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ドラマのレビュー_020_ IQ246〜華麗なる事件簿〜

やっぱ織田裕二って過小評価されてると思うわ。キムタク的な揶揄で「何やっても織田裕二」とはならない芝居をちゃんとやってると思う。ただ単に喋り方をふざけてるわけじゃなくて、こんなバカバカしいキャラをやってるんだけど、要所に今までのキャリアに裏打ちされた大物感を生かした芝居になってて良い(叫ぶのは良くなかった)。あと土屋太鳳が今回良かった。これは演出(キャスティング・シナリオ・芝居バランスの舵取り)がいいです。脇にコミック芝居を散らして織田裕二のキャラが浮かないようにコントロールして、土屋太鳳の妙に嘘くさいような男くささをステレオタイプな馬鹿でドジな人、として配置することで彼女のエグみを上手く消し去っている。トリックと同じ手法だよね。土屋太鳳はキャラは違えど前述の石原さとみ的な 「等身大しかできない人」になりそうなのでこの点を今度見かけたときは楽しみにしたい。あとドラマのジャケット?っていうか広告ポスター?がめちゃカッコいい。

大好きなものを一生懸命バイアスをかけずに評価しているつもりです。 同じようなことを思って笑って貰えたら怒って貰えたら嬉しいです。