【遊戯王デッキ紹介】蘇生、爆破、蘇生、爆破、それから飛翔。『Neumann's Land』
ド近眼宮殿です。
今回はトポロジック・ボマー・ドラゴンを主軸としたP.U.N.K.×星遺物デッキ「Neumann's Land」(ノイマンズ ランド)の紹介記事です。
1.きっかけ
きっかけはトポロジック・ボマー・ドラゴンとホルスのシナジーに気づいた事。
ホルスは墓地からの蘇生が容易であり、王の棺の永続効果によって自身を対象としない効果では破壊されません。
そこで、トポロジック・ボマー・ドラゴンをホルスで繰り返し起爆することをコンセプトとしてデッキを組み始めました。
まず、ホルスがレベル8である事を考慮して、デッキのメインエンジンとしてP.U.N.K.を採用しました。
さらに、トポロジックの専用サポートであるデトネーション・コードを活用すべく、蘇生する闇属性機械族として星遺物-『星鎧』を採用、星遺物を継ぐものや星遺物に眠る深層の存在でデッキのコンセプトである「蘇生と爆破」にグッと近づきました。
その後は上記のコンセプトに加え、宵星の騎士ギルスやUk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴンを利用した大型シンクロの要素も加わり、今に至ります。
2.デッキレシピ
3.コンセプト
P.U.N.K.の展開によってトポロジック・ボマー・ドラゴンを出力しつつ星遺物によって蘇生手段を確保し、蘇生と爆破を繰り返しながら戦います。
最終的には赤き竜+Uk-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴンによってシューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンを召喚します。
4.星遺物
星遺物は星遺物を継ぐものや星遺物に眠る深層といった汎用蘇生札が存在し、これらは星鍵士リイヴと星遺物 -『星鎧』によって容易にアクセスする事が可能です。
また、デトネーション・コードはトポロジックが存在する限り毎ターン星遺物-星鎧や宵星の騎士ギルスを蘇生可能な永続罠カードです。
そこで、これらの蘇生手段をメインギミックとして、基本の展開やトポロジック・ボマー・ドラゴンの爆破、大型モンスターの再出力を行います。
5.P.U.N.K.
P.U.N.K.は基本の展開により、盤面を広げながら星遺物の展開に繋げる役割を持ちます。
また、UK-P.U.N.K.アメイジング・ドラゴン及びNo-P.U.N.K.ディア・ノートはP.U.N.K.を蘇生する効果を持ちます。
当デッキではこの効果を利用し、トポロジックの起爆や更なる展開に繋げます。
例えば、星遺物を継ぐものや星遺物に眠る深層によってNo-P.U.N.K.ディアノートを蘇生しボマー・ドラゴンを起爆すると、墓地へ送られたディアノートの効果でアメイジング・ドラゴンを蘇生可能なので、更にアメイジング・ドラゴンの効果でP.U.N.Kを蘇生できます。
ここで蘇生したP.U.N.K.を利用して後述する大型シンクロに繋げます。
6.大型シンクロ
6.1相剣大公-承影
「星遺物-星鎧」+「No-P.U.N.K.セアミン」で召喚可能であり、ボマー・ドラゴンと非常に相性が良いモンスターです。自身は爆破を耐えながらボマーが処理できない破壊耐性持ちや魔法罠、墓地リソースを奪っていきます。
6.2赤き竜
このデッキにおいて重要な役割を持つモンスターであり、「宵星の騎士ギルス」+「レベル8モンスター」で召喚可能です。
アメイジング・ドラゴンで蘇生したレベル8のP.U.N.K.とギルスでシンクロする事でそのままレベル11のドラゴン族シンクロを召喚します。
召喚するモンスターは主にシューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン、効果を使用すればエンドフェイズまで除外されるためボマードラゴンと相性が良く、爆破によって処理されても星遺物に眠る深層で蘇生が可能です。
また、その他の選択肢として、セイヴァー・スター・ドラゴンと氷結界の還零龍トリシューラを採用しています、どちらも強力。
7.ホルス
ホルスは毎ターン蘇生可能なレベル8モンスターでありながら、王の棺によって爆破に巻き込まれません。
また、手札コストとして星遺物カードを捨てる事で星鍵士リイヴの召喚条件を満たす役割もあります。
また、ホルスの栄光-イムセティは星遺物に眠る深層と相性が良く、相手の除去効果に合わせてイムセティを蘇生することでイムセティの除去効果を能動的に発動できます。
8.基本の動き
最後に、以上を踏まえて基本の動きを簡単に説明します。
①P.U.N.K.の基本展開によって盤面を広げる
→アメイジングドラゴンとディアノートが墓地へ
②フォクシーチューンやホルス、真血公ヴァンパイアによって星遺物カードを墓地へ送る
③星鍵士リイヴをリンク召喚、星遺物を継ぐものや星遺物に眠る深層にアクセス
④トポロジックボマードラゴンをリンク召喚
⑤蘇生と爆破を繰り返す
⑥盤面が整ったら大型シンクロで勝負
9.まとめ
以上、「Neumann's Land」の紹介でした。デッキ名は数学者ジョン・フォン・ノイマンと映画「ノー・マンズ・ランド」から、トポロジックボマードラゴンを意識して名付けました。
ホルスやpunkのテーマパワーに何度かデッキが飲まれかけ、いつも以上に頭を抱えながら調整を繰り返したデッキなのですが、採用ギミックを一部に限定する事でコンセプト通りの勝ち方ができるデッキに仕上がったのではと思います。
今さらながら、だんだん個性的なデッキの作り方のような物が身についてきたような気がします、まだまだ育ち盛り。
ではこの辺りで、いつもの如く感想などお待ちしております、では。