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希望の見つけ方(57):想像力

知識力を鍛えるか?
それとも
想像力を鍛えるか?
 
ワタシはこの時代、
後者の方がずっと大切に思う
 
だって知識なんて、望めば
いくらでも手に入るから
 
南海トラフ巨大地震は、この30年の内に70%から80%の確率で起こり得るといいます。それは今日のことかもしれないし、明日のことかも知れない。その割にわたし達はのんきです。報道番組で地震の特集があったときに(そうだ飲料水を確保しておこう)とスーパーで買い込む。それでも地震というものをせっぱつまったものとして考えない。そしてやがてまた日常の中に埋没していきます。
 
「死」についても同じことが言えます。私が30年後に死んでいる確率はほぼ100%です。でも今日は死なない前提で一日を始めます。こんな川柳を見つけました。シルバー川柳と呼ばれるもので、作者は84歳の女性です。「お迎えはいつでも良いが今日はイヤ」。川柳らしい本音が滲み出て出ていますね。(笑)人間はいつかは死ぬものと重々わかってはいても、やがて起こるであろう大地震と同じように、いつの間にか日常の喧騒の中で忘れてしまいます。
 
地震とか死とか、なにか深刻な話題ばかりのようですが、実は私は明るい未来へ向けての想像はもっと大切と考えます。たとえば私は、希望オンラインという新しい仕事をスタートしたばかりです。「希望と元気があなたのスマホに届きます」がスローガンで、10分ほどの音声と100字ほどのメッセージを会員に送信するもの。会員数はまだ少ないですが私は想像します。(多くの人々が希望オンラインによって、イキイキと仕事をして充実した人生を歩んでいる)と。
 
つい最近のこと、7,8年ぶりにお会いした人がいました。酒場で盃を酌み交わしながら彼はこう語るのです。「松崎さんが以前言ったことでいちばん印象に残っているものがあります」。今でも彼自身、ふだんよく使う言葉だという。聞くと「夢を肴に酒を飲め」らしい。私は当時、この言葉をポスターにして行きつけの居酒屋に貼ってもらっていました。将来ああしたい、こうしたい、俺の夢はこうなんだ、と語りながら飲む酒はいちだんと楽しく心躍るもの。夢とはつまり、人間の想像力の結晶のようなものではないでしょうか。
 
「20世紀最高の物理学者」と評されるアインシュタインの有名な言葉があります。「想像力は知識よりも重要だ。知識には限界があるが、想像力は世界を包みこむことができる。」今や知識は、ITの飛躍的な発展で望めばいくらでも手に入れることができます。このような時代だからこそ、のびのびと想像を巡らすことが求められています。
 
 
◎「カイゼンひとくち英語」
Exercise your imagination skill!
想像力を鍛えよう。
 

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