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【共に、登る。】22-23京都ハンナリーズ開幕に寄せて

ご無沙汰しております。Doirieです。京都のプロバスケットボールチーム(B1)京都ハンナリーズを応援しています。今季は新たなオーナー・新たな社長のもとHCや選手たちも大幅に入れ替わりました。いよいよ開幕まで3週間、はやるココロを綴ってみたいと思います。

メンタル鍛えられたオフ期間

いやー、毎度キツいけど今回のオフシーズンもなかなかでした。感動のシーズン最終戦翌日、かつGW明けの月曜に小川HCの退任や加藤選手のリスト入りが発表。5月19日にはロイ・ラナHCの招聘というビッグニュースに期待が大きく膨らんだものの、そこからはリスト入りや移籍発表が相次ぎました。久保田選手の継続を知った日は、ダンナと祝杯あげたくらい「よいニュース」に飢えたことを思い出します。

7月、正式に新たな運営体制が発足した時には交渉中だったハーパー選手らも退団。7月末に新たな外国籍選手が3名まとめて発表になるまではホント気持ちがしんどかったなー(しみじみ)。
ただ、この時期には若手選手がアメリカに渡りトレーニングをするという今までにない試みも。新たなチームの胎動が始まっていました。

その後、9月3日の新体制お披露目直前に最後の一人・京都初のアジア枠となる選手の入団が発表され、ロスターが完成しました。

22-23ロスター

1   ジェロード・ユトフ選手
3   水野幹太選手
5   小西聖也選手(継続)
7   マシュー・ライト選手
8   TJ・ロール選手
9   小澤智将選手
11  久保田義章選手(継続)
13  青木龍史選手
21  満田丈太郎選手(継続)
22  トビン マーカス海舟選手
31  シェック・ディアロ(CD)選手
34  ザック・モーア選手
56  小室昂大選手(継続)

昨季との大きな違い

カタカナ増えた、だけじゃない

昨季の京都は、アジア枠も帰化枠もなし。これを活用するチームも増えてくる中、シンドイこともありました。しかし今期は初めてフィリピンからアジア枠としてマシュー・ライト選手を獲得。また、マリ出身のディアロ選手やカナダ出身のロール選手など、多国籍に。さらに「枠」としては日本でも、青木選手やモーア選手、マーカス海舟選手といった海外での経験が長い人たちも。考え方もバックグラウンドも経験も異なる選手たちが一つの目的に向かってチームになっていきます。

実はサイズアップ?平均年齢は若く

身長2mを超える選手は少ないのですが、ほぼ2m(198cm)は3人。小柄な選手の多いPGでも、今回加入した水野選手は183cm。全体にやや小さめだった昨季より大きくなってます。また、いちばん年長さんが31歳のライト選手(30代は彼のみ)。日本人最年長は28歳の満田選手と非常に若いチームになりました。もちろん、それゆえの強みもあれば弱みもあるでしょう。それを経験豊富なラナHCがどうまとめ上げるか、注目です!

バックアップ体制の充実

昨季にとても泣かされたのは何と言ってもケガ(とコロナ)。それを踏まえてか、今季はものすごくトレーナー陣が充実しました。そしてACも倍増(2名→4名)。トレーニング環境も公式さんの見せて下さる写真を見る限り、素人目にも良くなった感が。こういうとこは今季のコンディションアップはもちろん、長い目で見たプレイ環境の向上にもつながります。選手から見るチームの魅力も高くなるんじゃないでしょうか。

ユニフォームも一新

9月3日のお披露目会では、今季のユニフォームを着た選手たちが登場。あさぎ色ベースはそのままに、背番号が黒になりバスパン裾のだんだら模様を省き、シャープなデザインになった気がします(個人的にだんだらが消えたのは悲しい)。

新ユニフォームを纏った選手たち

変わらない存在

写真にもあるように、はんニャリンは健在です。オフにはPRで朝のラジオ体操から夜の二条城イベントまで、走り回ったはります。
そして京都の誇るチアダンサー、はんなりんもメンバーは少し入れ替わりましたが今季も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるでしょう。引退したMIYUKIさんが引き続き関わって下さるのは嬉しい。

戦うチームを見られるまであと3週間!

11日に予定されていたプレシーズンマッチが残念ながら中止となり、今のところ開幕戦まで一般の人が見られるゲームは発表されていません(非公開はあったとのこと)。

「常識や噂をぶち壊し、イケてるハンナリーズになるよう頑張ります」
これは継続発表時の満田選手のコメント(一部抜粋)です。この言葉に、今季のキーがあるような気がしています。

開幕まで、あと3週間。お披露目も必勝祈願も経て、ロイHCのもとチーム作りは佳境に入っていることでしょう。お披露目会後の久保田選手のコメントにも、ポジティブな思いが感じ取れます。

「共に、登る。」をスローガンに、コートで躍動する新たな京都ハンナリーズを見られるのが今から楽しみで仕方ありません。応援する一人として、共に登りたい。そう願っています。

運営を含めたチームの皆さんが、怪我なく健やかに納得のいくシーズンを過ごせますように!