USCPA(米国公認会計士)の相互承認協定(MRA)とは?
USCPA(米国公認会計士)の相互承認協定(MRA:Mutual Recognition Agreements)は、USCPA資格を持っていると、MRAを結んでいる国々で、その国の会計士資格を再取得しなくても、その国の会計士と同じ業務ができるという制度です。
また、相互承認協定を結んでいる国々の会計士は、米国でUSCPAと同じ業務ができます。
2024年3月時点、米国と相互承認協定を結んでいるのは、以下の7ヶ国です。
カナダ
メキシコ
南アフリカ
オーストラリア
ニュージーランド
アイルランド
スコットランド
これらの国々では、USCPA資格が特に活かせるということになります。
残念ながら日本は、現時点では相互承認協定を結んでいません。
ただし、各国で会計士として働くには、追加研修などが必要になります。
具体的な要件は国によって異なります。
その国の会計士試験を改めて受けることなく会計士として業務が行えるため、USCPAの相互承認協定(MRA)は利便性の高い制度ですね。
「USCPAの相互承認協定とは?」を参考にしてください。
オーストラリアで会計士として働きたい場合、USCPA(米国の公認会計士)よりACCA(英国の公認会計士)の方がいいのではないかと言われます。
ですが、米国はオーストラリアと相互承認協定(MRA)を結んでいるので、USCPAで問題ないです。
オーストラリアのCPA AustraliaとCAANZの2つの公認会計士団体と相互承認協定を結んでいますよ。
USCPA(米国公認会計士)とACCA(英国勅許公認会計士)のどっちがいいのか比較はこちらを参考にしてください。
USCPA(米国公認会計士)になりたいと思った場合は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にhしてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?