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大企業の新規事業ってカッコつけすぎで、だから失敗し続けてるんじゃない?、という話

大きい会社の新規事業企画を担当してると、お客さんやパートナーさんとして中小企業の代表や責任者の人、現場の作業者の人とお話する機会が生じます。

で、往々にして話が噛み合わない(噛み合う場合は中小企業さんがかなり話を合わせてくれている)ケースがまま生じるんですよね。

これ、なぜ起きるんでしょう?

一つは資本的に余力のある大企業は新しい市場の開拓、市場の首根っこを抑えるためにとにかく『未来志向』のソリューションを提案しがちなんですわね。

一方で中小企業さんは言い方悪く言えば『明日どうなるかわからない』会社が多く、一日一日が勝負時、だからこそ先の話より『明日売上を上げるにはどうするか?』『明日コストを下げるにはどうするか』が懸案であり、大企業が提供する『未来を良くする商品』なんてだれも求めていないんですわね。

このアンマッチが『大企業が新規事業を失敗し続ける』理由の根本にある気がしますわ。

なんでそうなっちゃうんだろうか?

だってよくよく考えたら当たり前のことなのに、何故か大企業は毎回同じ過ちを繰り返してしまうんですわね。

その理由を考えてみると、根本には『大企業同士で比べたときに舐められたくない』『他社に自慢できるようにカッコつけたい』みたいな中二病みたいな理由があるんじゃないか、というところに至るんですわね

なんというか、カッコつけたい、カッコよく課題を解決したい、だからこそ人より先にトレンドを見極めたい…で、結果的に未来予想が大好きなコンサル会社の喰い物にされるのかな…?

まとめ

  • 大企業と中小企業は、見ている世界が違う、だからこそ大企業のソリューションは中小企業に当てはまりにくい

  • 大企業の見ている世界は未来の世界、なぜそんな先を見ているかと言えば、ただカッコつけたがっているからなのでは??

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どっこいしょうじ@note
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