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あけおめLINE

あけおめLINEを一斉送信して、1週間が経ってから思うこと。

LINEで一度に送れるのは15件。
登録している友達の数が700人超えていたので、少なくとも46回以上同じ作業を繰り返さなくてはいけない。
みんなに送るのは面倒と思う性格になってしまい、一斉送信を10回ほどして送るのを止めた。

返信してくれる人もいれば、未だにない人もいる。
去るもの追わず精神、だけど少し気になるのもまた自分。めんどくさい性格している。
めんどくさいを可愛いと思えたらいいのに。
訳ありで安く買った小ぶりのオレンジを愛犬と分け合いながら、そんなこと思っていたよ。

更にめんどくさいのは、去るもの追わず精神で関わるのは全員に当てはまる訳では無いということ。

やっかいなことに人は変化し続ける。だから、ほんの一部の人に分類される人も変わるのだ。お互いにね。小さい頃は友達によく「おばあちゃんになっても友達だよ。絶対ずっと親友だよ。」とか言ったのにね。

まず私は人は好きだが、あまり興味は無い。私が興味を持つ人はほんの一部だけ。だから、ほんの一部の人にだけとてつもなく従順に懐く。犬という言葉がしっくりくる。かれらは私の人生の一部を占めている、または占めていた。

私が相手に違和感を持つことがあるように、相手もそう。静かに疎遠になることもあれば、激しくぶつかり合うこと、環境の変化、もうきっかけは沢山だね。
たかがそれくらいのことで、
それくらいのことで人は簡単に疎遠になるよね。

未だに家族で夜逃げしてしまった小学生の頃の親友に会いたいと思うし、激しくぶつかり合ったままの20歳を超えて出会った親友にまた会いたいと思ってしまう。未練たらたら。

ぶつかり合ったままの親友とは奇跡的にたまたま社会人になってばったり出会ったことがあった。でも、私は上手く話せず全く気持ちを伝えることが出来なかった。

それから2年が経ったよ。
未だにLINEでブロックされていないこと、Xでフォローバックされている状態のままであることを確認すると一安心している自分がいて、さらにまた話せるのではと期待を持ってしまう。

LINEで一言「あけましておめでとう。」この一文だけでも送りたい。躊躇してしまう。大好きな人にまた拒絶されたら嫌だもの。悩んでビビったってしょうがないよね。なんてわがままだ。

夜が明けたら、LINE送ってみようかな。

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