情報処理力が低いとこうなる(笑てる場合)
なぜか3:30に起床。もうこれ以上は眠れない。(老人かな?)
時間を持て余し、正月の余興にと100円ショップで買っておいた「大人の脳トレ」ドリルをやってみることにした。(なんでも前倒し)
空間認識力とか、注意力とか、語彙力とか、識別力とか、集中力とか、生きていく上で有利な能力はいろいろありますけども。ーー結果、自分は「情報処理力」という分野が絶望的に苦手らしいということが判明した。いや、前から分かってましたけども、ここまでひどかったのね、と。(認知機能大丈夫かしら)
具体的には、私は計算が苦手だ。「お金が数えられない」のだ。それ以外の問題には、基本的には秒単位で答えていける。「隠れた熟語を探せ!」とか「漢字バラバラ問題」とか「ことわざを完成させよう」とか「ゴールまでたどり着けるかな?」とか「この牛さんと同じ模様の牛さんを選んでね!」とか。余裕のよっちゃんイカだ。
ところが「情報処理力」である。お札や硬貨の絵がバラバラに描かれてあって「全部でいくらですか?」となると、5分以上も悩んで何度も何度も数え直したあげく、全問、不正解ときたもんだ。「鉛筆が40円、消しゴムが60円、ノートが120円で、三角定規が・・・全部でいくらですか?」これも全問、不正解。やばいな。
「普段どうやって買い物してるんだよ?」
そうよね。それがやっぱり苦手なんです。子供の頃から、お店へ行ってお菓子を買うのも一苦労だった。お金を数え始めると、不思議なほど脳の焦点がズレてしまうのだ。(じつは文字を読むときにも同じような現象が起きる) どんなに目を見開いても、どんなに集中して眺めてみても、脳が対象物を認識できていない感じ。頭重い。
高校生の頃には数学のテストで2点を取ったし(逆に何を正解したんだろうね)、基本的にどんぶり勘定なもので20代の頃には親の金で事業に失敗している。当時は考えもしなかったけれど、たぶん「情報処理力」が低いと人類としては不利なんだと思うよ。勉強はしといたほうがいいようだね。(笑てる場合)
しかしながら人間は「能力」で生きるのではないのです。人より苦手なものがあってもどうということはない。というか、どうしようもないでしょうよ。自分の特性を理解し(出来れば事業に手を出す前にね)、そして相手の特性を理解し、協力関係を結ぶこと。それが群れで生活する人間の王道の生き方でしょうよね。
そして王道という概念が成立するためには「邪道」が必要だということもお忘れなく。私のことですよ。ふふふ。