松崎 しゅんどう S. Matsuzaki

希望の光は日常に潜んでいます。 小さな工夫で人は輝き始めます。 これまで20万人以上の…

松崎 しゅんどう S. Matsuzaki

希望の光は日常に潜んでいます。 小さな工夫で人は輝き始めます。 これまで20万人以上の方々に希望と元気を語り続けてきました。 現在、講演家、執筆家、柔道家として活動しています。 仕事や人生に希望を見出せなくなった人へ、すぐに行動に移せる具体的なヒントを提供できれば嬉しく思います。

マガジン

最近の記事

希望の見つけ方(70):出会いを求める

いい出会いは いい人生のミナモト   誰もが そんなこと分かっている   でもそのわりに 出会いを求め続けている 人は少ない   いい映画を観ました。「植村直己物語」です。日本が生んだ世界的な冒険家、植村直己。その生涯を描いた名作です。主演は、先日惜しくも亡くなった西田敏行です。日本人初のエベレスト登頂、世界初の五大陸最高峰登頂など、なぜ危険を冒してまでも冒険をするのか?やむにやまれない人間のタマシイを感じます。いい作品に出会えて幸せでした。   適切な人との出会いによってい

    • 希望の見つけ方(69):元気

      いつも元気であろう とするよりも   もっと大事なのは   いつでもどこでも リラックスできること   長年、元気とは?を考えてきました。会社を作ったときに社是に掲げたのも「人と組織の元気を創る」。講演や研修会でも「元気」について多く触れてきました。そして今の私の結論はこれです。「元気のためには、いつも元気でいようとしない」。誰にでも調子がイマイチのときがあります。そんなとき、元気が出ないからダメ、と下を向かないことです。元気が出ない時間を、むしろ愛おしむ。今なんだか元気が湧

      • 希望の見つけ方(68):言葉に生きる

        いい言葉に 出会いたい   いい言葉は いい人生に 導いてくれるから   37年前のことです。私は念願の独立を果たしました。でも独立というのは、 とてもエネルギーのいる作業です。私はサラリーマンでしたが、あれやこれやのつながりを断ち切る覚悟がなければできるものではなりません。そこで、 オレはどどうなるのが理想なの?と自問自答してたくさんの言葉を出してみて、3つに集約したのがこれです。(旅したいとき旅できる、身軽で気軽、どんどん表現する)。会社で働きながら、何度もつぶやいていま

        • 希望の見つけ方(67):人を笑わせる

          一人が笑うと 一人が嬉しい   二人が笑うと 二人が嬉しい   人が笑ったぶんだけ 地球上の幸せが増える   それでいいではないか   私は以前心筋梗塞になったので、今も2ヶ月に一回、病院でチェックしてもらいます。先生からは適度な運動はかえって体に良い、と言われています。先日のことです。診察室で先生がこう言うのです。「松崎さん、来週はいよいよマスターズ柔道の大会ですね」。私「成績が良かった場合にのみ、あとでお知らせしす」。ドクターと看護師さんが大笑いしていました。   同じ日

        希望の見つけ方(70):出会いを求める

        マガジン

        • 希望の道場
          47本
        • Dojo of Hope
          5本

        記事

          希望の見つけ方(66):きれいにすれば希望が見える

          いらないものが 積もれば積もるほど   いるものが見えなくなる   希望だって見えなくなる   ある東北の和食屋さん。大震災や水害にもめげず地方都市でがんばっています。でもコロナの影響もあって、これからの団体客はもう望めないよう。バックヤードには、かつて繁盛した頃の名残が雑然と積み重ねてあります。刺身用の舟盛りの器やら、大皿各種やら。店主はそれらすべてを思い切ってゴミに出しました。ご主人のさわやかな顔が印象的でした。「きれいにすれば希望が見える」と。以上は、断捨離のTV番組の

          希望の見つけ方(66):きれいにすれば希望が見える

          希望の見つけ方(65):一歩進んだ感

          今日はなにかちょっと 前に進んだ気がするなあ   今日はなにかちょっと 夢に近づいたのかも知れない   この小さな充実感を “一歩進んだ感”という   ああ、今日はなにか前に進んだなあ、なんだか気分いいぞ、といった日があります。些細なことなのですが、私はこの小さな充実感を「一歩進んだ感」と呼んでいます。たとえばごく最近のこと、ずーっと放置していたフェイスブックを再開しました。でもどのような内容の投稿をしたらいいのだろう?試行錯誤というか、あれやこれやと迷走しながら進めていまし

          希望の見つけ方(65):一歩進んだ感

          希望の見つけ方(64):起死回生

          (もう、ダメかも…)いうとき   頭のどこかに 「起死回生」 というキーワードを保存しておこう   ダメなものを一気に立て直すこと   絶望を希望に変換する魔法のキーワード   ウタマロ石鹸ってご存知でしょうか?100年の歴史がある会社です。ずーっと固形石鹸を製造してきました。しかし粉末や液体に押され不振が続いていました。社長は、もう製造をやめちゃおう、とも思っていたそう。ところがお客さんの声をよく聞いてみたら、Yシャツの襟など汚れのひどいところに直接こすって「部分洗い」をし

          希望の見つけ方(64):起死回生

          希望の見つけ方(63):かこつけコミュニケーション

          桜にかこつけて 酒を飲む   誕生日にかこつけて ワイワイ騒ぐ   何かにかこつければ コミュニケーションのチャンスは 無数にあるよ   何かにこじつけたり、結びつけたりして人と会うことを「かこつけコミュニケーション」といいます。たとえば花見。桜にかこつけて人々は飲んだり食べたりを楽しみます。桜の花を愛でるのもいいけれど、人々の本音の楽しみは、桜を口実に酒を楽しく酌み交わすことにあります。   以前私は、あるクリーニング工場で社員研修を担当していました。数十人の人が働いていま

