あんなつ

✎𓂃本と暮らし 書くことを仕事にしたい✍︎ 楽天room始めました୨୧ 紹介した本はそちらから購入できます𖢇

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noteを始めたきっかけの話

今回は私がnoteを始めたきっかけについて書いてみようと思います。 遡ること2ヶ月前（遡るほど経ってないですね笑） 私にはある悩みがありました。 こんなに本を読んでいるのに語彙力が落ちている気がする、、！ それもそのはず、少し前にも書きましたが会社を退職して以来、私は基本的に家で仕事なり家事なりをしていて人と話すタイミングが激減していました。 人って会話とか、口から言葉を出すという行為をしていないと話し方や言葉を忘れる生き物なんですね。 夫にも「話の脈絡がなくなった」とか

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    • 小説紹介⑨ ✎𓂃タルト・タタンの夢

      ▶︎白い皿の上で、アイスクリームは静かに溶けていく。まるで、魔法が解けるように。 #タルトタタンの夢　#近藤史恵　#東京創元社 商店街にある小さなフレンチレストラン。 シェフの三舟は客が持ち込む不可解な謎や小さな事件を鮮やかに解決していく。 絶品料理と共に語られるさまざまなミステリをぜひ堪能してください。 この作品は2021年に『シェフは名探偵』というタイトルでドラマ化しているんですね！出版社を調べていたら初めて知りました。そっちも見てみたいな。 シェフの事件解決の仕

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      • 自分にお金をかけなくなったら病んだ話

        数年前に当時勤めていた会社を退職しました。 結婚を機に、色々と考えて決めたことなので退職について特にマイナスな気持ちはなく、むしろ「しばらくダラダラできる！」なんて考えていました（笑） もともと引きこもるのが好きだし、グータラ人間だからそんな生活きっと幸せだと思っていたのに、2.3ヶ月もすると猛烈にソワソワし始めました。 「やることがないってこんなにストレスなの…？」 確かに働いている時も仕事がない時間って苦痛だったけれど、それは仕事だからだと思っていました。まさか家に

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        • 小説紹介⑧ ✎𓂃赤と青とエスキース

          ▶︎野暮ったくてもダサくても、つらくてもさびしくても、それが私たちの恋なら #赤と青とエスキース　#青山美智子　#PHP研究所 メルボルンの若手作家が描いた『エスキース』。 日本に渡ったこの絵画が紡ぐ二人の愛の物語。 連作短編で描かれる様々な愛の形に胸がぎゅっと掴まれる作品でした。 青山美智子さんは本当に連作短編を描くのが上手ですよね〜！ 読了後の幸福感は小説を読んでいると言うより現実にレイとブーがいて、二人を近くでずっと見ていたからこそ感じるような感覚でした。 レイ

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          小説紹介⑦✎𓂃金木犀とメテオラ

          ▶︎私が思うよりもずっと、私に奇跡は起こり得る #金木犀とメテオラ　#安壇美緒　#集英社 不本意にも北海道の奥地に新設された全寮制中高一貫女子校へ進学した優等生の宮田。この学校で自分のプライドを逆撫でする才色兼備の奥沢と出会い、猛烈なコンプレックスを感じながらも自分の過去と傷と向き合っていく物語です。 コンプレックスを刺激される存在っていますよねぇ誰にでも（笑） 私もそれこそ学生時代、もっと言うと宮田や奥沢と同じ中学高校時代って1番それを感じていたかも知れないです。当時

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          小説紹介⑥ ✎𓂃さみしい夜にはペンを持て

          ▶︎書くってね、自分と対話することなんだよ #さみしい夜にはペンを持て　#古賀史健　#ポプラ社 自分に自信がなく何をやっても上手くいかないタコジローが、公園で出会ったヤドカリのおじさんから「日記を書く」ことを学び、成長していく物語。 この本を読んで最初に思ったことは自分が小・中学生の時に出会いたかった！でした。 小・中学生の時に出会えていたなら、読書感想文が苦手なんて子どもではなかったかもしれない！自分の考えを言葉にして伝えるというとても大切な力が養われていたかもしれな

