殺処分0の世界線
皆さんおはようございます。こんにちは。こんばんは
昨日はコロナワクチンの副作用で、一日中ダウンしてました。
本当にナメてました。朝起きた瞬間からとにかく「寒い!!」そこからずっとだるくて、頭痛くて、、とにかく死んでました。
皆さんも覚悟しておいてください(`・ω・´)
さてさて、今日は少し?いや非常に悲しいお話です。
はじめに
本日は、犬だけのお話ではないです。
「殺処分」のお話。
法改正の影響もあり、10年程で約24万頭は減少した事実があります。
ただ、、、減少した今でも約4万頭の犬や猫が犠牲になっています。
その辺をうろついていた野良犬・猫や、
「飼い主の無責任な手放し」
野良犬・猫の中には道端に捨てられた子たちもいると思います。
そこで今回は
・ペットショップ・ブリーダーの実態
・殺処分の行われ方
・犬目線のお話(涙腺崩壊覚悟)
をお伝えし、少しでも考えてくれる人が増えればいいなと思っております。
ペットショップ・ブリーダーの実態
まずペットショップに並んでいる可愛い犬や猫はどうやって選ばれているか知ってますか?
知らない人の方が多い傾向にあるのでここで覚えて帰ってください。
ペットショップに並んでいる犬や猫は
「オークション」
で取引されています。
そう。八百屋とか魚屋と同じように・・・
ブリーダーからペットオークションを経て店頭に並びます。
そして、そこで選ばれなかった子たちは「引き取り屋」によって引き取られていきます。
以前は保健所などで引き取っていたそうですが、2013年に動物愛護法が改正されてからは、難しくなりました。
私はつい先日まで、勘違いをしていました。ペットショップなどの売れ残りは保健所などに引き取られて、そのまま殺処分。と思っていましたが、
全く違うではないですか。自分の知識不足に頭を抱えました。
ただ、ここだけは勘違いしてほしくないのですが、
全ての業者が悪徳な商売をやっているわけではありません。
彼らにも生活がかかっているので、無造作に「やめちまえ!」とは言えません。ただ、必要以上に販売するのはどうかと思います。
殺処分の行われ方
結構知ってる方も多いんじゃないかと思います。
殺処分の行われ方とは、主に「窒息死」です。
センターに引き取られた犬や猫は牢屋のような鉄壁に囲まれた部屋へ行きます。その子たちに残された命は3日〜7日です。
その間に里親さんが迎えにきてくれた子たちは幸せに暮らせます。
そして7日経つと鉄の壁が通称「ドリームボックス」と呼ばれるガス室に追い込み、職員が「ガス注入」のボタンを押すと二酸化炭素が充満します。
これを安楽死だと勘違いされる飼い主さんもいますが、そんなわけはありません。皆、愛されたことがない、もしくは飼い主さんのことを思ったまま上をむいて、なんとか酸素を取り込もうと必死にもがいて亡くなっていくのです。
夢もかけらもないじゃないですか。
ただ、最近では、自治体は高齢や病気等を理由とした犬、猫の取引を拒否できるようになったのです。職員さんも好きで犬や猫を殺処分しているわけではないので相当な理由がない限り拒否をする自治体も増えてきました。
この愛護法の改正で、全て良くなったかと言われるとそうでもないんです。
正直、「面倒が見れない」から「もう一度愛そう」と思う飼い主さんってほとんどいないんですよ。
大好きな飼い主様から虐待を受けて亡くなっていく子や、
餌も水も与えられず衰弱して亡くなっていく子等、今度は違う問題が上がってきているのです。
「殺処分0へ」とはいうものの無責任な飼い主ってやっぱなくならないんですよね。悲しいことに・・・
犬目線のお話(涙腺崩壊覚悟)
「可愛いね、この子にする。」
そう言ってあなたは僕を抱きしめてくれました。
そして僕はあなたの家族になりました。
何も知らない僕に、
あなたは楽しいことや嬉しいことをいっぱい教えてくれました。
ちょっぴり厳しいことも言われたけど、、、
あなたと行くお散歩も、あなたとするボール遊びも。
とにかくあなたとの時間はとっても楽しくて。
僕はあなたのことが大好きです。
あなたと過ごした全ての時間が僕の宝物です。
でも、いつからかな?