          希望の見つけ方(63):かこつけコミュニケーション

          希望の見つけ方(62):道に迷ったら

          仕事にも 人生にも 人はときどき迷ってしまう   そんなとき 暗い海を航海する船が 灯台の光を頼りにするように   変わらぬ一点を 見つめていよう   知らない街で道に迷ってしまったときはとても心細いものです。とくに私は相当な方向音痴なので、そんな思いをたくさんしてきました(苦笑)。私が小学2年生のときです。香川県の小さな島から、父の仕事の関係で山形県の米沢に引っ越すことになりました。途中、東京に寄りました。ところが小さな私は、ちょっとしたことで親からはぐれ、道に迷ってしまっ

          希望の見つけ方(62):道に迷ったら

          希望の見つけ方(61):逆風が吹いても

          逆風だからこそ 自分を磨くことができる   そう思えば、 もうちょっとだけ ガンバレル   いっぽう 今は順風でも 風向きは変わるもの   そう思えば、気が引き締まる   仕事にも人生にも、ときおり逆風が吹きます。逆風とは進行方向から吹いてくる向かい風です。行きたいところへ行くのを邪魔する風のこと。私にも、これから花を咲かせたい夢も野心もあります。でもモノゴトが必ずしも思うようにいかないときに、ふと逆風をかき分けながら歩いているような重た~い気分になることもあります。   ち

          希望の見つけ方(61):逆風が吹いても

          希望の見つけ方(60):毎日削減

          いらないものを どんどん減らせば、 どんどん軽くなる   身軽になって 気軽になって ほんとうにいるものが見えてくる   モノがあふれ、情報の氾濫するこの時代には、毎日何かしらを減らしていくことが大事です。私たちが毎日使っているスマホにも、古くなった写真やらメールやら、いらないものがどんどんたまっていきます。引き出しを開ければ、インクの切れたボールペンやら、錆びたカッターナイフやら、期限切れのサービス券なにやらがたまっています。いらないものがたまっていくと、いざ何かが 必要な

          希望の見つけ方(60):毎日削減

          希望の見つけ方(59):やり続ける

          どうしようかな? と不安になる   この道でいいのかな? と迷う   それでも 決めたことを、やり続ける 少しずつでも、やり続ける   するとやがて 見えてくるものがある   警察署内で「ゲテモノ」と下に見られていた捜査がありました。今から30年ほど前のこと、パソコン通信で薬物や裏ビデオなど、違法な物品販売が横行し始めました。そのころサイバー犯罪捜査は、まったく日の目を見ない仕事だったのです。今でこそ花形の仕事として脚光を浴びています。サイバー犯罪捜査の草分けを自負する木村公

          希望の見つけ方(59):やり続ける

          希望の見つけ方(58):他のために

          分福(ぶんぷく)という言葉がある   幸福を人に分け与える 周囲を幸福にする それが自らの幸福につながる、と   たしかに人から 「おかげさまで!」と言われた瞬間って チョー嬉しいもんね~!   大リーグの大谷翔平選手がインタビューで、おや?と思えるような発言をしました。「生産的なアウトが大事です」。たとえば自分はアウトになっても、前に打ったバッターの進塁を助ける、というような意味らしい。強打者は、いつもホームランを狙いたいもの。でもチームの勝利のためには、自分が犠牲になって

          希望の見つけ方(58):他のために

          希望の見つけ方(57):想像力

          知識力を鍛えるか? それとも 想像力を鍛えるか?   ワタシはこの時代、 後者の方がずっと大切に思う   だって知識なんて、望めば いくらでも手に入るから   南海トラフ巨大地震は、この30年の内に70%から80%の確率で起こり得るといいます。それは今日のことかもしれないし、明日のことかも知れない。その割にわたし達はのんきです。報道番組で地震の特集があったときに(そうだ飲料水を確保しておこう)とスーパーで買い込む。それでも地震というものをせっぱつまったものとして考えない。そし

          希望の見つけ方(57):想像力

          希望の見つけ方(56):好きなこと

          昔の人が言うには 「惚れて通えば千里も一理」   好きな人の所に通うのならば どんなに遠くたって短く感じられるよなあ…と   「好きだなあ!」は 自分を動かす最高のエネルギー源なんだね   映画「フェイブルマンズ」を観ました。映画監督スピルバーグの少年から青年に至るまでを描いたもの。スピルバーグといえば、ジョーズ、ジュラシックパークなどの作品で、世界中を沸かせました。私は「未知との遭遇」の大ファンです。   未知との遭遇は、UFOの物語。そのときの感動があまりに大きかったせい

          希望の見つけ方(56):好きなこと

          希望の見つけ方(55):長期戦

          大きな壁に直面すると ガッカリしたり悲観したり どうしよう?とあせったり…   イヤなことは一刻も早く解決したいもの   でもそんなとき 「長期戦でやっつけよう!」   そう心に落ちれば スーッと気分も楽になるよ   私たちはときに大きな壁や困難に遭遇します。それは仕事であったり家庭や健康のことであったり。そして私たちは、あせったり悲観したりします。それはそうですよね、だれもイヤなことは一刻も早く解決したいから。そんなとき、短期に解決できそうもなければ、(こいつは長期戦かも)

          希望の見つけ方(55):長期戦