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大学時代を無駄には過ごしてないですか?-千田琢哉

おはよう!

大学の時の行動や考え方というのは今後の人生に影響する「ゴールデンタイム」です。にもかかわらず、周りに合わせて面白くない飲み会や、ただ時間を浪費してしまうなど、自分に萎えてしまう時ってありますよね。

そんな方におススメなのがこの本になります。

千田琢哉氏は経営コンサルタントとして、結果を求められる環境下で様々な成功者と交流する中で、得た知見や情報を惜しみなく読者に提供してくれます。

私個人も人生でかなり彼の影響を受け、特にこの本の影響をフルに受けた一人です。今日の自分があるのもまた、この一冊のおかげです。

この本は千田氏の100個の名言から構成されており、今読み返しても「金言だらけやんけ!!」と唸る名言ばかりです。

その中でも印象的な3つの金言を皆様とシェアしていきたいと思います。
それでは行きましょう!



①後から振り返ると、成長しているのはいつも独りぼっちの時間だ。


千田氏はこの著書の中で頻りに、一人でいることの重要性を唱えております。「常に交流会や誰かと一緒にいる人は、何かに打ち込むことから逃げているだけ」と主張しております。

大学生というのは人生の中で唯一と言っていいほど自由な時間です。自由過ぎるが故に、自分自身の行動に責任をもって生活をしないと自堕落な生活にもできるし、また一つのことに打ち込んだ実りのある青春を過ごすこともできます。そのような貴重な時間を過ごしていく中で、一番面倒なのは「周囲の声」であります。

「〇〇君がその授業取るなら、俺も取ろ~っと」
「暇だからだれかと旅行行きたいけど、一人で行くのは恥ずかしいし….」
「よくわかんないけど、昼休みはサークルで何となく集まって…」

果たして、上記の主体性のない学生が、今後成功すると思いますか?

千田氏はそんな同調圧力に負ける4年間よりも、孤高で自分の目標や在りたい姿を掲げている学生の方が何十倍も価値がある、とおっしゃっております。

独りで何がカッコ悪い!
一人だけ真っ赤で目立つ方が500倍かっこいいだろ!!笑

この本の主張の一つが「一人で行動すること」だと理解した、当時の私はそこからなるべく一人で過ごしてみよう!と思い立ち、図書館で読書するときも、オープンペースで勉強するときも、興味のあることを始める際には、基本的に”一人で”やってみました。
最初は少し寂しい思いがありましたが、そのうち自分の人生をコントロール出来ているような「全能感」を覚えるようになりました(厨二だな。笑)
今までの生活とは違う、充実感にあふれ、何事にもチャレンジングに動くことできた4年間になりました。
そして一人で行動することのメリットとして、「誰の許可もとる必要がない」というのがあります。誰々がいるから~みたいな、他責マインドではなく自分の行動や時間に対して責任を取り組めるのが、周りの学生と一線を引けるアイデンティティになりますよ?

どきちこ!

何よりこの「孤高マインド」の面白いところは、同じような一人で頑張っている同志が自分と集まってくることにあります!
自分と同じキャラクターの人間に出会ったときに、「あっ!コイツ俺と同じ匂いがする!」と感じることありますよね?あれと同じで孤高で頑張っている人間は互いを引き寄せ合い、最終的には、分野は違えど、互いに切磋琢磨できる友達が集まってきます。
実際に私は「ボクシングで日本タイトルを狙う奴」「最終的にSaaS系で起業した秀才君」など濃いぃ~友達に刺激を受けながら大学生活を過ごしていました(キャラが無茶苦茶ですね笑)。

⓶「いい男がいない」という人は理想の相手が現れても相手にされない。


元経営コンサルタントの千田氏なので、ビジネス関連の金言が多いかと思いきや、意外にも大学生には「恋愛を全力すること」を推奨しているのが面白い点です。またこの本に掲載してる100個の名言のまとめとして、恋愛に関する一言を話されております(ここは自分で読んでみてね!)。

それほど20代前後で経験する恋愛というのは、影響力を持っているのかと思いますが、私が首がとれるほど頷いてしまったのが”「いい男がいない」という人は理想の相手が現れても相手にされない。”の一文。もちろんいい女がいないと言う人も同等ですが、補足として以下の文書も加えられております。

