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燎原の火を味わった日
燎原の火
激しい勢いで広がっていき、防ぎようがないもののたとえ
こんなことは初めてです
これは彼が言った言葉のひとつです
これは本当にひとつの奇跡を見たのかもしれないと感じました
先日の負け戦請負集団TUNDERUの会議で事業体制の改善の策は出来た
次にやることはこの案件をたくさんの人に知ってもらい、助けを乞うことだ
いくら運転資金を負担すると言っても限度がある
これを回せるようにしておかないとタイムオーバーで共倒れしてしまう
こうなれば僕らの負け、正に共倒れである
巻き込んだ人間がいる以上、これだけは避けなくてならない
かと言って、負け戦にお金を支援するだけを頼むのは忍びない
さて…どうしたもんか…
自分たちも含めて全員が得になる方法は何か?
そんな時にしんごさんと新しく作ってるオンラインサーカスというサービスを思い出しました
これはこれから47都道府県に作る予定のスナックサーカスをつなげるためのツール
オンラインで繋がるためのボックスとして作り、ここで日本全国の商品を集め、それを日本中のサーカスで代理販売する
北海道から九州、沖縄までの商品を各地のスナックサーカスで販売する
サロン用アンテナショップにするためのオンラインショップを作っていました
これをうまく使えないかな?
ここに支援してくれる人の商品を掲載して、これを買ってくれた人の売上の一部を支援に回してもらう
商品出してくれた人の宣伝や売上に繋がり、商品を買って支援するのできちんと手元に商品は残る
日本中の知らない人に商品を知ってもらい、それが欲しい人に商品を届け、みんなが共通する助けたいという支援をできる形する
支援してもらう側も当然助かる
経済活動を促進した上に人助けもできる
これが最適解な気がする
わかんないけど怒られたり、批判されたらごめんなさいって言えばいいか
昨日話したばっかだけど、なんとかなるでしょ
いいや丸投げしちゃえ
「オンラインサーカス使って、支援してくれる人の商品を売れないですかね」
「いいよ」
さすがです
話が早い
ここからの開発スピードは前回書いたとおりです
ちょっと目を話すと、じゅりさんとしんごさんで改善修正の嵐!
昼でも夜でも夜中でも週末でも関係なし!
とんでもないスピードで完成させておりました
これで下準備は完成しました
ここからはほんとに僕の仕事です
どうやってこの藤嶋さんの事を知ってもらって、どうやって協力してくれる人を増やしていくか…
ここが最大の問題だな
考えても仕方ないから、個人個人頼み込んでいこう!
そしてゆーじは考えるのをやめた
こういうときはまずやってみる
その反応を見てまた考える
やらなきゃ物事は進まん
ひたすらお願いして回りました
実は九州で事業失敗した人がいて、その人を何とかしようと有志で集まった人達で事業再生をしようとしてるのですが、こういう支援の仕組み考えたので協力してくれませんか?
本当にこのときは気持ちがいっぱいになりました
「ゆうじさんが言うなら協力しますよ」
「内容わかってないけど、お前がやるなら乗っかるよ」
「何ができるかわかんないけど、手伝わせて下さい」
こんな声がたくさん入ってきました
本当に嬉しかった
一度失敗して、色んな人が離れていきました
今まで仲良くしてたはずの人間も気が付いたら会いにくくなってて、人に会うことが怖い時期もありました
周りの人間全て信用できないときもありましたし、親切にしてくれる人や近くにいる人にムダに噛み付いていた時期もありました
こう言うことを言ってくれる人がいるって事がどれだけ救われるのか
今回の事でやっと知れました
自分は存在していいんだ、まだやれることがあるんだ
自分を肯定してくれる人の存在がこんなにも救われるものなのか
そんな時ひとりの男から連絡きました
「ゆうじさん、今回の案件僕にも手伝わせてくれませんか?」
東京の泥酔王、テキーラの申し子ほあしーからでした
「東京の方の告知活動手伝います。忙しいでしょうから自分にある程度任せてくれれば、どぶ板で動きます!」
本当にありがたかった
優先順位が高いのはこの案件ですが、緊急で進めていくものはひとつではない
何個も同時に事業を進めていると、いきなり緊急度が高くなることもある
そんな中この言葉は本当にありがたかった
「ほんとにありがたいので全部丸投げするのでよろしくね」
秒速でぶん投げました
動いていて違和感を感じたのは、
内容がわかんないけど~、
なんかわかんないけど~
この言葉です
そうなんです
勢い余って突き進んでしまい、内容をまとめないでただ突っ走ってしまった
いきなりこれを突きつけられたら、普通の感覚なら意味不明です!
