はじめまして。毒姉LABOと申します。 40代半ばの男で、自営業、一人暮らしです。 私には、不仲の強迫性障害の姉がいて、20代前半から無職、父親のすねかじりで生活しています。 発症も20代前半からで、他者巻き込み型の不潔恐怖症タイプ。 2年前に結婚しましたが、現在も旦那ではなく、父親に養ってもらいながら生活しています。 現在の彼女の症状は以前ほど強くありませんが、まだまだ問題山積み。 このブログでは、そんな姉の症状のこと、姉に振り回される両親の様子、私の姉絡みの将来の不
昔、新潟少女監禁事件というのがあったのをご存知だろうか。 この事件の犯人が、不潔恐怖症であるようだ。 症状でトイレが使えないとのこと。 おそらく、当人とってはトイレが汚いという感覚が強く、その空間に身を置きたくないのだろう。 では、排泄はどこで行うのか? なんと、自分の部屋でビニール袋を使って行っていたそうだ。 これを聞くと「そんなの汚いじゃん。潔癖性なのに何故?」 と、疑問を抱くだろう。 でもそれが不潔恐怖の特長だ。 いわゆる潔癖性やキレイ好きとは違い、特定の対
もしベーシックインカム(以下BI)が導入されれば、 メンタル疾患の人はいくらか生きやすくなるのではないか? 私はメンタル疾患というほどではないが、人付き合いで苦労しやすいので、BIの実現を願う一人である。 発達障害やメンタル疾患の方の中には、週5、6日、1日8時間以上という一般的な労働が困難な人もいる。 労働時間が減れば給料も下がる。 でも、BIが補ってくれれば、困窮しない程度には生きていけると思う。 BIの適正額も色々と議論されているようだが、7~8万円程度が妥当
ある人が、「不潔恐怖は、ますます不潔になる」と言っていた。 ホントその通りだと思う。 姉のような不潔恐怖症の人間にとって、強迫行為というのは、莫大なエネルギーを消費するからだ。 姉の場合、入浴することがつらいので、毎日入浴できない。 と言っても、最近は調子が良いようなので入浴頻度が多いらしいが… 以前は、周一で入浴できればいいほうだった。 ひどいときは、1ヶ月ぐらい入浴できないことがある。 多くの人は、「そんなに何週間も風呂に入らないのは不潔だ」と思うだろう。
この記事で紹介する内容は、重度の強迫確認には通用しないと思う。 それと根本的な解決策にもならない。 そのことを前提にお読み頂きたい。 私もそうなのだが、強迫性障害まではいかなくても、戸締りをしたか、ガスの元栓を締めたかどうか等、自分の記憶に自信が持てなくなることがよくある。 そんな方に試して頂きたい対処法がある。 それは、「普段と違うやり方で行う」ということ。 例えば、 ガスコンロのレバーを、普段は右手で締めているのなら左手で締める。 戸締りの際、身体を後ろ向きにし
精神疾患の兄弟姉妹を持つ方は、親が死んだら自分が面倒を見ないといけないと思っていないだろうか。 勿論、兄弟姉妹との関係が良好で、経済的、時間的にも余裕があり、本心からサポートしたいと思うのであれば、そうすれば良いと思う。 私の場合は、何が何でも姉の面倒は見ない。 姉のことを超絶憎んでいるからだ。 なぜ憎んでいるかは今後別の記事に書きたい。 一応、法的には兄弟姉妹の扶養義務はあるようだが、扶養しなかったとしても、罰せられることはないとのこと。 それと、当人が生活保護を申
前回からの続き 姉はうつで入浴できなくなると、イライラし始める。 そして、その怒りの矛先は母になる。 幼少期に母から言われて傷ついたこと等を持ち出し、自分がいかに母親の愛情を受けずに育ったかを攻撃口調で延々と話す。 母に暴力をふるうことはあまりなかったが、 食器を次々と割る。 母が作った料理をメチャクチャにする。 建物の共用部分の備品を破壊する。 ということはよくあった。 しかも、絶対に後始末は自分でせず、両親にやらせていた。 続く
前提として、私は姉と同居していないので、症状の詳細を把握しているわけではない。 両親から聞いた情報をもとに書いており、私の憶測も入っているので悪しからず。 不潔恐怖の症状は様々なタイプがある。 姉の場合も色んな症状があり、例えば、 手洗いに時間がかかり、回数も多い。 洗濯を1日に何度もする など典型的なものもあるが、特に強いのは、「風呂に入るのが辛い」というもの。 ただ、湯船に浸かる時間や身体の洗浄時間が異常に長いというタイプではない。 姉にとって風呂に入るという行
不潔恐怖症は、次の二つに分類されることがある。 自己完結型 他者巻き込み型 どちらも、当人にとってはかなり辛いことだが、後者のほうは、周りの人間も相当苦しめる。 姉の場合は「他者巻き込み型」である。 私は姉と同居しているわけではないので、彼女の強迫行為に巻き込まれることは少ないが、両親、特に母(今年他界)が長年振り回されていた。 そんな姉の不潔恐怖の症状、巻き込みの様子は、別記事で書いていこうと思う。