独居自戒

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  • 【幼少期の記憶】父親にされたこと母親がしてくれなかったこと

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  自分に何が起きたのかも分からず、生きづらさを抱えたまま、一人で歳をとってしまいました。無念。  今さらですがやっぱり幸せに生きたいので、幼少期からのトラウマを乗り越えるべく、私のクソみたいな半生(反省)を綴ります。  あまりにツライ内容の記事は、一家の恥をさらすことでもありますし、私のプライバシーにも関わりますので有料にしました。 「同情するなら金をくれ!」方式です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最近の記事

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猫も彼氏もいないから

 いつからか、髪をブラッシングする癖がついた。現在、持っているブラシの数を数えてみたら、8本もある。携帯用とか、汚れ落とし用とか、艶出し用とか、マッサージ用とか。私には全部、必要ーー。  かといって美髪ガチ勢かというとそんなことはない。ご存知、白髪は染めたことがないし、じつはシャンプーも使わない。おフランス製の石けん1本で、髪も、顔も、体も、全身を洗ってしまう。(なんと安上がりな女だ!)  そのことを昔、ボディショップで働く友人に言ったら「そんなのダメです!ダメに決まって

    • 「ぜったい弾ける!」かどうか分かりません。

       ギターの入門書を注文した。似たり寄ったりのタイトルを見比べ、どれを買ったらいいものやらなんの確信もなかったけれど、とりあえず「ぜったい弾ける!」というサブタイトルが付いているものを選んでみた。ーー「絶対」とはどういうことか? なぜそんな嘘を平気でつくのか? そんなことがいちいち気になる、私は「めんどくさい異常者」なんだろう。  そもそも私がギターが弾けないのは、どこかでやはり拒否感があるのだろうと思う。ずっと「ギター教えてあげるよハラスメント」を受けてきた。  中学生、高

      • センスのないやつはしまむらには行くな

         家のすぐそばに「ファッションセンターしまむら」がある。コロナ自粛ですっかり出不精になってしまい、依頼、しまむらで買い物を済ませることが多くなった。特に下着とか靴下とかインナーとか、消耗品はもう「しまむら一択」で良いんじゃないかと思うくらいお世話になっている。  いちばんのお気に入りは、寝るときに履いている「ズロース」だ。そう、おばあちゃんの「あれ」だ。コットン100%で、ゆったりしていて、股からおへそまですっぽり包んでくれて冷え対策も万全の、快眠にはもってこいのおパンティ

        • 宇宙に行きたがる人々

           今朝の散歩はだいぶ寒かった。ホッカイロ代わりに握りしめていたホットコーヒーもあっという間に冷めてしまい、歩けど歩けど体はいっこうに温まらず、結局、1日5000歩のノルマをギリ達成したのみで、早々に帰ってきてしまった。というか薄着で出たのがまずかった。そろそろコートが必要かも知れない。ニット帽もかぶろうか。  ーーとはいっても、もう11月も半ばなのだよな。「肌寒くなってきたね」なんて、昔は9月頃にしていた会話ではなかったかな。  私が子供の頃は東北には夏日などほとんどなく、

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        • 【幼少期の記憶】父親にされたこと母親がしてくれなかったこと
          17本

        記事

          てか私のこと何歳に見えてるよ?

           母の古いギターが見つかった。50年も前のものであろうし、なにより30年以上ゴミ屋敷のどこかに人知れず放置されていたのだ。それが案外、きれいな状態で発掘されたのだったーー。  しかし見えないところに重大な破損(例えば虫食いとか)がないとも限らないので、楽器店に持ち込んでみた。すると、「この人なにをしに来たんだろう」と店員さんに訝しがられるほど、どこも「問題ない」らしい。うれしい。  一応クリーニングを依頼して、弦の張り替えもしてもらい、思い掛けずもわずか数千円の出費でYA

          てか私のこと何歳に見えてるよ?

          さあ、どうする?

           なんか私、精神的に疲れてるな。  ーートランプとかイーロン・マスクのような典型的なモテない君がヒーローとして君臨する世の中や、松本人志の復帰の目論見とか、百田尚樹の子宮摘出発言とか。(なぜ男性器ではなく女性器を摘出するアイディアに至るのか・・・)  ・・・まったく、ため息が出ちゃうね。  松本さんにはちゃんと戦って欲しかったな。だって「事実無根なので戦いま~す」なんでしょ? えん罪なわけでしょ? 社会人の責任として何を犠牲にしてでも不正は正さなくては。自分が性犯罪者なのか

          さあ、どうする?

          私の子宮を摘出したいのなら、どうぞ

           女性から教育を取り上げ、若年で嫁がせ、出産せずに30歳を超えてしまった場合は、罰として子宮摘出ーー。(中世かな?)  女性を虐待することで少子化を解消しようだなどと、とんでもない犯罪者思考のハゲがいたもんだな。モテない男って全部これな。「問題は女にある」と思っている。  母子家庭が貧困に陥っているのも女の問題。シングルマザーの彼氏が子供を虐待するのも女の問題。ワンオペで疲れきった母親が子供と無理心中するのも女の問題。妊娠も中絶も女の問題。少子化も女の問題。不妊も女の問題

          私の子宮を摘出したいのなら、どうぞ

          ミニマリストが本当に欲しいもの

           実家がゴミ屋敷なので、私はどちらかというとミニマリスト思考だ。整理整頓が行き届いていない状態では心安らかに暮らせない。掃除は常にしている。生きていれば汚れるし、汚れたら片付けるのは当たり前だ。衣服にしろ、キッチン用品にしろ、文房具のメモ帳やボールペンひとつにしろ、自分の意図しない物を所有しているのはストレスである。買う物はいつも決まっているし、在庫を買い足す量もタイミングも決まっているし、買って失敗だった物は使い切るなり処分するなりして「同じ過ちは繰り返さない」と誓う。