これで終了です
これはしまった!
支援を求めてるのに、余りにも雑すぎる!
思いがどうとかそんな問題じゃない
当たり前のことをしっかりやらなくては!
「すいません!早急に自分の今回の話をnoteに書いて下さい!カッコつけなくていいし、じっくり考えなくていいです。ただただ今思うことを吐き出して下さい」
突然の無茶振りでしたが、時間のない中、何とか夜には書き出してくれました
https://note.com/atm334567/n/ne936fc4e828a
その文を読んだ時にこれは勝ち筋が見えた。と思いました
ほんとにちょっとだけど小さな突破口が見えたと感じました
本当に自分の恥をしっかり向かい合った覚悟が見えました
実は僕はこの経験を一度しています
知る人ぞ知る、80プペの男と呼ばれた本岡宏一くんと同じだなと感じました
彼もまた本当の自分を隠し、自分にウソをついて誤魔化して生きていました
そこで自分の過去の失敗をさらけ出し、かっこ悪いと思ってる肉体労働をやってもらい、何が本当のカッコ悪さなのか?
見せかけのかっこよさや、薄っぺらいきれいな言葉、何が本当にかっこよくて、ダサいのか?
人は何を見ようとするのか?
この時彼は自分の殻を破って、たくさんの味方を得ました
沢山の人が彼を応援し、彼を支えようとしてくれました
しかし、途中で元々の逃げ癖なのか?逃避癖なのか?
彼は僕から去りました
当然、彼を支えようと、応援しようとしてくれてた人達にも悪いことをしてしまいました
https://note.com/dokataiinkai/n/ncc8885fcfaf0
https://note.com/kouichi1997/n/n692ada723b08
(良かったら読んでみて下さい。面白い文章を書きます)
ただこの時感じのは、これは同じように人に刺さる文集だと思いました
あの時感じた最初の感動
これはウソではありません
人が腹を括った瞬間
覚悟を決めた瞬間
奇跡は近づいてきます
ほあしーくんの頑張りもあり、知ってはくれてるけどイマイチ話が掴めない
なんかよくわかんないって感じてる人はたくさんいましたが、認知はしてくれていました
これもまた奇跡を起こすひとつのキーポイントになったと思います
「いい文章でした。これはもうこのまま行きましょう!」
彼の思いの詰まった、覚悟の詰まった、そして恥の詰まった文章が投下されました
この数分後です
これが正に燎原の火というものかと思いました
現実には見えないですが、僕にはハッキリと見えました
ツイッター上に燃え広がっていく炎が…
「note見ました!応援させてください」
「文章に覚悟が見えました」
「泣きました。支援させて下さい」
「一緒に戦います!商品提供させてほしいです」
とてつもない勢いでコメントやDMが来ます
本当の覚悟は伝わる
人の思いで奇跡は起きる
さあこれで本当の準備は出来た
勝ち戦に転じさせる下地は出来てる
数日前まではひとりでただ死んでいくだけだったのが、今は100人近い人が後ろに控えてる
この支援はまだまだ広がるし広げる
ここが僕の戦場だから、やれることは全部やる
ここもまた大きな戦の戦の潮目を変える時になりました