ひなのこと〜3〜

ひなのこと〜その3〜

友人が集めてくれた募金は
私が預かって支払いをすれば
「見えないお金」
になってしまうので、
友人と娘ちゃんたちを一緒に
犬の受診と支払いに行ってもらった。

お世話になっている動物病院の
スタッフさんは、
募金という細かいお金が多いにも関わらず
嫌な顔一つせず
一緒に数えてくれ、本当にありがたかった。

皆様からのご支援は
この犬の治療費に当てさせて頂きました。
心より感謝申し上げます。



さぁ、野良時代はシロと呼ばれていた
この犬は、
シロ改め、雛(ひな)と命名。

ツンデレ入ってるけど、
とても優しい女の子です。

ここからは私の本領発揮の番。

しかし、これから私は
ひなに相当な、ストレスを
かけなければいけない

相当な。。。

メンタルケアをしながら、
人間と暮らすということを教えていきます。



ひなは一人で暮らしてきた。
自由だったかもしれないけど
自分の身は自分で守らなければ
いけなかった。

それがどれだけしんどいことか。

もちろん、家庭犬の中にもそういう子はたくさんいる。

安心して眠れること
自分を守ってくれる人がいること
お腹いっぱいご飯を食べれること



ひなは今、ゲージの中が大好き。
それは、自分だけの落ち着ける場所だと分かったから。

今まで暮らしていた外には
怖くて怖くて出たくない。

ひなは日々、ゲージの中でのんびりしながら、人と暮らすってどういう事なのか
学んでいる。

人と暮らすことのルール

今までとはまるで違う環境。
それだけでもすごいストレス

日々少しずつ少しずつ見えてくる
変化を楽しんでいます。



痛かった過去
辛かった過去 
寂しかった過去

ひなの過去には沢山の辛いがあったけど、

犬は、ひなは、
「今を生きてる」


ひなの残された人生が
どれだけあるのかは分からないけど

毎日楽しく、のんびり穏やかに
生きよう。

共に生きよう。

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