯金がない年金生活の父親の入院治療費自己負担分の他に、相部屋でベッド差額料なくても、テレビカード代・ティッシュ代などの日用品、オムツ代や病衣などのリネンレンタル料など実費負担、そして死亡後の後始末代と、金銭的悩みが娘にのしかかった。
叔母からもらった20万円と父親の年金で賄えるのか?かなりの難題である。賄えなかったら30年ぶりで会った娘に金銭的負担が降りかかる。
娘もシングルで子育てを卒業していないしお金に余裕はない。
あれ買ってきてこれ買ってきてなど、なんかあると娘に電話をよこす元連合い。30年ほっといて、どこまで甘えるねん!移動に1時間以上かかる病院への往復交通費もバカにならんのやでと私は憤る。
余命期間が延びるほど娘の負担は増えていく。
このことから、私はできるだけ娘の世話にならず逝きたい、せめてお金の面では苦労させたくないと更に強く思った。
遺骨処理などお金をかけないあと終いの仕方をエンディングノートにまとめ直し、私の貯金が銀行で凍結されても、当面対応できるようにとりあえずすぐに必要になるだろうお金を現金で手元に用意した。
そして、娘が今背負っている負担分を少しでも支援すべく、病院への交通費としてこないだ娘の口座に諭吉さんを振り込んだ。
元連合いの支援は絶対しないし、するいわれもない。
でも、私にできる限界はあるが娘が困っている時に娘への支援はいとわない。あくまでも娘への支援だ。
元連合いのことで私が改めて学んだのは、自分の死に支度はしっかりできるだけ整えておくこと。
これまでより年金節約して死に支度金を増やさなくちゃ。どない言うてもお金がないとどうにもならないのは現実だ。
次に、この世を去る時、いかに生きていた形跡を最小限にしておくかも大事だなと思う。ミニマリストを極めなくちゃ。
遺品処理はどうしても娘たちの手を借りることになってしまう。遺されても処分に困るものから片付けていこう。
新年最初に取り組む終活作業は、エンディングノートに記載している遺らざるを得ない物の処分方法の編集をすることと写真を処分しようと先程決めた。
そうそう、出来るだけ長く自分のことは自分でできる、特に立つ歩く排泄の力を維持しなくちゃね。これも重要課題だ。
この記事のタイトルと本文冒頭に書いたが、
#入院・介護・死に支度も金次第
私の2023年のまとめです。
もしサポートしてもろたら脳内活性化認知症予防対策に使わせていただきます。 (コンビニスイーツと珈琲代)