【遊戯王デッキ紹介】脱法コピーでド派手に決めろ!!!!「導きの黄金律」【語り尽くすシリーズ#1】
オハコンハロチャオ〜〜〜何もんなんじゃ!?!?!?!?!?
ド近眼宮殿です。
今回は「語り尽くすシリーズ」と題しまして、デッキ作成から幾星霜、煮詰まりまくった古参デッキを端から端まで語っていきたいと思います。
古参デッキからしか得られない"良さ"、あるよね。
記念すべき第一弾は「導きの黄金律」、なんだか気づいた時には「ド近と言えば黄金律」みたいなイメージが定着していた気がするデッキですね。
1.デッキの変遷
初めてのデッキ紹介は昨年10月、1年経ってないんかい!!!!という感じもしますが、9ヶ月間毎週ほぼ欠かさず使い続けて向き合ったデッキと言うと中々歴史がある古参デッキと言って良いんじゃないでしょうか。
最初のコンセプトは「解門とエルドで永続魔法を使い回す」でした、この時点ではファンカスも入っておらず、ドラグマもあくまで1ギミックとしての採用、という感じですね。
ところでコレ氷結界どう使うつもりなんですかね、水しか出せなくなるが????
それから半月も立たない内にファンカスを発見し、デッキ内容が大きく変わった事で2つ目の紹介記事を書いています。
現在の形に近づいて来ましたね、現在との違いはやはり永続魔法の採用とドラグマの枚数、そしてコピーするEXモンスターの多さでしょうか。
デッキ解説を動画にして上げたのもこの辺りですね。
次の紹介はAAオフの参加レポにて、赫聖の妖騎士と決戦のゴルゴンダの登場をキッカケとして一気にドラグマの採用枚数が増えましたね、ほぼ現在の構築と変わりません。
EXを見ると、一転してファンカスのコピー先を大幅に絞っていますね。
これは「リソースを集中してファンカスのコピーを通すからにはデュエルを決めるほどのリターンが欲しい」との考えからです。
そして現在、無駄なカードを減らしつつ一枚毎の役割を明確にする事でデッキ全体の枚数を抑えています。
また、破壊新規により解門初動がベアトリーチェに、コンボの再現性がグッと上がりました。
というのが当デッキの変遷です。
では改めてデッキの解説に参ります。
2.現在のデッキレシピ
3.コンセプト
七精の解門、黄金卿エルドリッチ、ドラグマのシナジーを活かして盤面を整え、EX墓地肥やし+ファントム・オブ・カオスによって任意のEXモンスターをコピー、一気に勝負を決めます。
4.基本の動き
基本的には暗黒の招来神(ピリ・レイスの地図)及び七精の解門を初動として、破戒を経由する事で永遠の淑女ベアトリーチェをX召喚します。
(初動が引けなかったらアドリブ、大体はドラグマ回してファンカス(ピリ・レイス)引くのを待ちます)
その後、ベアトリーチェによってエルドリッチやドラグマ、ファンカスにアクセスしていきます。
エルドリッチ→黄金卿エルドリッチや黄金卿のコンキスタドールを墓地へ
ドラグマ→凶導の聖告や決戦のゴルゴンダ(後述)を墓地へ送り、解門によって回収
ファンカス→ファントム・オブ・カオスを墓地へ
これらの内、エルドリッチとドラグマはアクセス手段が豊富に存在するため、ベアトが立てば概ね準備は整います。
墓地肥やしが余っている場合は魔術師の再演を墓地へ送り魔術師の右手をサーチします。
ドラグマが全員魔法使いなため、解門と併用する事でかなりのリソースを吐かせる事ができるカードです。
その後は、各要素によって盤面を整え、圧を掛けてリソースを吐かせつつ、疲弊した相手にファンカスによるEXコピーを叩きつけます。
以下、各要素の解説です。
5.黄金卿エルドリッチ
黄金卿エルドリッチは自己蘇生が容易なレベル10モンスターであり、解門との強力なシナジーがあります。
また、黄金卿罠カードやエルドリクシル魔法罠はそれぞれ妨害効果や展開効果に加えて互いをデッキからセットする効果を持つため、相手への妨害を担いつつ確実にアドバンテージを稼ぐ事が可能です。
各採用枚数は以下の通り。実はエルドリッチへの依存度はそこまで高くないのでそれぞれ最低限の採用枚数に絞ってます。
黄金卿のコンキスタドール(表カード破壊)と黄金卿のワッケーロ(墓地除外)をそれぞれ2回まで使用して圧をかけつつ、いざという時には永久に輝けし黄金卿(万能無効)を1回限定で使う、くらいの想定をしています。
そもそもエルドリッチは除外という明確な弱点の存在するカードなので、エルド一辺倒のデッキでは特定のカードへの耐性が著しく低下してしまいます。
そこで、現時点では採用枚数を抑えて依存度を下げる事によって解門ギミック兼他要素のサポートとして運用しています。
6.ドラグマ
ドラグマはEXを墓地へ送る事でアドバンテージを稼ぐテーマです。
展開の基本となる凶導の聖告は永続魔法であるため七精の解門によって回収可能です。
発動時にサーチを行うためエルドリッチによって墓地へ送りつつ使い回します。