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          不届き者

           どこかの『ガン検診キャンペーン』みたいなやつで、デーモン閣下が「ガン検診に行かないやつは不届き者だ!」と叫んでいた。私のことだな。まぁ、私が不届き者であることは確かだが、ガン検診に行かない人間を「悪人」呼ばわりしちゃいかんでしょ。境遇も生き方もそれぞれですよ。  世の中が言う「多様性」ってなんなのだろうな? 先日、国際人道支援機関で働くド偉い日本人女性の話を聞いたが、紛争地域へ赴いて難民の解放に尽力したりと大変な社会貢献をしてきた彼女が、最後にこう言うのを聞いて戸惑ってし

          ストレス解消の悪

           若い頃はクズだったから、酒を飲んだりタバコを吸ったり、デタラメな人付き合いをしたりしてストレスを解消していた。でもそれって本当に「解消」出来ていたんだろうか?  自分のクソ人生を振り返っても、世の中の人々を見回してみても、結局のところ何をそんなに苦しんでいるのかというと、過去に自分でこしらえたツケの支払いにヒーヒー言わされているだけなのだ。飲み会で羽目を外したり、夜中にカップ麺を食べたり、妻にしてはいけないことを愛人にしてみたり、「ストレス解消」の名のもとに悪習慣にどっぷ

          ストレス解消の悪

          秋の散文

           この季節の何が嫌かと言うと、夜明けが遅いことだ。夏には4時に起き出して朝陽の中を散歩するのが日課であるが、秋冬はそうはいかない。  真っ暗闇の早朝散歩をあきらめて、代わりに部屋で2時間ほど作業をしようかとも思うのだけれど、やはり朝いちばんに陽の光を浴びなくてはどうにも目覚めが悪い。それで結局、6時まで寝てしまったりする。毎晩ベッドに入る時間は夜8時と決まっているから、だいたい10時間睡眠ということになる。夏は8時間、冬は10時間、これが私の睡眠リズムだーー。  ちなみに

          社会不適合者とサンタクロース

           せめて夢の中では楽しく、と思うのだけど。昨夜もかなり自己懲罰的な夢を見ていた。 「欲しがってはいけない、羨んではいけない、食べてはいけない、迷惑を掛けてはいけない、いけない、いけない、いけない・・・」  ーー何時代だよ。戦時中の亡霊にでも取り憑かれているのか? 目が覚めて、自分のことが情けないやらかわいそうやら、もはやあきれてしまう。  子供の頃には、サンタクロースからプレゼントをもらうことにさえ不信感のようなものを抱いていた。世の中の仕組みが理解できず、自分にその権利

          社会不適合者とサンタクロース

          みんなそう思っている

           悔しさとか惨めさとか悲しさとか淋しさとか虚しさとか。こういうことに耐えられなくなって人は死ぬのかな。朝5時。外はまだ暗い。胸の辺りを何か目に見えない巨人の手にでもそっと握られているような圧迫感。ーーストレス、という言葉ではもはや我々は納得しない。 「ストレスどころじゃないよ」みんなそう思っている。  今日は何をするんだ? 電車に乗って会社へ行って、無駄話をして、他人に迎合して、心の中では世の中を大いに見下して、「自分はこんなもんじゃない」みんなそう思っている。  ランチ

          みんなそう思っている

          PMSからのSATC、AJLT

           PMSの一瞬の判断ミスで、懐かしの海外ドラマ『Sex and the city (SATC)』をファーストシーズンから一気見するという愚行に手を染めてしまった。きっついな。    タイムリーで観ていた頃は、私は20代のバカ娘であった。自分より10歳も年上のお姉さま達が、そのさらに年上のおじさま達と「やったやられた」を繰り返してボロボロに傷付いてゆく様子が気持ち悪すぎて、当時は(アメリカに住んでいたくせに)世間のSATC熱には全くついていけなかった。  あれから20年、大概

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          ブレーキを忘れた老人

           寒い・・・。真冬用のもこもこのガウンを着てみる。何か日記に記しておこうと思ったネタがあった気がするのだけれど、北風と一緒に吹き飛んで行ってしまったようだ。頭がすーすーする。  先週までは「暑かった」はずだが。今週はもう白鳥の群れが渡ってきて、いかにも冷たそうな灰色の空を飛び回っている。  前にも言ったっけな? 渡り鳥って、ものすごい距離をノンストップで移動し続けるわけでしょ。鬼の体力よね。でもあれ、ちゃんと寝てるんだってね、飛びながら。居眠り運転ならぬ居眠り飛行ですよ。体力

          ブレーキを忘れた老人

          キャバ嬢にディスられる

           要約すると、「モテないおじさんキメェんだよ!」的なことをネットで書いているキャバ嬢の日記を、共感たっぷりで面白く拝読していたところ、最終的には「ああいう勘違いおじさんて、どうせ外階段ボロアパートに住んでるんだろうな」と締めくくられていて、思いがけずついでにディスられることとなってしまった、私は外階段オンボロアパートに住むおばちゃんである。(無念)  しかし外階段アパートは、田舎では普通である。むしろタワマンに住みたがる人のほうが何かに固執していて「必死」に見えるのだが。

          キャバ嬢にディスられる