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dok-s の映画日記その41「グリーン・インフェルノ」(2013)

「世界の料理ショー(アマゾン編)」
グリーンインフェルノBlu-ray

「おいしい料理があればこの世は天国」と往年の芳村真理に言われなくとも、この映画には数々のアマゾン特製料理がグラハムカーよろしく丁寧に調理され、紹介されます。

暴力的な森林伐採開発により、住むところを奪われつつあるアマゾンの原住民を守ろうとするも、敵と誤解をされて捕まった学生活動家たちが、アマゾンスペシャル料理の材料であります。

まず、目ん玉、およびタンで味見をしてからの丸焼きから、脱出失敗した子の肉(TATTOOあり)は家畜たちにも特別にお裾分けされ、家畜自ら屠殺した肉による特製ハーブ焼き、とれとれぴちぴち活き造り(ウォーキングデッド風味)まで。もうお腹いっぱい♪

ただし、主人公の心優しい美少女ジャスティンだけはどうも特別扱いされているみたいで、バージンは尊い、おまけに特技のフルートスキルが役に立ち原住民の少年に気に入られ、これはキリングフィールドの「ベンツNo.1」のオマージュか。
芸は身を助ける。

原住民に白塗りにされ割礼の危機にさらされながらも、脱出を謀るラストは納得の見応えあり!
彼女は本当に美しい。美人は地獄でも白塗りでも美人だ。

そう、こんな美少女ジャスティンは食べられるわけがない。可愛いは正義。
だけど、もしジャスティンがこのまま村に残っていたら。もしかしたら、村の女王にでもされるところだったのかしら。あと、アリで味付けされた彼、鬼畜リーダーのその後も気になります。どんな調理をされたのやら。。

そんなことをうっとり考えながら、往年の食人族を見事再現した本作に、血の滴るような赤ワインで乾杯。
(2020.6.4)

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