この特性を利用して、当デッキではファントムオブカオスによるEXコピーを行います。
採用枚数は以下の通り。ドラグマは天底の使徒やドラグマの騎士フルフドリス、旧神ヌトスなどにより小回りが効きやすく、このデッキの主軸となるテーマなので採用枚数をかなり多く取っています。
また、初手でドラグマを持っている場合、初動のベアトリーチェによって別のカードを墓地へ送る余裕が出るというのも採用枚数が多い理由です。
しかし、デッキの大部分を占めるドラグマですが、他の要素へのアクセスを持たないため、初手でドラグマ以外を引けなかった場合手が詰まってしまう可能性があります。
そこで、改善案として海外新規である共命の翼ガルーラの採用を予定しています。
これによって、ドラグマを回しながらPSYフレームロード・Ωと合わせてドローを重ねる事でファントム・オブ・カオスに繋がるカードを引き込む事が可能となります。
7.破戒
解門によるベアトリーチェ初動のパーツとなる破戒ですが、初動以外にもいくつか役割があります。
1つ目は決戦のゴルゴンダによるドラグマへのアクセスです。
決戦のゴルゴンダは自分フィールドのカードが破壊される場合、代わりにEXからアルバス系融合を墓地へ送る事ができます。
そこで、破壊神王ヤマや破壊神シュヤーマの効果によってセルフブレイクを発生させ、決戦のゴルゴンダの効果を適用する事で灰燼竜バスタードを墓地へ送り、ドラグマにアクセスする事が可能になります。
2つ目はリンクによる盤面の処理です。パーツの素引きによって余った破戒雙極や破壊神シュヤーマの効果によってシュヤーマを特殊召喚すると、シュヤーマの効果によって魔法罠を破壊し、シュヤーマを素材としてリンク召喚した破壊神アルバの効果によって相手モンスターをリンク素材とする事が可能です。
さらにリンク召喚した破壊雙王神ライゴウで戦闘を行えばさらにカードを破壊できます。
このように、破戒は初動であると共にファントム・オブ・カオスの露払いを兼ねています。
8.ファントム・オブ・カオス
ファントム・オブ・カオスはこのデッキのフィニッシャーであり、ドラグマによって墓地へ送ったEXモンスターをコピーする事で一気にゲームエンドを狙います。
コピーするのは以下の3体、いずれもゲームエンドを狙えるほどの決定力を持ちます。
鉄獣式強襲機動兵装改"Bucephalus Ⅱ"はモンスターの攻撃宣言時に相手フィールドのカードを全て除外します。
暗黒方界邪神クリムゾン・ノヴァ・トリニティは強固な耐性を持ちつつ、相手のライフを4分の1まで減らす効果を持ちます。
重爆撃禽ボム・フェネクスは極めて高倍率のバーンダメージを与える効果を持ちます。
これらの3体にはそれぞれ特徴があり、場合によって使い分けます。
・盤面を取って勝利を目指す場合は"Bucephalus Ⅱ"
・戦闘でライフを詰め切る場合はクリムゾン・ノヴァ・トリニティ
・メイン2にバーンダメージで削り切る場合はボム・フェネクス
コピーを通せばゲームエンドに直結するように、最も効果的な効果を使用できる様に選択肢を広く取っています。
9.まとめ
以上、語り尽くすシリーズ#1「導きの黄金律」でした。
単純なギミックの紹介から、ゲームプランの話や採用枚数の話、各カードの採用理由や役割についてまで、文字通り語り尽くせたのではないかと思います。
現在使用している中で最も息の長い当デッキですが、安定感と対応力が高く、「これ使っとけばデュエルになるだろ!」という安心感のあるデッキです。
特に、エルドやドラグマなどで先行の妨害に対して強いのが頼もしくて良いですね。
今後もリペアを繰り返しながら長く使えたらいいなぁと思います、カードパワーのインフレで勝負にならないとかになったらかなり落ち込みそう。
10.雑談「デュエル動画2本目出ました」
以前より細々と続けているデュエル動画ですが、少し前に2本目が出ました。
1本目から字幕の量、効果音、カットなど編集を大幅に見直し、かなり見やすくなっていると思います。
いくつか反省点こそあれ、進歩しているのが目に見える形になるのは達成感があって良いですね。
先日撮影会を開き、新たに素材が増えたのでぼちぼち編集進めていきます。
一念発起の勢いで続けている動画編集ですが、意外と活動自体は続けられています。
企画、撮影、編集すべて素人一人で行っているため「難なく」と言うには程遠い感じですが。
とりあえず僕のデッキがそれぞれ1回は良い感じに活躍してる動画を撮れるまではそれをモチベーションにして続けようと思ってます。
フリーでは結構頑張ってくれるんですが動画だと何故か上手くいかないんですよねぇ…
という訳で、今後も動画上げていきますのでチャンネル登録、高評価等、よろしくお願いします!!!
今なら古参面できるぞ!!!!
以上、雑談でした。では!