勘弁してくれよ、オランダのスーパー飯
今住んでいるところは繁華街でも店は小さいし、外食レベルも低いし、その割に治安も良くない。と、不満を言い出すとキリがないけれど、ドイツでも西のほうなので結構簡単にドイツ脱出ができるという利点があります。
ということで、先日のドイツ独立記念日に日帰りでオランダに遊びに行ってきました。
今回は買い物目当て。ドイツの祝休日にはお店が営業していないのでオランダを目指したところもありますが、オランダで買い物する方が断然楽しいのです。
スーパーに限らずオランダでの買い物が好きな理由はいくつもありますが、今回はドイツに住む主婦目線でオランダのスーパーの「ごはん」について。
こんなスーパーがある
ドイツにもオランダにもあり、ドイツでもオランダでもあまり雰囲気が変わらないのがアルディとリドル。オランダに来てまで…?ということでスルーします。
オランダで私が1番好きなのは、アルバートハイン(Albert Heijn)。ahと略します。テーマカラーは白い背景に爽やかな青。
次が、黄色い背景に黒字のjumbo。商品の展開はアルバートハインに似た感じ。
力強い赤のDirkというのもあります。
店内の雰囲気も、よそより安く!をモットーにしてますよね?という感じです。大きな店舗でもレンチン飯の品揃えは控えめ。
こんなスーパー飯がある
スーパーのチェーンによって充実度はちょっと異なりますが、
開けてソースと混ぜればすぐ食べられる系
オーブンで焼けばすぐ食べられる系
電子レンジでチンすればすぐ食べられる系
の、「手間なしフード」がかなり発達しています。
「そういうのはドイツにだって大きいオシャレなスーパー行ったらあるよー」
と言う人もいますけど、大きいオシャレなスーパーにあまり足を踏み入れない私が知っている、ドイツでよく売られている「手間なしフード」は、栄養バランスがいまいち。
サラダだとバカにしてはいけない
オランダのはサラダにも芋や麺類、ナッツや卵、ちょっとしたお肉やチーズが入っていて、それだけで食事が完結します。ドレッシングも美味しい。
そして、アジア風だったりオリエンタル風だったり、味のバリエーションも豊富。
温めるご飯だってバカにできない
チンする系も同様に、栄養バランスまで配慮されている感じがあります。買ってきてチンするだけ、というラクさに背徳感はないでもないですが、外食より断然安いし、栄養バランスも良さげだし、美味しいからたまには良いのです!
そう、美味しいのです。イタリアン、カレー、韓国風、インドネシア風、東南アジア風、などなどやはりバリエーションは豊かで、行くたびに新作が出ています。
新作で「ラーメン」なるものもありました。買わなかったけど。
カルボナーラ、なるものもあり、ひとによっては「こんなのカルボナーラじゃない」というようなものですが、普通に美味しいです。行った時にはなかったけど、まさか廃番じゃないでしょうね。
結構ボリュームがあるので大人でも満腹になるし、子供は一つは食べきれません。
オランダ名物?○○まん、も
肉まん、という類の食べ物も冷蔵コーナーにあります。中身はカレー風味のチキンだったり、ちょっと味付けを描写しにくい甘辛い牛肉だったり、ピーナツ風味のなんかだったり。中華の肉まんを想像しているとちょっと違いますが、それはそれで楽しめます。
注意
というわけで、オランダに宿泊する人は、宿に電子レンジがあればこういうものでちょっと節約するのも手です。
スプーンやフォークはついてこないので、借りられそうになければ購入しましょう。
ドイツから日帰りで買いに行く人は、冷蔵庫のスペースをたっぷりあけておかないと、思う存分買えません。
あと、ゴミ箱があっという間に容器で占領されるのも注意点かも。かさばります。
あと、所要時間。一つあたりレンジで7−8分温めるものが多いので、たくさん一度に温める必要がある時には、ご利用は計画的に。
次の機会にはお菓子についても書くつもりです。