見出し画像

#28 幸運は「不運な出来事」の姿をして、やってくる

(写真:「可夜硝子」のオンラインページより引用)
冒頭の写真は、昨夜、「坂上どうぶつ王国」の特集で、
「リアル猫の恩返し」として紹介されていた方の作品です。

この方は、ガラス作家を目指しながらも、何度も工房の面接に落ち、
アルバイトを重ねながら、ジリ貧の生活をしていた時、
目の前で、子猫が車にひかれるという厄介な現場に遭遇し、
その流れで、やむなく、それまで飼った事のない猫と暮らし始めた。
と紹介されていました。

TVでは、その過程での葛藤や、悪戦苦闘ぶりを紹介していましたが、
私が、特に注目したのは、マインドチェンジとも呼べる部分です。

ある日、猫が、唯一のガラスコップを落として割ってしまった際、
普通?なら、猫に愚痴を言って終わりそうなものですが、
コップが割れた様子を見て、自分なりのデザインを思いついたところや、
コンクールに出店する為のデザインで悩んで、悩んでいたところに、
猫が鳴き出し、夕焼けの窓辺にたたずむ姿から、「クールジャパン賞」に繋がるアイデアを思いついた点です。

なぜ、ここに注目したのか?
それは、最近読んだ本で
『幸運は「不運な出来事」の姿をして、やってくる(著者:田坂広志』
と、こういった現象を解説されていたからです。

私は、この言葉に、すっごく共感いたします。
過去を振り返ると、
一見、美味しそうに感じる仕事は、大抵中身が無く、さんざん振り回されて、嫌な想いだけが残ったり、
逆に、すっごく大変そうに感じた仕事は、その後の人生に大きなプラスになったり・・・、

もちろん、いかにも怪しい誘いは、即刻避けるべきですが、
今の自分の実力では、とっても大変そうだけど、
それを成し遂げたその先に、何か輝くものを感じる場合は、
やはり、チャレンジすべきだと再認識した次第です。

でも、これが難しい💦
大抵、そういう仕事は、忙しくて、心に余裕がない時にやってくるから、

でも、これからは
『幸運は「不運な出来事」の姿をして、やってくる』を心に刻み、
目先の利益ではなく、自分の心と冷静に向き合い、
ポジティブに歩んで行きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?