あなたはいつも忙しそうで。
僕との時間はだんだん減っていきました。
僕は少し寂しくて。
でも、あなたの邪魔はしたくないから。
僕はずっと待ってました。
僕はあなたのことが大好きだから、あなたもきっと僕のこと大好きだよね...?
だから少しくらい寂しくても平気です。
「おいで」
あなたの声だ!僕は嬉しくて思わず駆け足であなたの元へ走りました。
僕はあなたの隣を歩きました。二人で歩く道。
僕は全部全部覚えているよ。あなたが教えてくれたこの道も、
一緒に遊んだ公園も。
ひとまわりして戻ってきたけど今日はお家へ帰りません。
なんだか特別な日です。
車の窓から見える見慣れない景色。
車が止まった!でもここは来た事のないところ。
あなたは知らないおじさんに僕のリードを渡しました。
お留守番かな?
でもあなたはいつもと違いました。
何も言わずに僕の顔を見て目から水を流しています。
大丈夫だよ。僕はいい子に待ってるから!
おじさんに連れてきてもらった。
冷たい部屋。悲しいにおいがしました。
おじさんは僕に優しくしてくれました。
僕の頭を撫でて「よしよし、いい子だ」って何度も言ってくれました。
でも、おじさんは夜になるといなくなってしまう。
僕は冷たい床でひとりで寝ました。
悲しい声がいっぱい聞こえてきて、僕も少し寂しくなりました。
でも、すぐにあなたが迎えにきてくれるから。だから大丈夫。
僕は毎日ここに座って待ちました。
あなたが来たら一番に見つけられるように入り口がよく見える
この場所に座って待ちました。
おじさんはいつも僕に話しかけてくれました。
とっても優しい顔をして
いつも僕の頭を撫でて、必ず
「よしよし、いい子だ」
って言ってくれました。
だから僕は寂しくありません。
何回か夜が来て。朝が来て。
おじさんはいつものように
「よしよし、いい子だ」って僕の頭を撫でて、
そして今日は僕のことをぎゅっと抱きしめてくれました。
おじさん苦しいよ。でも嬉しかった。
おじさんは僕を連れて別の部屋に行きました。
そこにはお友達もたくさんいました。
「そこに入りなさい。」
おじさんは言いました。
僕が中に入ると扉は閉められてしまいました。
冷たい金属の雰囲気にみんなの小刻みに震える振動や
ドクドクと早く打つ鼓動が伝わってきて。。僕は急に怖くなりました。
扉はいくら開けようとしても開けることはできなくて。
でも僕は必死に扉をカリカリしました。
しばらくすると、なんだか息が苦しくなってきました。
僕たちは部屋の奥に小さな窓を見つけ、そこから外を覗きました。
窓の向こうにおじさんが見えました。
僕たちは「たすけてー」って必死に叫びました。
でもおじさんは聞こえないみたい。
だから僕たちはもっともっと大きな声で叫びました。何度も何度も。
おじさんは下を向いたまま動きません。
僕たちは立っていることが出来なくなって次々に倒れて行きました。
だんだん薄れていく意識の中でおじさんの声が聞こえました。
「ごめんよ。たすけてあげられなくて...ごめんよ。」
おじさんは悲しそうな声でした。
そして僕は歩いていました。
あなたと一緒に歩いた道。あなたが教えてくれたタンポポの道。
この先を曲がればあなたに会える!
きっとあなたも僕に会えるのを待っているはず。
そう思うとなんだか嬉しくなって、僕は走り出しました。
「ただいま」
まとめ
読んでいただけましたか?
人間にとっては選び放題の犬ですが、犬にとってはたった一人の飼い主様です。一生涯お世話をすることをここで誓ってください。例え愛犬が病気になっても歳を取っても見捨てないでください。
犬って純粋なんです。責任取って迎えましょう。
今日はちょっぴり涙がでる記事でしたが如何だったでしょうか?
では次回もお楽しみに〜
ではでは👋