憧れの人との対面。そして書くモードへ
引っ越しを皮切りに、やり残したことをやってみようモードに入っている私。大小問わず「やってみたかったから」という理由で手を伸ばし、足を延ばしています。
編集・ライターの一田憲子さんが主宰するライター塾への参加もそのひとつ。一田さんは、暮らしにまつわるさまざまな本を執筆し、ライターとしても活躍されている方。私が大学生の頃に出会った「暮らしのおへそ」という雑誌は、ざわついた心を落ち着かせる時に繰り返し読む大切な本ですが、その雑誌を立ち上げ、取材も執筆も担当されているのが一田さんなのです。
まさしく憧れの人ではありますが、大学生の頃にはまさか雑誌を作っているご本人からライティングを教われるなんて思ってもいませんでした。巡り巡って今ライターという職につき、一田さんを知り、本を飛び越えて出会えたことにグッと胸が熱くなります。
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一田さん主宰のライター塾の定員は毎回6名、丸2日かけて予め提出していた課題をみんなの前で添削してもらうというもの。以前、参加を試みたものの数秒で完売。争奪戦に負けてしまっていました。
そして、最近になって始まった通信講座。3ヶ月という長丁場で6回のエッセイを提出&添削・修正を繰り返していきます。運よく争奪戦に勝つことができ、その夜はずっとソワソワ。さらに一田さんから詳細のメールが届き、それだけでわぁっと浮き足立ってしまいました。
7月1日、オリエンテーションで一田さんや他の参加者とご挨拶。パッとにこやかな表情で、楽しそうにハキハキとお話しされる一田さん。オンラインでも参加者の緊張感が伝わるなか、「今日は湿気がすごいですね」。そんなたわいない一言でも安心感を与えてくれる不思議なパワーをお持ちだなと感じました。
たった1時間のオリエンでしたが、まだ少し浮き足立っていてきっと今書いてしまうとカッコつけた文章になってしまう。ちゃんと書くモードに入るんだ、という決意を込めて3ヶ月間できるだけnoteを更新していきたいと思います。どうか、お付き合いいただけたら嬉しいです。