40代の健康雑学【大人のお酒の飲み方】
人生が変わる【大人のお酒の飲み方】
お付き合いでお酒を飲む機会があります。
お酒が入ると腹を割って話が出来るようですね。
お酒は百薬の長とも言いますが?
どんな効果があるのでしょうか?
私はお酒が好きなので色々調べてみました。
お酒と上手に付き合って人生楽しく、これが最高ですね。
◆お酒の良い効果とは?
1)血栓を予防する:
アルコールは善玉コレステロールを増やし、
悪玉コレステロールを減らす効果があるため、
血栓を予防する効果があると言われています。
2)血圧を下げる:
アルコールは血管を拡張する効果があるため、
血圧を下げる効果があると言われています。
3)認知症のリスクを減らす:
適量のお酒を飲むことは、
認知症のリスクを減らす効果が
あることが分かっています。
4)ストレスを解消する:
アルコールは脳内物質であるセロトニンを
増加させる効果があるため、
ストレスを解消する効果があります。
百薬の長になる様、お酒は飲むものでなく
嗜むものにしたいですね。
◆お酒に酔う理由(科学的に分析)
今年は例年に無い暑さでつい飲みすぎに?
なんて事にならない様に・・・
アルコールが体に入るとどうなるか?
紹介します。
アルコール(エタノール)は摂取されると、
以下のようなメカニズムで体に影響を及ぼします。
1. 吸収
アルコールは胃と小腸で迅速に吸収され、血流に入ります。
2. 分布
血液を通じて全身に分布し、特に脳に到達します。
3. 脳への影響
脳の神経細胞に作用し、特に抑制性の
神経伝達物質であるGABA(ガンマアミノ酪酸)の作用を
増強し、興奮性の神経伝達物質である
グルタミン酸の作用を抑制します。
これにより、神経活動が鈍くなり、
リラックス感や陶酔感が生じます。
アルコールはまた、ドーパミンの放出を促進し、
快感をもたらします。
4. 代謝
肝臓でアルコールデヒドロゲナーゼと
呼ばれる酵素によりアセトアルデヒドに変換され、
さらにアセトアルデヒドデヒドロゲナーゼによって
酢酸に変換されます。
酢酸は最終的に二酸化炭素と水に分解され、
体外に排出されます。
アセトアルデヒドは有毒であり、
これが二日酔いの主な原因です。
◆酔いの症状
アルコールが脳に作用することで、以下のような酔いの症状が現れます:
1.運動失調
小脳の機能が抑制されることで、
バランス感覚や運動機能が低下します。
2.判断力の低下
前頭葉の抑制により、判断力や自己制御能力が低下します。
3.言語機能の低下
言語中枢への影響で、話し方が不明瞭になったり、
言葉が出にくくなったりします。
4.感情の変化
感情の抑制が解かれることで、
笑いや泣きなどの感情表現が増えます。
◆酔いの対策について説明
1. 飲む前の準備
空腹時にアルコールを摂取しないようにする。
食事と一緒に飲むことでアルコールの吸収が遅くなり、
血中アルコール濃度の上昇が緩やかになります。
2. 飲むペースをコントロール
ゆっくりと飲み、体内でアルコールが
適切に代謝される時間を確保する。
水を多めに飲むことで、
アルコールの濃度を薄め、脱水を防ぐ。
3. 適量を守る
適度な飲酒量を守り、過剰な摂取を避ける。
日本では、1日にアルコールの摂取量を純アルコール換算で
20g程度に抑えることが推奨されています。
4. 二日酔いの防止
十分な水分補給を行い、ビタミンやミネラルを補給する。
スポーツドリンクなどが効果的です。
アルコール摂取後に食べ物を摂取することで、
胃腸の保護とエネルギー補給を行う。
5. 休息
十分な睡眠をとり、体を休める。
酔いを解消する最も確実な方法は時間の経過です。
これらの対策を講じることで、
アルコールの影響を最小限に抑え、
健康を維持することができます。
◆まとめ
アルコールが体内に吸収され、血流を通じて脳に到達すると、
神経伝達物質や血流の変化を通じて酔いの症状が現れます。
これらの効果は一時的であり、アルコールが代謝されることで
徐々に解消されますが、適量を守ることが重要です。
私が40年アルコールを飲む時、気を付けている事。
和らぎ水を飲む事。
和らぎ水とは、酔いを和らげる効果があります。
アルコールの摂取中に水を飲むことで、
体内のアルコール濃度を薄めることができます。
酔いを和らげる効果は摂取アルコール量や
人によって変わるかもしれませんが、
私は40年やっていて70代過ぎても
アルコールをいただける体に感謝しています。