スタートアップアクセラレーション熊本@XOSS POINT.エッセンス
冒頭では、高瀬氏のこれまでのご経歴、現在の事業に至るまでの経緯についてお話いただきました。高瀬氏の場合、高専時代に起業に興味を持ち、当時の仲間たちとチャレンジしまくったという点が特徴的でした。
詳しくはこちらの書籍をおすすめします。
スタートアップの話に入る前に、『起業家うつ』について触れていただきました。起業家は「ひと」「もの」「かね」などのリソースやステイクホルダーに囲まれ、常にハードシングスでいっぱいな状況になります。
結果的にメンタルヘルスの問題を抱える確率が高いため、起業経験がない人がハードシングスで溢れた起業家を支援できるのかという命題は非常に同感で、自分が今に至った理由にも共通していました。これを言っちゃうあたり、高瀬さん大好きです笑
スタートアップの特徴
①イノベーション→課題解決
「新たな考え方や技術」
「社会に影響を与え変革」
「顧客の課題を満足させる製品サービス」+「適切な市場の選択と受け入れられること」
スタートアップにはユニコーン型だけでなく、最近では
シマウマ型:収益と社会的利益を同時に追求
ラクダ型:事業環境に制約があるじょうきょうにおいて持続的成長を志向
も注目されてきました。
②成長曲線
Jカーブ:事業開始後、数年間赤字を掘り、その後短期間で急成長する収益モデル
黒字転換により累積赤字を解消するビジネスモデルであるがゆえに、スタート時は資金調達が絶対条件
③スタートアップの関係者
資金調達先として、下記の3パターンが考えられます。
『ベンチャーキャピタル』
『エンジェル投資家』
『クラファン』
※一般創業は主に金融機関融資
④スタートアップ企業のゴール
スタートアップの法人としてのゴールはイグジット(株式を売却して利益を獲得し、投資資金を回収)です。イグジットには下記の2パターンがあります。
→MAバイアウト 株式や事業を売却
→IPO株式公開 証券取引所に株式を上場
スタートアップとベンチャー企業の違い
スタートアップはベンチャー企業の一種です。簡単に言えば、「イノベーション」と「成長スピード」が大きく異なります。
ベンチャーキャピタル とは 『新産業創出の仕掛け人』のことです。
ベンチャーキャピタルであるグローバルブレインは『グローバルに活躍するベンチャー企業を何社創出できるか。』というミッションのもと、様々な課題解決、イノベーション創出に取り組むベンチャー企業を支援するとともに、新たな産業の創出に真剣にチャレンジされています。
投資先はこちらをご覧ください。
早速、皆さん気になる『投資家の落とし方』について、
答えは…
『そう簡単には落ちません。』w
投資成約率は2%であり、100人の起業家に会って2人のみです。。基本的に投資回収でしか収益を出せないビジネスモデルなので、当たり前かもしれませんがそんなに簡単な話ではないようです。
Point
チーム
市場
競争環境
投資条件
では、キャピタリストは何を判断基準にしているのでしょうか。。。
いろんなキャピタリストがいますが、
多くの『投資判断』の答えは、
Don't think feel
⑴誰が何をやろうとしているのか
⑵勝てるのか
⑶顧客は誰なのか
⑷顧客は金を払うのか
⑸顧客をみつけることができるか
そしてキャピタリストは投資家の現在の状況ではなく、将来のポテンシャルに対して投資の意思決定を行います。
50年間のVC業界の常識を変えるセコイアキャピタルの新たな試み – エバーグリーンファンド
ビジネスプランの書き方:セコイアキャピタル
起業家は『失敗と挫折』を繰り返しながらスケールを目指していくものであり、
逆にいうと、「失敗しないということはイノベーティブでないということ」
Uber創業者 トラビス・カラニックの驚異の失敗歴
スタートアップが失敗する20の理由
結局のところ、
キャピタリストが起業家に求めているものは
『意志』と『覚悟』であり、
成功する人は
『最後まで諦めない人』
、、、
はい、安西先生。ということです。(読んでない人はslam dunkをw)
忌憚なき、歯に絹着せない西ヶ谷さんのリアルすぎるお話は面白すぎて、メモをとれておりませんw
ネットで見れる企画書!3億3000万円を調達した「nanapiの事業計画書」を公開します
それぞれのお立場などもあり、二酸化酸素くらい『忖度』でいっぱいの日本かと思いますが、西ヶ谷さんのリアルトークはぜひサウナでお聞きしたいですw
次回は6月26日(日)開催予定、テーマは資金調達、マーケティング手段として国内でも浸透してきた「クラウドファンディング」です。
ご興味がある方は、ぜひご参加ください。
https://xosspoint.jp/.../20220626startup-acceleration.../