22-23シーズン ありがとう京都ハンナリーズ(選手編 #11〜#23)
Doirieです。京都ハンナリーズの22-23シーズンが終わりました。共に戦った選手たちへの感謝を込めて、ひとりずつ紹介してみたいと思います。今回は#11〜#23までの7人です。
#11 久保田義章(くぼた・よしあき)選手
特別指定選手の期間を含めて4シーズン、京都でキャリアを重ねています(敢えて現在形!)。一年目はプレイタイムをなかなか得られず、プロになってからも当時の小川HCに調子のムラを改善するよう(もちろん大きな期待をこめて)教えられていたようです。その頃も賞賛されたコミュニケーション能力は今も健在。21-22シーズン終盤からスタメンに入り、今季は堂々たるエースPGに。自分でスコアもでき(サイズ選手でも1on1で取れる)、周りを生かせ(アシスト数もリーグ有数)、観るものをワクワクさせるプレイで文字通りチームをけん引しています。今年4月に通算1000得点も記録。
キャリアハイとなる14アシストも今季の記録です。
チームの末っ子だった彼も、今や後輩たちの目標になる存在に。2月の接触による眼まわりの怪我とその後の不振は心配でしたが、チームメイトと共に乗り越え糧としたのではないでしょうか。
4月29日の名古屋DD戦で味方と接触し、右足の捻挫と骨挫傷と診断され最終節は出られなかったよしあきくん。しかし、ブースターさんのニャリンハンドを手にチームメイトを鼓舞したり、一緒にクラップしたり、コートには入らなくても共に戦ってくれました。
オフコートでも魅力いっぱい。その時その時のチームメイトを心から愛し、教わったことを続けていく。そんな情にあついところ大好きです。
また、そんな彼をチームメイトも愛していることが、ゲームはもちろん公式さんのSNSからも伝わってきます。
(ただ、アウェイ出発時の「盗撮しないで」の言い方は本気でこわかったよ)
ファン感謝祭では運動系は参加できませんでしたが、るーじくんと一緒にブースターとハイタッチして回ってくれたりるーじくんの脚を持って踊ったり、大活躍。
#13 青木龍史(あおき・りゅうじ)選手
昨季大阪から移籍。1試合46得点のリーグ記録を持っています。昨季は終盤怪我に苦しんだようですが、京都でのトレーニングが合ったのか今季はパワーアップ!少ないプレイタイムできっちり結果を出し、バスケットLIVEでは「シンデレラ青木」という謎ニックネームまでつけられました(個人的にはシンデレラちゃうわ彼自身の努力や!と思ってます)。
かわいらしい童顔で、コートインするなり3P決めたりドライブからバスカン取ったり、スルスルっとゴール下入ってたりとクレバーかつ勇敢なプレイを見せてくれます。
また、何といっても最終戦後半に魅せた熱いプレイが印象深い。あの勝利は、彼の活躍も要因の一つだと思います。
子どもの頃アメリカに渡り、飛び級で大学を卒業した彼は日英バイリンガル。外国籍選手と日本人選手の橋渡しも担っていると想像します。チームメイトからもファンからも「ルージー」「るーじくん」と親しまれ、バスケットLIVEのトーク対決企画では対決した三河の細谷選手まで釣られて「ルージー」呼び^^。よしあきくんには耳を黙って持たせてあげるなど、フトコロの深さも感じさせます。
公式のオンラインショップでニャリンぬいぐるみを持たされたるーじくんがまた尊い。
ファン感謝祭でもよしあきくんやかんちゃんにいじられつつ、自分でもボケてみつつ、参加ブースターにも細やかに気配りしてくれてました。
#15 Tshilidzi Nephawe(チリジ・ネパウェ)選手
10月下旬〜1ヶ月ほどの在籍。ロールさんインジュアリーリスト入り直後の苦境を、身体を張るプレイでめちゃ助けてくれました。新潟戦や北海道戦の勝利は、チリちゃんの存在も大きかったんじゃないかと思います。国旗カードを貼ったボードを掲げてたら、すごく喜んで手を合わせてありがとうしてくれたことが忘れられません。
#16 淺野ケニー選手
洛南高校→専修大学2年生で特別指定選手として加入。私は勝手にケニタン呼びしてました。大学との兼ね合いで?12月末から2月のバイウィーク手前までの活動となり、コートに立つことは叶わず。
年末は髪を後ろで束ねていたのに、2月にはものっそいサッパリ切ったはりましたね。
大学に戻ってからもはんニャリンのマスコット総選挙を応援するなど京都に心を寄せてくれました。
#21 満田丈太郎(みつだ・じょうたろう)選手
2季連続のキャプテン(今季はユトフさんとダブルキャプテン)。私は敬意を込めキャプテンジョーと呼んでいます。
京都の誇るエースキラー。今季は腰の故障も抱えつつ、長時間コートに立つことが多かったように感じます。エースに仕事をさせないディフェンスがいかに体力を削るのか想像もつきません。でも、ヘロヘロになりもってでもキャッチアンドシュートで3Pを決めるなど、キャプテンジョーならではのプレイに毎度胸が熱くなります(信州戦でしたか、余りの消耗っぷりにレフェリーが試合止めたような)。バスケットLIVEで「チームメイトの思いをのせた3P!」と実況された時には胸が震えました。最終戦の大事な3Pを決めた場面でも、キャプテンの想いにフォーカスして紹介されています。
https://twitter.com/BASKETLIVE_JP/status/1655091051449978882
コムロンに鼻毛抜いてもらったり、プロフィールの記載で遊んだり「宇宙人」を装ってますが、根っこは真面目で真摯でチームメイトを大切にするプロアスリートだと思います。毎試合後に出されるキャプテンとしてのコメントから、地頭の良さや視野の広さも感じられます。
今季は同期のオザさんと楽しそうな様子が見られましたね。3季続くよしあきくんとのルーティンも、ずっと見ていたい…
#22 トビンマーカス海舟選手
今季、お隣の滋賀から加入。チームでいちばん若い(特別指定のケニタン除く)2001年生まれです。ついトビンちゃんと呼んでしまいます。
プレイタイムは少ないけれど、出れば必ず一本は決め、ゴール下で自分より大きい選手にも臆せず対峙します。そしてベンチではいつも積極的に声を出し、チームメイトを鼓舞し続けてくれます。ユトフさんと同じく、ベンチでガバッと上半身脱いじゃう。彫刻みたいな背中につい見とれてしまう…^^;
オフコートイベントで印象的だったのは、温かくポジティブな考え方の見える受け答え。背丈に関する子どもさんの質問に、背が小さくてもよしあきくんみたいにいい選手になれるよとやさしく力強く話してくれました。
ファン感謝祭ではコムロンに「あっちむいてホイ」とは何かをレクチャーされてました。素直に聞いてる様子もまたかわいらしい。
#23 Novar Gadson(ノヴァー・ガドソン)選手
12月・1月と2ヶ月弱の京都在籍でしたが、ベテランならではの老獪なテクニックでチームを助けてくれました。しれっと放つ3Pシュートや、ゴール下のディフェンスのいなし方が印象に残っています。
1月末に富山に移籍し、直後から大活躍(富山は最終戦でB1残留決定!)。それもあってか、シルエット的にか、たまにジュリアン・マブンガ選手と空目する時もありました。
京都の銭湯で目撃情報があったとも聞いたことが…
シーズン終わったらゆっくり銭湯ライフも楽しんでほしいですね。