22-23シーズン ありがとう京都ハンナリーズ(運営編)
Doirieです。京都ハンナリーズの22-23シーズンが終わりました。運営体制が抜本的に変わった今季。チームを応援するいちブースターの視点から、運営さんへの感謝を込めて振り返りたいと思います。
タクマGMが信念もって土台を築いた開幕前
渡邉拓馬GMの手腕が光った今季。大きな要素のひとつは、ロイラナHC招聘に成功したことではないでしょうか。ロイさん&タクマさんがタッグを組む中で、コーチング&コンディショニング環境が素人目にもものすごく充実しました(ACは4人、コンディショニング・トレーニングは5人!)。
「今季は変わるぞイケるぞ感」を見せるなら、目玉選手を獲る手もあるのかもしれません。しかしそれはタクマGMの目指すところではなかったのでしょう。シン・京都ハンナリーズ躍進のためには、まず土台をきちんとつくる。チームカルチャーを育む。今振り返ると、色んな意見があったろう中でもブレずにその信念を貫いてこられたのだと実感します。
今季を終えラナHCの手腕を讃える声も多いでしょうし心から同感します。しかしそれは、常に黒子に徹してチームに寄り添い、チームが登るために全力を尽くしておられるタクマGMの貢献あればこそとも思うのです。
グ、グッズは?な開幕当初
ホンマに直前まで待ちわびた(笑)開幕節の試合情報で、ショップが2ヶ所に分かれひとつはニャリンコーナーと知り、「おお、こりゃグッズが充実してるんや」と勝手に思ったのですが…
ない。選手グッズはおろか鳴り物すらない。愕然としましたよ。結局しばらくは買うものがなかったです。
その後、年末にかけて選手名タオルなどが出始めどんどん充実。ハーフタイムに選手がグッズPRする動画を流したり(ニャリンスタイつけたますこぴさんはかわいかった!)、オンラインショップでも選手がグッズ持つ写真を載せたり、随所に工夫がなされていきました。
間が空くごとにブラッシュアップ
BGMやはんなりんの少ない出番といった、個人的ににあまり引き継いでほしくなかった点が引き継がれていたホーム開幕戦。色んな声もあったと思います。間が空くたびに、何らか改善が加えられてた気がします(個人的には、はんなりんをもっと観たいですが)。松島社長をはじめとして、観客の声に耳を傾けて下さる姿勢を感じました。
ホームゲームで常々きめ細かく動いて配慮をされてる社長に、分身説まで出てましたね^^
アウェイでもブースターさんに挨拶してくれたり、ツイッターをこまめにチェックされてたりとチームへの真摯な思いと熱量を感じます。
色んなスポーツとコラボ
なかなか集客の難しい?水曜ナイトゲーム。
初回のゲストは何と!世界に誇るジョッキー・武豊さん。その後もメジャーリーグに行く直前の藤浪投手やラグビー・コベルコ神戸スティーラーズの選手たち、プロレスラー、ブレイキンのパフォーマーと本当に多彩なゲストが登場しました。中でもラグビーは(社長がラグビー選手だったというのもあるのでしょう)、コベルコ神戸スティーラーズの試合にハンナリーズの選手をゲストで呼んで頂く「相互交流」に。これをご縁にファン同士がマスコット総選挙でも協力しあうなど、一過性でないつながりが生まれたのではないでしょうか。
社員総出感のホームゲーム
新年早々のホームゲーム、恒例の福袋はなく福引というか大抽選会が盛大に開催されました。スポンサー様から供出されたもの、選手サイングッズ…豪華な景品盛りだくさんで当然大人気。スタッフさんも社員さんも総出?くらいの全力オペレーションでした。
その後も社長を先頭に、たくさんの社員さんスタッフさんが工夫して運営してくださる様子があちこちで見られました。
シーズン後半でも広がるスポンサーの輪
今季の運営さんですごいところの一つが、多くの新たなスポンサーさんを得てはるところ。シーズン後半でもハンナリーズを応援する輪を広げてこられたのは本当に素晴らしく、敬意を表します。そして、その新たなスポンサー様が独自でイベントをしてくださるなど応援の熱も高く、付き合いじゃなくきちんと賛同を得られたことが伺えます。
そして色んなコラボレーションも楽しかった!
スクール事業も充実!
そして今季はスクールの講師陣も充実したんじゃないでしょうか。昨季までハンナリーズで現役だった内海さんがシーズン途中でユース統轄ディレクターに。さらに岡田優さんなど元プロ選手、豊富な競技経験を持つ講師陣が加わりました。子どもたち向けに、タクマGM・直アンバサダー・内海統括ディレクター・岡田コーチによる超豪華クリニックも開催されたんです。
そして「大人スクール」ができたのもすばらしいこと。
(私はKYOTO BBの関連でおとなのグループレッスンに参加してますが、4月16日の「オトナスクールエキシビション」はほんっとーに盛り上がりましたね!)
スクールを通じて、ブースターさんの輪も良い形で繋がっているように感じます。
選手を、はんなりんを、守るために
今季、前半では京都の誇るチア・はんなりんのお出迎えがあったんです。しかしそれが色んな安全上の理由で無くなってしまいました。はんなりんの安全を最優先したゆえだと思います。
そして最終節を控えた5月、チームがファンに向けて節度ある応援(出待ち行為などの禁止)を呼びかけました。「そんなことしてる人いるの???」と衝撃を受ける数々の「ファン」による残念な振る舞いを例示しながら、丁寧にしかし毅然と選手を守る姿勢を改めて示したのです。反響はハンナリーズブースターだけでなく、他のチームを応援する人達にも広がりました。それにしても色んな人がいるもんや…
地域活動も激増!ニャリンフル回転
また今季は地域活動の頑張りも素晴らしかったと思います。イコール、はんニャリンがフル回転することになるんですが…
一日副署長や消防などの啓発イベント、ゴミ拾い、チラシ配り、朝のあいさつ、自転車フェスタ、商店街…時には選手たちやはんなりんと共に、はんニャリンとお世話係さんたちはあちこち走り回ってはりました。それが、今季飛躍的に伸びた入場者数やスポンサー様の数にもつながっているのだと思います。
また、シェック・ディアロ選手が立ち上げた財団・CD13Foundationと連携したマリの子どもたちを支援する活動も、参加できてよかったな。
改めてありがとう&来季もどうぞよろしく
きっと今ごろ運営の皆さんは今季を振り返り、来季に向けさらなる登りしろを見つけておられることと思います。
今季、ほとんどイチからのチャレンジを本当にありがとうございました。来季もハンナリーズをどうぞよろしくお願い申し上げます。