おうちの子の治療を決めること
今回悩みに悩みに悩んだ末
アドレスタンの使用はやめました。
みなさんも、おうちの子の治療には是非積極的に参加して欲しいと思います。
先日亡くなった我が家のワンちゃんも、最期の治療は自分で決めました。
だから後悔は無いと言ったら嘘になるけど、結果に納得はしています。納得しないと乗り越えれないから、誰のせいにもしなくていいように、我が子の最期は自分で決めました。
みなさんも、是非おうちの子の体調や、戦っている病気のこと、たくさん調べて調べて、獣医師の治療方針選択にどんどん参加して、一緒に決めて欲しいと思います。
その方が、絶対に納得します。誰かのせいにしなくて済みます。
専門家は、教科書の知識や経験、最新の知見など、専門知識を持って治療に臨みますが、一緒に過ごすのは、運命を共にするのは、他でもないご家族の方です。
獣医学の専門書や教科書も通販で簡単に買える時代です。
ネットは正しい情報や間違った情報が錯綜していますが、それでも取捨選択は慣れていくはずです。
文献情報の閲覧も、今やネットで短時間でできます。
獣医師に全て任せる事が一番簡単かもしれませんが、
Aの治療が効果を示す確率50%
Bの治療が効果を示す確率50%
だとします。
この情報を提示するまでは獣医師の仕事、どちらにするか決めるのはご家族の仕事だと思っています。決めるためには各選択肢それぞれのリスクなどを知っておく必要があります。
おうちの子のために、是非普段からたくさん情報を集めて下さい。
急に治療が必要になったり、じっくり調べる時間がある時ばかりではないですが、時間がある限り、精一杯調べてたくさん情報を得てほしいと思います。分からない事は、もちろん獣医師に質問してもいいと思います。
私自身も、ご家族がたくさん悩んで調べて出た結論を一緒に応援できる獣医師でありたいと考えています。