文章を書くのが嫌いになっていた私が『書く習慣』のおかげで救われた話
去年の夏ごろ、ブログとnoteをやめました。
理由は色々とあったけど、一番大きな理由は書くことが楽しくなくなったから。
世の中の副業ブームに煽られてブログとnoteを開設したはいいけど、大した知識も経験もない私の書く文章が読まれるはずもなく、ブログに訪れる人はほぼ皆無。
今思うとブログのテーマ決めもダメダメでした。『本を読んで要約を書く』ことをメインに記事を書いていたんですが、紹介するために本を読むことが苦痛に感じたうえに、本の内容をうまくまとめる才能が私には全く無いことが判明。(なぜ要約ブログを書こうと思ったのか、今では全くわからない…)
そんなグダグダの状態だったので、徐々にブログの更新は止まり、ついには『文章を書く』行為そのものが嫌になってブログとnoteをやめてしまいました。
それから1年近くたったあるとき、本屋でいしかわゆきさんの『書く習慣』という本をたまたま発見。
ビジネス書のコーナーに置いてあった本だったので、「どうせビジネス書によくある意識高い系女子の本でしょ?」とひねくれた目線でページをパラパラめくっていて、気がつくと本を購入していました。
なぜなら『書く習慣』に出てくる、この文章に撃ち抜かれたから。
この文章を読んだとき「そんなゆるい感じでいいの!?」って正直思いました(笑)
ブログを開設するときに記事の書き方をネットで検索すると「SEOを意識して~」だの「どんな人に読んで欲しいかを考えて~」だの、とにかく他人の目を意識した記事を書くことをすすめる人が多く、誰にも見られない前提で書くことをすすめている人なんていなかった。
だけど、ライターとして生活している人が「好きに書いていい」と言ってくれている。
もう目から鱗が50枚ぐらいボロボロ落ちました(笑)
「なんだ、文章って好きに書いていいんだ!」とある意味で開き直った私。
そうしたら不思議なもので「何か書きたい!」という欲が出てきて、その勢いのまま一度やめたnoteを再開してみることにしました。
そして現在、私はほぼ毎日のようにnoteに何かしら文章を書いて投稿しています。
整骨院で身体の矯正をしたときの話をつらつら書いただけの内容に、かなりの「スキ」をいただいたこともありました。(スキしてくださったみなさん、本当にありがとうございます!)
他人に読まれることを意識して書いていたときはこんなに「スキ」してもらったことなんてなかったのに、人生ってちょっとしたきっかけで変わるんですねぇ…。
今ではすっかり文章を書くのが楽しくなり、日常でnoteのネタになりそうなことを探すようになりました。1年前の私から考えたら、信じられないぐらいの変化です。
文章を書くことに悩んでいたり、悩みすぎて書くことがイヤになってしまった人に『書く習慣』はおススメです。
読みやすいし、読み終えたら何か書いてみたくなりますよ。
よろしければサポートお願いします。 いただいたサポートは勉強(本や旅行)、癒し(お菓子など)にありがたく使わせていただきます!