松崎 しゅんどう S. Matsuzaki

希望の光は日常に潜んでいます。 小さな工夫で人は輝き始めます。 これまで20万人以上の方々に希望と元気を語り続けてきました。 現在、講演家、執筆家、柔道家として活動しています。 仕事や人生に希望を見出せなくなった人へ、すぐに行動に移せる具体的なヒントを提供できれば嬉しく思います。

松崎 しゅんどう S. Matsuzaki

希望の光は日常に潜んでいます。 小さな工夫で人は輝き始めます。 これまで20万人以上の方々に希望と元気を語り続けてきました。 現在、講演家、執筆家、柔道家として活動しています。 仕事や人生に希望を見出せなくなった人へ、すぐに行動に移せる具体的なヒントを提供できれば嬉しく思います。

マガジン

最近の記事

希望の見つけ方(75):冗談人生

くよくよしたり いらいらする代わりに   つまらないことは 笑い飛ばしてしまえ   私は小学校時代の通信簿をまだ持っています。もうずいぶん古びて赤茶けています。先生が授業態度を記入する欄に「松崎君はふざけすぎ」と書いてありました。それはおとなになっても変わりません。仕事柄、まじめぶった顔をすることもありますが、本来は冗談好き。私の講演会や研修会でも、ジョークや冗談を交えながら進めるのがワタシ流です。笑いによって少しでもスマイルが広がり、場が明るくなれば、人はまた前向きにもなる

    • 希望の見つけ方(74):一日一番

      よけいなことを 考えない   あしたのことではなく きのうのことでもなく   きょういちばん たいせつなことに 集中する   今年もさらさらと時間が過ぎて、もう来月は年の瀬です。年を重ねるほど、時間は加速度をつけて流れていくよう。大相撲実況放送のテレビの解説でこんなことを聞きました。「力士はよけいなことを考えないで、一日一番の勝負に徹することが大事です」。角界一の名指導者と言われる、元横綱旭富士の伊勢ケ浜親方の言葉です。   でも、よけいなことを考えてしまうのが人の常。またダ

      • 希望の見つけ方(73):バカ話の友

        なんの準備もなくていい なんの役に立たなくていい ゆるんだ自分のままでいい   ただただ バカ話を楽しむ   そんな友との時間を 大切にしたい   バカ話とは辞書によると「とりたてて内容のないつまらない話、むだばなし」、とあります。効率一辺倒の人からすると、文字通り、バカ話なんて 時間のロス以外なにものでもないでしょうね。   でもバカ話もまた、人生の楽しみの一つ。自分をがんじがらめにしているものから解放されて、感じたままを語り合える楽しさ。私はときどき、学生時代の友人達とカ

        • 希望の見つけ方(72):目配り法

          目配りに 大きなエネルギーはいらない   なにかに ちょっと気づいたら ちょっとだけ手直しをする   そしてそれを繰り返す   目配りは究極のタイパだ   目を配る、という日本語があります。よく考えてみれば、とても面白い表現です。なんと言っても目ン玉を配っちゃうのですから(笑)。改めて辞書を開くと、いろいろなところに注意を行き届かせること、とあります。   (目配りが足りないなあ!)と痛感したことがあります。私がホームページを開設したのは何年も前のこと。でもちょっと油断すると

        マガジン

        • 希望の道場
          47本
        • Dojo of Hope
          5本

        記事

          希望の見つけ方(71):人の話を聞く

          人には 口が一つと 耳が二つある   ひょっとすると 自分の話しより   人の話を二倍聞け! ということかも知れないね   先日は昔の友と、昼の12時からなんと夜の8時までカラオケボックスにおりました。ときに歌い、ときに語り合い、8時間過ぎてもまったく疲れません。柔道仲間3人、歌い尽くし語り尽くして元気ハツラツ。それぞれ生き方も、考え方も違います。当然、価値観も異なります。   人と会話するときのキーワードは「無条件」ということではないでしょうか。こうだからいけない、ああだか

          希望の見つけ方(71):人の話を聞く

          希望の見つけ方(70):出会いを求める

          いい出会いは いい人生のミナモト   誰もが そんなこと分かっている   でもそのわりに 出会いを求め続けている 人は少ない   いい映画を観ました。「植村直己物語」です。日本が生んだ世界的な冒険家、植村直己。その生涯を描いた名作です。主演は、先日惜しくも亡くなった西田敏行です。日本人初のエベレスト登頂、世界初の五大陸最高峰登頂など、なぜ危険を冒してまでも冒険をするのか?やむにやまれない人間のタマシイを感じます。いい作品に出会えて幸せでした。   適切な人との出会いによってい

          希望の見つけ方(70):出会いを求める

          希望の見つけ方(69):元気

          いつも元気であろう とするよりも   もっと大事なのは   いつでもどこでも リラックスできること   長年、元気とは?を考えてきました。会社を作ったときに社是に掲げたのも「人と組織の元気を創る」。講演や研修会でも「元気」について多く触れてきました。そして今の私の結論はこれです。「元気のためには、いつも元気でいようとしない」。誰にでも調子がイマイチのときがあります。そんなとき、元気が出ないからダメ、と下を向かないことです。元気が出ない時間を、むしろ愛おしむ。今なんだか元気が湧

          希望の見つけ方(69):元気

          希望の見つけ方(68):言葉に生きる

          いい言葉に 出会いたい   いい言葉は いい人生に 導いてくれるから   37年前のことです。私は念願の独立を果たしました。でも独立というのは、 とてもエネルギーのいる作業です。私はサラリーマンでしたが、あれやこれやのつながりを断ち切る覚悟がなければできるものではなりません。そこで、 オレはどどうなるのが理想なの?と自問自答してたくさんの言葉を出してみて、3つに集約したのがこれです。(旅したいとき旅できる、身軽で気軽、どんどん表現する)。会社で働きながら、何度もつぶやいていま