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          小説紹介⑥ ✎𓂃さみしい夜にはペンを持て

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          楽天ROOMを始めた話

          いつも小説紹介をしていますが、今日は少し自分の話をしたいと思います୨୧ 9月の末にとあるYouTube動画をみて楽天ROOMというSNS？を始めました。 同じ動画をみて始めた方、他にもちらほら見かけてYouTubeの影響力ってすごいなぁと改めて感動しています（笑） はじめは「お小遣いが少し稼げたらいいな」くらいの感覚で始めたんですが、これが私にはすごく合っていました！ もともと自分の好きな雑貨とかファッションとか書籍とか色々置いてあるお店とか持つのが小さな夢だったので、好

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          小説紹介⑤ ✎𓂃透明な夜の香り

          ▶︎きっと心の中には森があるんですよ。奥深に隠すうちに自分も道に迷ってしまうんです。 #透明な夜の香り　#千早茜　＃集英社 ある理由からしばらく家に引きこもっていた一香は、偶然見つけた求人から調香師である朔のもとで働き始める。 天才的な嗅覚を持つ朔の屋敷で家事手伝いのような仕事をしながら、不思議な香りを求めて訪れる依頼人たちと関わっていくことで過去の傷と向き合っていく一香と朔の物語。穏やかで静かで、心の中にある深い闇のような部分を包まれたような気持ちになる作品です。 誰

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          小説紹介④ ✎𓂃マカン・マラン

          ︎▶︎この世界に、本当になにもかもから自由な人なんて、どこにもいないわ。誰でも、何某かの負荷を抱えて生きているものよ。 #マカンマラン #古内一絵 #中央公論新社 会社の早期退職に名前が上がり、今後の人生に迷い始めた40代のOL。なぜか突然手料理を食べなくなった男子中学生。仕事に対して心にモヤモヤを抱える20代女性。ドラァグクイーンのシャールのお店には悩める人が自然と集まり、その優しく温かい手料理に触れて心を解きほぐされていく。 マカンマランシリーズの第一作目です✍︎

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          小説紹介④ ✎𓂃マカン・マラン

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          小説紹介③ ✎𓂃勿忘草をさがして

          ▶︎根っこが残っているなら、また新しい芽を出すこともあるのかもしれない #勿忘草をさがして　#真紀涼介　#東京創元社 心に傷を負い、生活の全てだった部活を失った航大は偶然美しい庭のある家に住む拓海と菊子と知り合い少しずつ自分を取り戻していく。 誰しも経験があるような青年期のもやもやした気持ちと大人への葛藤が描かれていて切ない気持ちになりました。 それでも、植物への愛情とともに人間の温かみを感じさせてくれる優しさ溢れる作品。 連作短編なのですが、毎回出てくるお花の描写が

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          小説紹介② ✎𓂃古本食堂

          ▶︎ちょうど物語が向こうから現れた #古本食堂 #原田ひ香 #角川春樹事務所 東京で古本屋を営んでいた兄が亡くなり、北海道から上京した珊瑚さん。 親戚の大学生美希喜と共に古本屋を営みながら、神保町という街で美味しい物を食べ、本を通じてさまざまな人と出会い生きていく。 実は地方に住んでいるので神保町に行ったことがないんですがこの本を読んでからもう今すぐにでも行きたい‼︎ 本屋さんや古本屋さんがあって、美味しい食べ物屋さんがたくさんあるなんて、私にとって楽園です（笑）

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          小説紹介② ✎𓂃古本食堂

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          小説紹介①✎𓂃水車小屋のネネ

          ▶︎誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ #水車小屋のネネ #津村記久子 #毎日新聞出版 母親と母親の恋人との生活に辟易し、8歳の妹律と共に家を出て働くことを選んだ18歳の理佐。働き口のそば屋のご夫婦や水車小屋のネネ、周囲の人々の力を借りながら成長していく二人の物語。 姉妹がこの街に来てから出会う大人たちが本当に温かくて、今どきこんな関わりかたをしてくれる人たちってなかなかいないだろうなと少し切なくなりました。始まりが1981年設定ということもあって、今

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          小説紹介①✎𓂃水車小屋のネネ

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