甘噛み甘ごめ甘たまご #文学フリマ大阪12御礼
このたびの文学フリマ大阪「ウミネコ製作委員会」無事出店完了しました。まことに有難う御座いました。
会場に足を運んでくださった皆様も、noteやXで声援くださった皆様も。
大阪の上空に集結しておられた「浮遊層」の皆様も。
隣接ブースを快諾してくださったつるる・とき子書店のお二方も。
番頭、心より御礼を申し上げます。
午前11時に、dekoさんと二人で出店者のステッカーを受け取ってから、あれよあれよという間に打ち上げを終えて、気がつけば終電に駆け込んでいるわたくし。
こんな贅沢なことってあるでしょうか。
また会えたね! という方から、はじめましてありがとうの方まで。本当なら一人一人、お名前を挙げさせていただくのが筋だろうとは思うのですが、全ての方を書き切れる自信がなく。思い出しながら心の中で合掌しております。
dekoさんが素敵なレポートをお書きになっておりますので、詳細はこちらから!
さらにさらに、いぬいゆうたさんからもこんなに熱いレポートがございます! いぬいさんはもはや、影の大番頭かもしれぬよ。
さて本日は、ポラン堂古書店へお邪魔して「ウミネコ童話集(一)(二)」を、置いていただいてまいりました。
先日、「いぬいのラジオ(仮)」でも書店のお話になりましたけれど、こちらのポラン堂古書店さんは、個性的な店づくりに成功されているのではないか、と思います。行くたびに巡り合って買ってしまうので(店主様に好みを把握されてしまい、おすすめされるものがハマりまくる)、常に読んだ冊数<買った冊数 のループから抜け出せないのであります。
そこへ文フリで購入した本が加わる。
えらいこっちゃ、ですわ。一体、積読が何冊あるのか把握できませんわ。わたくし数冊を並行読するタイプなんですけど(今現在10冊:穂音調べ)もう、しっちゃかめっちゃかするのが楽しいのであります。
自分の宣伝になりますけれども。
このたびの文フリで、単著「神々の甘噛み」が初お目見えいたしました。お声がけくださった編集長にはもう、感謝しかございません。
こんなにドキドキしたこと、ないです。売れなかったらどうしよう。「moon river」の時は、ほのラジ作品なのでぼんやりRADIOさんのファンが買ってくださるし何とかなりますわね、って気楽に構えておりました。
単著こわい。
お買い上げくださるお客様が現れるたびに脳内には麻薬的な何かが溢れ。干からびた体に染み込む甘酒のような餡子のような味わい。
安堵感。
ありがたいことですね。
本日くらいから正気が戻ってきて、ちょっと真面目に考えたりなどしたのは、そうか、これでいいのかも、ということでした。
わたくし、いわゆるところのガチ公募勢のすみっこ暮らしです。日に日に欲が強くなってくる。うまくなりたい、というのが最初だったはずなのに、通過したい気持ちの方が肥大しています。傾向と対策的なものが気になってくる。
でもそれって、「神々の甘噛み」を買ってくださった方に失礼じゃないのか。noteで自分の作品を評価してくださった方への冒涜じゃないのか。向かうところを間違うんじゃないのか。
今の自分が書きたいものに、最善を尽くしていくことが全てじゃないのか。今、面白がってくださっている方に、まだまだ面白くなります、って言い続けられることが。
だからね、この方向でいいかも、って。
ひよっ子にもなっていない甘々なたまごみたいなわたくしですけれど、そのままゴロゴロと転がっていこうかと思えたのです。
自分語りになってしまいましたけれど、そんな気づきをいただけたことにも、とっても感謝しております。
今回、お迎えできた本たち。
「ツーベンリッヒは嘘をつく」
「さよならあの日のロッテンマイヤー」
「そばぼうろの夫婦」
「プリン」
「第一芸人文芸部 創刊準備号」
著者のピストジャムさんがいらして、サインを頂けた本。
お隣のブース「花梨の工房」より、氷天華さん「ゼロの行方」
ありがとうございました!
今後とも、ウミネコ制作委員会をよろしくお願い申し上げます。
付録
今日! 届いた本物の番頭バッジとウミネコTシャツ。
お気持ちありがとうございます。お犬に無添加のオヤツを買ってやります。