モテないグループの特徴は「いい人がいない」と嘆いていることだ。
そして彼らを観察してすぐにわかることは、「かわいい子・いい男が目の前に現れたとしても全く相手にされないだろうな」ということだ。
単に自分の魅力のなさを棚に上げて持てない者同士で強がっているに過ぎない。

千田卓哉

少し意訳しましたが、簡単に言えば「そんな愚痴ばっかりのお前に、誰が素敵だと思うのか?」ということを主張してます。
ならば素敵な異性がいつ来ても大丈夫なように「目標に向かって戦う男」「資格の習得に向けて日々の鍛錬を怠らない」「結婚した時のために栄養学を学んで家族にいい料理を提供する」など自分磨きのために時間を使うのが有効的だと思います。

どんな理想的な「社長令嬢・帰国子女・ロリ顔の爆乳リーダー(?)」が目も前に現れたとしても、相手にされなかったら勝負の土俵にも立つことすら許されません。しかもそんな理想的な彼女には、常にハイスぺの男たちからアプローチを受けており、そんな中で自分は隣にいる「東大卒外資系金融マンの彼」や「IT系企業で一旗揚げた年収5000万円の彼」「筋骨隆々の190㎝ハーフイケメン」などハイスペックな彼らをなぎ倒さなくてもいけません。

こちらは「オタ恋」の生成AIの画像ではあるが
リアルではブ男がこんな美女を捕まえることなんてない!


「私はそんな外見やお金になんて流されないわ!
私はニキビ面で体臭もキツくて、年収200万円で身長も私より低いデブのあなたの方が好きなの!」なんて言ってくれる人は、AVやドラマなどの創作の世界でしか存在してません。

千田氏が伝えたいこととしては人のことを棚逃げるよりも
まず現実を直視し、「この理想的な異性に振り返ってもらえるほど自分は魅力的なのか?」ということを自分に問いただすべきだということ。
そのためには①で主張している一人で打ち込むための時間や孤独な時間が必要不可欠だということです。

どきちこ!


③どんなピンチも10年後には笑い話になってる


20代というのは感受性も豊か・怖いもの知らず・体力的にも何でも出来る、云わば”人生のゴールデンエイジ”です。著書ではピンチについて言及し

「ピンチを乗り越えた数と、その人の生涯賃金は比例する。」
「ピンチを乗り越えた数と、就活や恋愛でのモテ度は比例する。」
「土壇場で、「ピンチの顔をしていない人が大物になる。」

など金言が多く見受けられます。

ですが当時大学生の私にとって一番ぶっ刺さった文章が、

ピンチを一度も経験したことのない人生が、最もピンチ。

千田卓哉

誰しも「リスクなんて怖いから負いたくないし、回り道なんてせずにスマートにカッコ良く、正解だけを選んで生きたい」というのが本音の人が多いでしょう。
ですが、現実世界で公務員だろうが、サラリーマンだろうが、起業しようが、専業主婦になろうが、ニートになろうがリスクは付いて回ってきます。

リスクを避け続けるのが最高のリスクであり、大学生活という人生で最も人生で自由で、守られている時間に「リスクに飛び込んでいけない人間=対して成功なんてしない」ように見受けられます。
かなりきつい表現をしましたが、実際問題皆が口にしないだけで賢い皆様なら体感知としてご理解できると思います。

しかもリスクは迎えに行くほど、怖くない!
リスクから逃げるほど最大化していくぞ!!

終わりに


千田氏はこの本を通じて自分の現実を直視する重要性を説いているように見受けられました。リアルな自分を理解するものとして手っ取り早いのが恋愛であり、「恋愛を実らせていくには、自分の将来性や努力を評価してもらえるステージまで登らないといけない」というのがこの本の総評です。

確かに私個人の記憶を思い返しても、恋愛にアクティブだった奴や魅力的に見える人たちは、仕事やプライベートでも充実しているように見えますし、全てにおいて”モテている”と思います。

じゃあ「既にそこの輪に入れていない僕らはノーチャンスなのか?」と思う人は、以下を守れば大丈夫です。

・一人で何かに打ち込む
・恋愛をする

私はこの本の効力を実感し、魅力的になるよう体現してきた一人です。
この本で成功したある種の先輩として、この本を実践していくことがきっかけになることを願っております。


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