日本が中韓の企業に負けた理由、それは『世界を制して疲労困憊になったところを襲われたから』、という話
日本企業が中国や韓国のメーカーに敗戦し、買収されるのも珍しくなくなってきました。
なぜ日本のメーカーは中韓のメーカーに負けたのか、その点を元シャープのエンジニアであった中田行彦氏の著書『シャープ 企業敗戦の深層』を基に、改めて考えてみました。
日本のメーカーは欧米企業の牙城を崩し、一時は世界を制しました。ただ、日本の企業の戦い方は『欧米が基礎を抑えた技術を使い、多くのコストを使い、商品化を行う』というところで、とにかく金はかかる反面規模も小さく儲かりにくい、日本のような大市