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#村上春樹
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土居豊の文芸批評・ドストエフスキー最大の問題作『悪霊』〜なぜ村上春樹は「悪霊」を「神の子どもたちはみな踊る」のエピグラフに選んだか?
土居豊の文芸批評・ドストエフスキー最大の問題作『悪霊』〜なぜ村上春樹は「悪霊」を「神の子どもたちはみな踊る」のエピグラフに選んだか? (1)村上春樹も愛読したドストエフスキー 今の世間で身近なところに、『悪霊』を語り合える知人が一人もいないのが、つくづく残念だ。 村上春樹の熱心な読者同士なら、ドストエフスキーについて少しは話せる。だがそれも、『罪と罰』や『カラマーゾフ』までが限度なのだ。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の「私」が、『カラマーゾ
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土居豊の文芸批評 ドストエフスキー『罪と罰』 ラスコーリニコフの老婆殺しは、妹推しの兄が切羽詰まってやっちまったこと
土居豊の文芸批評 ドストエフスキー『罪と罰』 ラスコーリニコフの老婆殺しは、妹推しの兄が切羽詰まってやっちまったこと (1)なぜ、いま、ドストエフスキー? 唐突だが、ドストエフスキーを語ることにする。 それというのも、筆者は長らく村上春樹作品を批評してきたが、村上作品の根底には、ドストエフスキーからの影響が色濃いからだ。 村上自身、中学時代からドストエフスキーを読んでいたし、英語で米国ハードボイルドのペイパーバックを読むようになってからも、ドストエフスキーの長編を愛読して
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連載更新!文芸批評4(続き)村上春樹『街とその不確かな壁』の原点は、忘れられた傑作『1973年のピンボール』である 2
連載更新!文芸批評4(続き)村上春樹『街とその不確かな壁』の原点は、忘れられた傑作『1973年のピンボール』である 2 ※写真は全て土居豊の撮影 ※前回まで 土居豊の文芸批評その4 村上春樹『街とその不確かな壁』の原点は、忘れられた傑作『1973年のピンボール』である https://note.com/doiyutaka/n/n496a4b188cfa (4)ピンボールの主役・鼠の故郷、西宮と芦屋 本作は、前作『風』でもう一人の主人公だった語り手「僕」の親友「鼠」に
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連載更新! 土居豊の文芸批評その4 村上春樹『街とその不確かな壁』の原点は、忘れられた傑作『1973年のピンボール』である
連載更新! 土居豊の文芸批評その4 村上春樹『街とその不確かな壁』の原点は、忘れられた傑作『1973年のピンボール』である ※写真は全て土居豊の撮影 ※前回まで 土居豊の文芸批評その1 村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版と新作1 https://note.com/doiyutaka/n/nc68693cc0b25 (続き)村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版と新作2 https://note.com/doiyutaka/n/nec4c3577cf8d
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土居豊の文芸批評その3 村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版中編「街と、その不確かな壁」を読んで、「街」のモデルを特定した
土居豊の文芸批評その3 村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版中編「街と、その不確かな壁」を読んで、「街」のモデルを特定した ※写真は土居豊の撮影です(一部除く) ※前段まで 土居豊の文芸批評その1 村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版と新作1 https://note.com/doiyutaka/n/nc68693cc0b25 (続き)村上春樹『街とその不確かな壁』のオリジナル版と新作2 https://note.com/doiyutaka/n/ne