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USCPAとTOEIC900点、どっちが簡単?


USCPAとTOEIC900点、どっちが簡単?という質問をいただくことが多かった。

その人の状況に合わせて回答したけれど、一般的な回答をnoteに書いてみることにする。



USCPAとほかの資格はよく比較される。

そして、2つの資格を比較して「どちらが簡単?」とよく聞かれる。

たとえば、このあたりの会計関連資格はよく比較される。

  • USCPAと日本の公認会計士

  • USCPAと日本の税理士

  • USCPAと簿記1級

  • USCPAと簿記2級

  • USCPAとUSCMA(米国公認管理会計士)

  • USCPAとEA(米国税理士)

  • USCPAとACCA(英国勅許公認会計士)

会計関連資格であれば「どちらが簡単?」と聞かれても答えやすい。



それが、このあたりの英語資格となると、どちらが簡単か回答が難しくなる。

  • USCPAとTOEIC900点

  • USCPAとTOEIC800点

  • USCPAと英検1級

  • USCPAと英検2級


USCPAは米国の公認会計士試験ということで、英語で出題されるけれど、あくまでも会計の試験。

純粋な英語力を試す試験と比較するのは、正直に言うとかなりナンセンス。


英語試験同士ですら、どちらが難しいか意見が割れるところ。

TOEIC900点と英検1級だって、人によってどちらが簡単か意見が違う。


ちなみに、私はTOEIC900点と英検1級だったら、TOEIC900点の方が簡単。

英検1級は英単語になじみがなくて、文章が理解しにくい。


TOEICは990点とれると思う(もう受けないことにしたので最後の950点で止まっているけど)。

でも、英検は準1級合格後に1級を勉強して挫折(特に合格したい意欲がないため勉強をやめてしまったというのが正しいけど)。


USCPAとTOEIC900点となると、どちらが難しいのか回答が難しすぎる。

そもそも比較するものではない上、もともとの会計知識や英語力によるところが大きいので。


乱暴に回答すれば、このようになる。

会計知識が全くなくて英語が得意なら、TOEIC900点の方がUSCPAより簡単かも。

会計知識があって英語が苦手なら、USCPAの方がTOEIC900点より簡単かも。



とはいえ、これはUSCPAに合格できるかとはまた別で、勉強をするだけならという話になる。

USCPAは英語が苦手だと、勉強はできても合格は難しくなってくる。


各人のこれまでの水面下での知識の積み重ねによるので、氷山の一角だけでは簡単に比較できない。

USCPAの方が水面下での知識の積み重ねが多く必要になるとは思う。



USCPAとTOEIC900点のどちらが難しいのか、本気で知りたい場合。

それぞれの試験の過去問を見てみればいいのでは?

USCPAならば、サンプルテスト(Sample Test)というお試し問題がある。

AICPA CPA Sample Test



USCPA試験のサンプルテスト(Sample Test)については、こちらが詳しい。

試してみたい方はこちらから(無料で試せる)。



TOEICは無料で過去問が試せるサイトがあるかもしれないけれど、公式問題集をやってどのくらいの点数になるか確認するのがいいと思う。

そもそも今回は、TOEIC900点との比較なので、TOEIC900点のレベル感を知らないとならない。

最新の公式問題集は11になる。


USCPAについてはサンプルテストというお試し問題、TOEICについては公式問題集をやってみれば、英語についてはレベル感がつかめると思う。

会計については、そもそもTOEICは会計の試験ではないので比較不可能。

USCPAとTOEIC900点、どちらが簡単か?への明確な回答はできないけれど、判断するための手段の紹介でした!


USCPAとほかの資格の比較、USCPAが自分にとって必要な資格なのかなどについては『USCPAになりたいと思ったら読む本』にて解説しています。

ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。




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