          希望の見つけ方(68):言葉に生きる

          希望の見つけ方(67):人を笑わせる

          一人が笑うと 一人が嬉しい   二人が笑うと 二人が嬉しい   人が笑ったぶんだけ 地球上の幸せが増える   それでいいではないか   私は以前心筋梗塞になったので、今も2ヶ月に一回、病院でチェックしてもらいます。先生からは適度な運動はかえって体に良い、と言われています。先日のことです。診察室で先生がこう言うのです。「松崎さん、来週はいよいよマスターズ柔道の大会ですね」。私「成績が良かった場合にのみ、あとでお知らせしす」。ドクターと看護師さんが大笑いしていました。   同じ日

          希望の見つけ方(67):人を笑わせる

          希望の見つけ方(66):きれいにすれば希望が見える

          いらないものが 積もれば積もるほど   いるものが見えなくなる   希望だって見えなくなる   ある東北の和食屋さん。大震災や水害にもめげず地方都市でがんばっています。でもコロナの影響もあって、これからの団体客はもう望めないよう。バックヤードには、かつて繁盛した頃の名残が雑然と積み重ねてあります。刺身用の舟盛りの器やら、大皿各種やら。店主はそれらすべてを思い切ってゴミに出しました。ご主人のさわやかな顔が印象的でした。「きれいにすれば希望が見える」と。以上は、断捨離のTV番組の

          希望の見つけ方(66):きれいにすれば希望が見える

          希望の見つけ方(65):一歩進んだ感

          今日はなにかちょっと 前に進んだ気がするなあ   今日はなにかちょっと 夢に近づいたのかも知れない   この小さな充実感を “一歩進んだ感”という   ああ、今日はなにか前に進んだなあ、なんだか気分いいぞ、といった日があります。些細なことなのですが、私はこの小さな充実感を「一歩進んだ感」と呼んでいます。たとえばごく最近のこと、ずーっと放置していたフェイスブックを再開しました。でもどのような内容の投稿をしたらいいのだろう?試行錯誤というか、あれやこれやと迷走しながら進めていまし

          希望の見つけ方(65):一歩進んだ感

          希望の見つけ方(64):起死回生

          (もう、ダメかも…)いうとき   頭のどこかに 「起死回生」 というキーワードを保存しておこう   ダメなものを一気に立て直すこと   絶望を希望に変換する魔法のキーワード   ウタマロ石鹸ってご存知でしょうか?100年の歴史がある会社です。ずーっと固形石鹸を製造してきました。しかし粉末や液体に押され不振が続いていました。社長は、もう製造をやめちゃおう、とも思っていたそう。ところがお客さんの声をよく聞いてみたら、Yシャツの襟など汚れのひどいところに直接こすって「部分洗い」をし

          希望の見つけ方(64):起死回生

          希望の見つけ方(63):かこつけコミュニケーション

          桜にかこつけて 酒を飲む   誕生日にかこつけて ワイワイ騒ぐ   何かにかこつければ コミュニケーションのチャンスは 無数にあるよ   何かにこじつけたり、結びつけたりして人と会うことを「かこつけコミュニケーション」といいます。たとえば花見。桜にかこつけて人々は飲んだり食べたりを楽しみます。桜の花を愛でるのもいいけれど、人々の本音の楽しみは、桜を口実に酒を楽しく酌み交わすことにあります。   以前私は、あるクリーニング工場で社員研修を担当していました。数十人の人が働いていま

          希望の見つけ方(63):かこつけコミュニケーション

          希望の見つけ方(62):道に迷ったら

          仕事にも 人生にも 人はときどき迷ってしまう   そんなとき 暗い海を航海する船が 灯台の光を頼りにするように   変わらぬ一点を 見つめていよう   知らない街で道に迷ってしまったときはとても心細いものです。とくに私は相当な方向音痴なので、そんな思いをたくさんしてきました(苦笑)。私が小学2年生のときです。香川県の小さな島から、父の仕事の関係で山形県の米沢に引っ越すことになりました。途中、東京に寄りました。ところが小さな私は、ちょっとしたことで親からはぐれ、道に迷ってしまっ

          希望の見つけ方(62):道に迷ったら

          希望の見つけ方(61):逆風が吹いても

          逆風だからこそ 自分を磨くことができる   そう思えば、 もうちょっとだけ ガンバレル   いっぽう 今は順風でも 風向きは変わるもの   そう思えば、気が引き締まる   仕事にも人生にも、ときおり逆風が吹きます。逆風とは進行方向から吹いてくる向かい風です。行きたいところへ行くのを邪魔する風のこと。私にも、これから花を咲かせたい夢も野心もあります。でもモノゴトが必ずしも思うようにいかないときに、ふと逆風をかき分けながら歩いているような重た~い気分になることもあります。   ち

          希望の見つけ方(61):逆風が吹いても

          希望の見つけ方(60):毎日削減

          いらないものを どんどん減らせば、 どんどん軽くなる   身軽になって 気軽になって ほんとうにいるものが見えてくる   モノがあふれ、情報の氾濫するこの時代には、毎日何かしらを減らしていくことが大事です。私たちが毎日使っているスマホにも、古くなった写真やらメールやら、いらないものがどんどんたまっていきます。引き出しを開ければ、インクの切れたボールペンやら、錆びたカッターナイフやら、期限切れのサービス券なにやらがたまっています。いらないものがたまっていくと、いざ何かが 必要な

          希望の見つけ方(60):毎日削減