USCPA試験の2024年1Q合格率は?想定外の結果に!
USCPA試験の2024年1Qの合格率(Pass Rate)がやっと出た!
先日のAICPAとNASBAのウェビナーでは
2024年6月に6科目全ての合格率をまとめて公表する
合格率の詳細については今はまだ話せない
と合格率についてはぼかされていて。
なぜか、昨夜AICPAのExam Teamからメールが。
2023年4Qの合格率がAICPAのサイトに掲載されなくて、何度も何度も掲載しなくていいの?とメールしていたけど、その返事だった。
ずっと返事がなかったのに、なぜ今頃?
先日やっと掲載したよねと思っていたら。
2024年1Qの合格率が掲載されて。
2024年1Qの合格率が出た!とフムフム見ていて。
なんかTCPの合格率が高すぎない!?
80%超えてますけど。
と朝から驚いた。。
2024年1QのUSCPA試験の合格率はこんな感じ。
TCPは82.36%、なんと!
高すぎでは?
驚くままにポストしてしまい。
実は私の認識だと、2024年1Qの合格率予想はこんな感じだった。
AICPAのExam Teamの人が言っていたことを基に予想。
必須科目は予想と実際の乖離は小さかった。
こころもち、FARは予想より低かったし、REGは予想より高かったけど。
でも、選択科目は予想と実際の乖離は大きすぎた!
かなり、BARは予想より低かったし、TCPは予想より高かった!!
通常は、試験改正があってすぐは合格率は下がるもの。
なのに、REGとTCPの上がりかた、特にTCPは何なのでしょう??
先日のAICPAとNASBAのウェビナーでは、AICPAの人はこんなことを言っていた。
2023年時点でBECは受験しない!と決めていた受験生が、早くから選択科目の対策を始めていた。
十分に準備をしていたので合格率が高くなった(→はっきりとは明言していないけど、そういう意味に解釈した)
つまり、2024年1Qは準備万端だったから合格率が高かっただけ。
2Q以降は、こんなに高いかわからない(もちろん、1Qに受けなかっただけで準備万端な人が受けるかもしれないので、高いか低いかはわからないけど)。
USCPA試験の合格率は、どれだけ受験生が準備できたかを示す。
簡単かどうかを示すものではない。
合格率の上にも、こんな説明が記載されている。
和訳するとこんな感じ。
試験は年間を通して行われるが、各科目の合格率は四半期ごとに公表される。
これらの合格率を確認する際には、受験生は確立された能力基準に照らして評価されること、そして、USCPA試験は採点され、スコアが試験形式や時間によって比較できるようにスケーリングされていることを忘れてはならない。
試験の難易度は、時期によって異なるわけではない。
合格率の上昇は、単に受験生がより良い準備をしていることを意味する。
つまり、TCPの合格率が高くても、簡単ということを示すものではない。
TCPの受験生はより良い準備ができていただけ。
合格率が高くても、あなたにとっては簡単とは限らない。
くれぐれも合格率だけで選択科目は決めないでもらいたい。
念のためポストもしたけど。
合格率がどう決まっているかなどは、受験生の皆さんは興味なさそうなのでこれ以上は書かない。
日本の合格率は10%、USCPA予備校にだまされるな!みたいな何の根拠もない話は信じるのに変な気はする。
以前からUSCPAの合格率についてはこちらに書いているので、詳細が知りたい方だけ参考にしてほしい。
USCPAの選択科目の選びかたについては、こちらを参考にしてほしい。