いろんな人の声を聞きすぎるコミュニティスペースが失敗する理由。
コミュニティスペース運営をしていると、いろんな人がいろんなことを言ってきます。良かれと思って言ってくれていることもあれば、思いつきで言っていることもあるので、こういう声とどうやって向き合うかは結構やっかいなことなんです。
みんなの図書館さんかくを開館してから、子どもからサラリーマン、近所のおじいちゃん・おばあちゃんまで、本当に幅広い方が訪れるようになりました。そして、本当に多くの声をたくさん聞いてきました。
「もっと開館時間を伸ばしてほしい」
「こういう本は置いてないのか」
「こんなイベントをやってもいいか」
こういう風にいろいろ言ってもらえるのは、本当にありがたい。ありがたいんだけど、ひとつひとつに向き合い、応えようとしすぎると、なぜか自分自身が疲弊していることに気がついたのです。
そこで、自分はひとつの結論に行き着きます。みんなの声に応えすぎないほうがいいってことです。そして、いろんな人の声を聞きすぎるコミュニティスペースは、むしろ失敗するんじゃないかということなのです。
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