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原価計算とは? らくらく計算式は単価✖️数量 (図解付き)
(簿記クイズ 勘定Left or Right? の正否は記事の1番下にあります)
原価計算とは製品1個あたりにかかったお金を計算する方法です。
原価計算の基礎は意外とシンプルな公式で表されます。
原価=単価×数量
原価計算の第一のポイントは単価と数量を把握することにあります。これから図解を交えて解説します。
原価はモノ+手間+場所の積み重ね
原価とは製品・サービスを提供するのに支払ったお金です。製品・サービスはモノを仕入れ、工場・店舗などの場所で手間をかけて作り出します。原価とは製品・サービスを作るのに使用したモノ・手間・場所にかかったお金の積み重ねになります。
原価の要素は単価×数量
原価はモノ・手間・場所などの要素で構成されています。モノ・手間・場所にかかったお金は具体的には単価と数量で計算されます。
・モノ: 材料費=価格×使用数量
・手間: 労務費=手間賃×作業時間
・場所:経費=建物代×稼働時間
・原価=材料費+労務費+経費
図解では単価を縦、数量を横とした四角形の面積でイメージするとわかりやすいと思います。
実際原価と標準原価は単価と数量で把握
原価計算の難しいポイントの一つは、種類がたくさんあることです。その内、頻繁に出てくる実際原価と標準原価は単価と数量の種類に基づいた分類です。
まず実際原価とは実際の数量に基づいた原価です。単価については実際でも見積でも構いません。単価が実際でなくてもいいことはあまり認知されていません。
一方標準原価とは図面や計画に基づいた理論値の単価と数量に基づいた原価です。
つまり実際原価と標準原価は
・実際原価=実際or見積単価×実際数量
・標準原価=見積単価×理論値の数量
で計算されます。表にすると以下の図になります。
原価分析は単価と数量の面積で把握
実務では標準原価と実際原価との差異を分析する作業があります。この差異分析は単価と数量の四角形の面積で把握することをオススメします。
上の図では単価を縦、数量を横にした四角形です。3つの四角形を合わせた大きな四角形を実際原価、左下の小さな四角形を標準原価です。。実際原価と標準原価との差異は数量要素の差異(青い四角形)と単価要素の差異(赤い四角形)に分解することが視覚的にできます。
まとめ
・原価はモノ・手間・場所の積み重ね
・モノ・手間・場所にかかったお金は単価×数量
・実際原価と標準原価は単価と数量の種類の違い
・原価の差異分析は単価と数量の面積で把握と理解しやすいです。
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簿記クイズ 勘定Left or Right? あなたの選択は……
うーん、残念!
戻ってもう一度チャレンジしましょう。
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