プレミアムドッグフードはもっとお手頃な価格にできると思うんだ。

2024年11月21日 18:21

突然ですが、
プレミアムドッグフードは「なぜその価格なのか」

理由を知っていますか？

はじめまして。突然すぎて怪しさ満点ですよね。
私は5年程ですが、わんちゃん（犬）関連の業界で働いています。

そんな私が日々抱く疑問…
いわゆるプレミアムドッグフードはお客様（ご家族様）にとって適正な価格なのか？
そして、その価格に透明性（価格の理由）はあるのか？ということ。

結論、ほとんどの会社が適正価格ではあるものの、人によってはその適正価格が高すぎると感じていて、もっとお手頃な”適正価格”にできる（そんなフードもあるべき）のではないか、と考えています。
そして価格の透明性（なぜその価格なのか）については、まだまだ業界全体として不透明…

これから、かなり険しい道のりですが、もっとお手頃な価格のプレミアムドッグフードを販売するまでの過程を発信していきます！
（※2024/11/21 現在、フード設計・工場探し中…）

※この記事に関して：素晴らしいドッグフードや理念のブランドも数多くあるという事、特定のブランドに対する否定ではなく、あくまで仕組みの提案であるという事は、ご了承ください。（弊社の別ブランドも同じ構造ですし、皆わんちゃんのために一生懸命誇りを持って働いていることを私は知っています。）

価格が高い要因は〇〇にあると考える。

早速ですが、一般的にWEB上で販売されているプレミアムドッグフードは「1kg3,000円～5,000円」くらい。
なぜこの価格なのでしょうか。

原材料がいいから？製造がしっかりしてるから？国内で製造してるから？

もちろん、そういった側面もあります。
しかし一般的に、一番の要因は広告であると考えています。

例えば、WEB上でよく目にする
「初回1,980円（だいたい500-2,480円の間）送料無料〇％OFF！！」というドッグフードの広告。

一人に購入していただくのに、どれくらいの広告費がかかっていると思いますか？？

500円？1,000円？2,000円？

実は、ざっくり「5,000円～18,000円」くらいの広告費がかかっているんです。（初めてこの業界に入ったとき、私も驚きました…商品代金より高いじゃん！！って。）

正直、原材料費よりも広告費の方が売上に占める割合が高いなんてことはザラです。（※本当に原価がめちゃ高いところもあります。）

何回もリピート購入していただく想定ではあるものの、こんなに広告費がかかるため、商品の価格を上げざるを得ないんです。

そういった意味では、企業にとって「適正価格」であるといえます。
実際、現在働いている会社でもそれくらいの価格で販売していて、これ以上下げると販売が続けられなくなってしまうのが実情です。

したがって、広告費をかけること自体や価格がその価格であることについても否定するつもりは全くありませんし、満足してくださるお客様がいる以上、適正だと考えています。

しかし、僕は疑問に思うことがあります。

「広告をかけなければ、その分、価格はお手頃にできるのでは？」
「広告をどれだけ改善しても、直接的にわんちゃん（犬）は喜ばないし、商品・サービスを改善する or 価格をお手頃にすることのほうがお客様を潤すのでは？」
「企業にとっての適正価格は、一部のお客様にとって高すぎるのでは？」

どうやら売ることに必死になりすぎて、肝心なことが疎かになっているのでは？と業界の一部を見ていて感じることがあります。
（自分たちは違う。とは言いませんが、商品の改善やアフターサポートには、できるだけ力を入れるようにしてきました。）

「え？じゃあ今のこのフードももっと安くしてよ！」って思う方もいるかもしれません。
しかし広告が回っていなければ、そのフードに出会えていなかったかもしれません。広告からは購入していないという方も、広告が回っているおかげで事業が成り立っているという観点では、出会えていなかったかもしれません。それも含めての適正価格なんだと思います。

お手頃な適正価格。どう目指すか？

さて、私たちはこの現状の中で、どうしたらプレミアムドッグフードをお手頃な価格で販売できるのでしょうか？

そうです。
広告費を極力かけずに商品を広めることで、その分原価率を上げます。

現状、800g-1kgを2,000円前後で販売するということを目標に動いています…（これは売上に対しての原価や送料などの変動費用を考えると、65%-75%くらいになる計算。人件費などを考えると、それなりの個数を販売しないと成立しない、という難しい壁が存在します。よって、これくらいの価格帯がギリギリはずです。）

利益という観点ではかなり薄利になるので、こういった価格戦略は、一般的には私たちのような中小企業がチャレンジする戦略ではありません。とはいえ、プレミアムドッグフードという市場の中で、「お手頃な適正価格」を目指しているブランドがあまりないのも事実です。

こんなふうに思った。
「誰かがやるのなら、私たちでもいいはずだ。」

とはいえ、広告費をかけずに、在庫問題や人件費を回収できるだけの個数を販売することはできるのか？

これができるのなら、どのブランドもそうしたいはず。

私は信じています。

同じようなプレミアムドッグフードが他よりもお手頃な価格であれば、それは中長期的には自然と広まるはずだと。

かつて、Meta社のCEOであるマークザッカーバーグ氏がこう言いました。
「広告費というのは、企業がつまらないサービスやプロダクトをつくったことに対する罰金である。」

私は広告には色んな側面があると思っているので、善い広告と悪い広告はあっても、広告という仕組み自体に善い悪いはないと考えています。

それでも、
「いい商品であれば勝手に売れる」というのは本当だろうか？
この問いに真剣に向き合いたい。

一緒に未来をつくりませんか？

こんな経験をしたことはありませんか？
「やっと愛犬が食べてくれるご飯が見つかった。だけど、継続するにはお財布的にキツいかも…でも健康には変えられないし…」

将来、このブランド（ブランド名未定）を通して、さまざまなドッグフードやわんちゃん（犬）関連の商品を、お手頃な適正価格で提供できる世界を作りにいきます。

しかし、広告費は極力使わないことが必須になります。

これはお願いでもあり、提案です。

皆さんがこの未来の仕組みに共感したとき、
広告の代わりとなって犬友達に広めてくださったり、SNSで拡散していただけませんか？
ブランドを継続するためには、皆さんの協力が必要不可欠です。（そうでないと継続できなくなってしまいます…）

皆さんの協力があれば、
プレミアムドッグフードはもっとお手頃な価格にできると信じています。
一緒にそんな未来（ブランド）をつくりませんか？

「広告よりも商品に時間とお金を。」
こんなブランドはどうだろうか？

これが私たちからの提案です。

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