River city girls2が唐突に終わってしまったので多少語り隊 前編
前作をプレイして結構楽しめたのでかなり期待していた。
しかし、焦らすかのような発売の延期に次ぐ延期…。やっとのことでプレイしたSteam版をクリアした。
正直ハードルを上げすぎたのかもしれない。割とクソでした。
●概要
いわゆるベルトアクション。ストーリーは前作の直後で、ヤクザに学校が取られたのでJKが全員やる。おわり。
「くにおくんシリーズ」や「ダブルドラゴン」と世界観をある程度共有しており、そこからのゲストキャラクターも多い。とはいえぼくはほとんど知らないので関係なし。元ネタを知っていればもっと楽しめるかも。
●よかったところ
バトル関係はわかってくると中々のものだった。
・最初はよくわからんかったけどベルト起き攻めゲーから多段コンボゲーに様変わりしてた。一回でどれだけ高いダメージを出して相手を倒すかがキモになってて、コンボや起き攻めを考えるのは楽しい。
・キャラクターのビジュアルは前作に引き続きとてもよい。新キャラクターもなかなかスタイリッシュでした。
あとでまた言うけどマリアンがかわいい。前作からショップ店員として登場していたが、今作でプレイアブル化。このキャラのために買ったと言っても過言ではない。
●悪かったところ
ボリュームアップのためにマップを広くしたことがかなりマイナスに働いている。その他、前作より悪くなってるんじゃないか?という点が目立つ。
・ロードが長い
とにかくマップ移動のたびにこまめなロードが入ってテンポが悪い。PCでこれって相当だぞ。コンシューマーでプレイした人は地獄だと思う。
・操作感が悪い
最初、「あれ?こんな操作しづらかったっけ?」ってなった。なんかスムーズじゃない。
動作fpsが60→30になったらしいが、それはあんまり関係なさそう。
・システム面でかゆいところに手が届いてない
マップがだだっ広くて把握しにくいのに快適な移動手段に乏しい。他のマップに行くためにわざわざバスがあるところまで行かなければならない。
助っ人コレクションがメニュー画面のスマホで確認不可、アジトでリストを見るしかない。前作は確認できたのに… クエストの進捗状況が確認不可(一応マップで色表示されているけれど)。ホンカァのキャラクターのつぶやきから進捗は確認できるっぽい。ただわかりづらい。
ミニゲイムの説明が一切なく唐突に始まる。
かなりシステム面が雑。やっていてじわじわとストレスが蓄積されていく感じだった。
・お使いクエストが多い
入り組んだマップで収集系のクエストを延々やらされる。飛ばしてもいいんだけどコンプしたい派の人は相当辛いんじゃないかな。
相当わかりづらい場所にあるものもあり、それをノーヒントで集めるのはかなり面倒だと思う。
・ボス戦のギミックが不快
「難しい」だけならいいんだけど、そもそもボスに触れない、攻撃を避けるだけの弾幕タイムが長すぎる。テンポも悪いし、操作感の悪さも相まって序盤〜中盤の戦闘は相当イライラする。終盤は難易度次第でこちらのゴリ押しが可能なので、我慢できるポイントではある。
・バグが多い
自分は進行不能のバグには当たらなかったが、きょうこ・みさこのタメ技ゲージがバグってしまい、長押し技を一切出すことができなかった。バトルの爽快感やキャラゲーを押し出している中でこれは相当なマイナスだった。
・ストーリーが唐突に終わる
まああってないようなもんなのでいいんだけど。
●総括
ガワはいいけどぶっちゃけゲイムとしては相当なクソだと思う。
マリアンが埋もれてほしくないので、続いてほしいシリーズではある。とにかくシステム面を快適にして、キャラゲー、アクションゲーとして没頭させてほしい。
長くなってしまったので、キャラクターについては後述する。