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吃音持ちの男子が看護師を目指した話

「ちゃんと喋れや」「口パクパクすんな魚かよ」

なーんて色々言われた小・中学生時代。物心ついた時から吃音があって、小学生の時はよく 言葉の教室 ってところに通っていた。言語聴覚士の方がいておもちゃがいっぱい置いてあって、その遊びの中で少しずつ話すことに慣れていく?みたいな場所なのかな。結論から言うと全く効果はなかったな笑(あくまでも自分は効果がなかった。と言うだけで言葉の教室自体を批判しているわけではない)

まあそんなこんなで結構苦労した日々を送っていたんだけどね、生まれつき心臓が弱かったんですよ僕。「肺動脈弁狭窄症」って病名で生まれた時からNICUに入っていて幼少期は入退院を繰り返していた。

中3の冬だったかな、何で入院したかは忘れたけど、とにかく入院したんですよ笑 

その時は高校受験も控えていて、自分だけが学校行けなくて周りに置いてかれるような不安とか、そんな学校のことなんて考えてられる余裕もない術前の恐怖とか。

色々な感情が混ざりあって心身的に疲れ果ててたんだけどね、その時の看護師が まあああ!優しかったんです!! 「いやあ看護師すげえ。患者とはいえ言ってしまえば他人なのに、何でこんなに心の支えになってくれるんだ?」って不思議なくらいね。笑 

その時に看護師になろう!って決めたんです。

それからは看護模試も全部受けて、勉強に励んでいたんですけどね、受験が近づいてきて面接練習が始まった時に気づいたんです。

「あ!!!自分吃音あるんだった!!笑」

ってね。笑 

まあ、毎日が吃音との日々なので忘れる訳もなく少し大袈裟に言いましたけど、面接とかすると、自分こんなに喋れないのかー。って悲しくなりましたね。

看護師なんてコミュニケーション取れてなんぼの仕事なのにね笑 

普通なら喋るの苦手な人が看護師なんて目指すはずがないのに、それでも自分は看護師になりたかったんですよ。(今も看護師になりたいと思ってるよ笑) 何でこんなに看護師にこだわるのか自分でも分からなくなってきたけどね。

それでもがむしゃらに面接練習して、教員にアドバイスもらって、受けた第1志望の推薦入試。

結果は不合格。

そりゃそうだ。ぜんっぜん喋れなかったからね、面接で!笑 やっぱ諦めようかなって思ったねその時は。教員と振り返りをして一般受験に備えたけど、面接の時に自分が吃音を持っていることを打ち明けることになった。

そして、吃音があるけどそれでも看護師になりたいんです!子どもの頃から入退院を繰り返してきた自分だからこそ、誰よりも優しいし、誰よりも患者の苦痛を分かってあげられる自信があるんです!って思いっきり気持ちをぶつけたなあ。(今度詳しく内容載せますね。) 

結果は合格。

嬉しかったなあ。先生と抱き合って喜んだなあ。そんなこんなで今は地元の看護学校に通ってます。

いやあ、看護学校舐めてたね。

辛いのなんのって笑 まあ今日はここまで!!笑

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