「はじめまして」「よろしくね」
うちのクラスに転校生がやってきました。
転校したことのない私には、どれだけドキドキするか、どれだけ不安でいっぱいかははかり知れません。
だけど、クラスの半数以上の子が転校経験のあるうちの学級。
自分が過去にした不安な気持ちや優しく接されてうれしかった気持ちを思い返し、行動に移せているのは感動ものです。
自分がされて嬉しいことを他者にやってあげる
自然とできるって、とっても未来に希望が持てますよね。
このような経験を子供時代にした人は、
たとえ言語が違っても、宗教が違っても、肌の色が違っても
誰に対しても優しく受け入れ手を差し伸べられるようになるんだろうなと
思うのです。
転校が人格形成にどのような影響を与えるのか、記事を見つけました。
特に、小学生での転校はメリットもあればデメリットもあるようです。
大きな心の傷になってしまうことがないように、しっかりと保護者と連携をとっておく必要があるとのこと。どの子でも保護者との連携は密にとるべきですが、特に転校したての子に関しては、なおさら。
「この学校でよい思い出ができた」
と思ってくれる瞬間がつくれるよう、サポートするのが教員の役割だと感じます。
教室に初めて入ったその瞬間から、
「はじめまして」「名前は?」「どこから来たの?」「好きな食べ物は?」「よろしくね」「休み時間遊ぼう」
こんな会話があふれる我がクラス。ますます愛おしく、大切に育てなきゃと思わされる素敵な1日でした。