何事にも余裕が必要
3Mには勤務時間の15%を「意味のない実験に使う」ことが仕事として定められていて、そこからPost itのような創造的なプロダクトが生まれたりしている。
Googleも20%ルールとして勤務時間の20%を中期的・創造的な仕事に充てることが仕事として定められていて、GmailやGoogle Mapsのようなプロダクトが生まれている。
余裕から創造性が生まれ、イノベーションが起こるというのは常識にようです。会社としてこういったことが定められていることは稀ですが、個人的には以下の活動を試みても良いと思います。
・中期的なことを題材としたプロジェクトを小規模に手を付けてみる。外部企業も巻き込んで、外を理由に中断させないような立ち回りをする。
・仕事を減らす。多すぎる仕事を減らして成果を出す仕事を絞り込む。余裕をもってリスク対応に当たることができる。
・働きすぎない。仕事が押していても有給を取って家で休息したり本を読んだり、部屋の掃除をしたり仕事に隣接した領域の勉強をしてみる。
もちろん個人ですから、仕事だけでなく人生における創造性のためにも、余裕を持っておく必要があります。仕事ばかりしているのは、おまえが消えて喜ぶ者におまえのオールをまかせるようなものです。特に、いざというときに躊躇することなく休暇を取れるよう、普段から有給を取得する訓練をすることをお勧めします。これも心の余裕を作る上で大事です。