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AI音楽生成ツール「Udio 1.5」を使いこなそう!作曲初心者から上級者まで必見!

割引あり

👋こんにちは!AI-Bridge Labのこばです。
今回は、質の高い音楽が制作できるとしてSuno AIと並んで注目されている音楽生成AIツール「Udio 1.5」の使い方をマスターするためのガイドを作成しました。

Udioを使えば音楽や楽器の知識が無くても好きな楽曲を作ることができます。Runway Gen3などの高品質な動画生成AIが進化した今、動画に載せる音楽を作るテクニックがあればそれらの制作活動がもっと楽しくなるはずです!

まずは、例としてUdioで作った音楽を聴いてみてください。

Anime opening theme, high-energy, fast-paced, powerful electric guitars, dynamic drums, uplifting melody, intense synthesizers, driving rhythm, spirited vocals, heroic and adventurous atmosphere

生成時のプロンプト

プロンプトやコマンドというテキストの情報だけで曲の雰囲気や盛り上がり下がりのタイミングをコントロールしています。

Udioの使い方や応用的なテクニックをマスターすることで、このように思い通りの構成やテイストで曲作りをすることができるようになります。

応用編の一部については有料エリアでご紹介していますが、無料エリアでも重要なテクニックが学べますので、ぜひご覧頂ければと思います。


I. Udio 1.5入門

ようこそ、音楽生成AIの世界へ!

Udio 1.5は、あなたの言葉から音楽を生み出す革新的なAIツールです。作曲の知識や経験がなくても、誰でも簡単にオリジナルの音楽を作ることができます。

Udio 1.5でできること

  • プロンプトで作曲: 言葉でイメージを伝えるだけで、AIが自動的に音楽を生成します。

    • 例:「明るい雰囲気のポップス」

    • 例:「悲しい雨の日のジャズ」

    • 例:「壮大なオーケストラ」

  • 様々な音楽ジャンルに対応: ポップス、ロック、ジャズ、クラシックなど、幅広いジャンルの音楽を生成できます。

  • 歌詞も自動生成: 歌詞付きの曲も、インストゥルメンタル曲も、思いのままに作成できます。

  • 音楽を自由にカスタマイズ: 曲の長さ、テンポ、楽器構成などを調整できます。

  • 独自の音楽をアップロード: 自分の音楽をAIでリミックスしたり、拡張したりできます。

アカウント作成

  1. Udioのウェブサイト(www.udio.com)にアクセスします。

  2. 画面右上の「サインアップ」ボタンをクリックします。

  3. メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成します。

利用料金について

このスクショは記事作成時点のものです。

現時点では、無料でもある程度制限はあるものの利用が可能です。
以下のページから最新の情報が確認できます。

基本操作

Udio 1.5の画面はシンプルで直感的に操作できます。

  1. 画面上部のバーに、聞きたい音楽のイメージを言葉で入力します(プロンプト)。これは英語で書く必要があるので、Google翻訳やChatGPTなどに翻訳してもらいましょう。文章でも、カンマ区切りの単語でも構いません。

  2. 必要に応じて、ジャンルや楽器などを指定します。

  3. 「作成」ボタンをクリックすると、AIが音楽を生成します。

  4. 生成された音楽は、再生、ダウンロード、編集などができます。

初めての作曲体験

早速、Udio 1.5で音楽を作ってみましょう!

  1. プロンプトに「楽しい気分になるアップテンポな曲」と入力します。

  2. ジャンルは「ポップス」を選択します。

  3. 「作成」ボタンをクリックします。

AIがあなたのプロンプトに基づいて、楽しいポップスを生成します。
季節や誕生日などイベントに合わせて気軽に作曲できるのが便利ですね😊


II. 音楽生成を極めるための基礎知識

Udio 1.5は、AIがあなたの指示を解釈して音楽を生成します。より思い通りの音楽を作るためには、AIへの指示の出し方、つまり「プロンプト」の書き方や、音楽に関する基礎知識を理解することが重要です。

プロンプトの書き方

プロンプトは、AIに作曲の指示を出すための言葉です。具体的に、どのような音楽を聞きたいのか、できるだけ詳細に記述しましょう。

  • 例:

    • 単純なプロンプト:「ロックミュージック」

    • 詳細なプロンプト:「激しいギターリフと力強いドラムが特徴の、80年代風のハードロック。男性ボーカルで、失恋をテーマにした歌詞。」

プロンプトを書く際のポイント

  • 具体的な言葉を使う: 「悲しい」「明るい」だけでなく、「切ない」「希望に満ちた」など、より具体的な言葉を使うと、AIがイメージを理解しやすくなります。

  • 音楽用語を使う: 「テンポが速い」「メロディーが美しい」「ハーモニーが豊か」など、音楽用語を使うことで、より的確な指示を出せます。

  • 参考曲やアーティストを挙げる: 「○○のような曲」「○○風の音楽」のように、具体的な参考曲を挙げると、AIがあなたの好みを理解しやすくなります。

この辺りのポイントは、出したいプロンプトのイメージに沿ってChatGPTなどのAIに聞くと詳しく回答してくれますので活用してみると良いと思います!

👇Udioのプロンプトを理解したGPTsもご用意してます(無料でも利用可能)

音楽ジャンルの指定

Udio 1.5は、様々な音楽ジャンルに対応しています。プロンプトに入力するだけでなく、画面上のジャンルリストから選択することもできます。

主なジャンル: ポップス、ロック、ジャズ、クラシック、エレクトロニック、ヒップホップ、R&B、カントリー、フォーク、ブルースなど。

サブジャンルの活用: 各ジャンルには、さらに細かいサブジャンルがあります。例えば、「ロック」には「ハードロック」「パンク」「オルタナティブロック」など、様々なサブジャンルがあります。より好みの音楽に近づけるために、サブジャンルを活用しましょう。

▼音楽ジャンルを大量にまとめた記事もありますのでご参照ください

歌詞の操作

Udio 1.5では、歌詞も自動生成されます。歌詞に関する設定は、以下の方法で操作できます。

  • 歌詞の自動生成: プロンプトでテーマや雰囲気を指定することで、AIが自動的に歌詞を生成します。

  • 歌詞の固定: 特定の歌詞を繰り返し使用したい場合は、高度な作成ツールで歌詞を固定することができます。

  • インストゥルメンタル曲: 歌詞なしの音楽を作りたい場合は、「インストゥルメンタル」を指定します。

  • 独自歌詞の入力: 高度な作成ツールを使えば、自分で書いた歌詞をUdio 1.5で音楽にすることができます。

これらの基礎知識を踏まえて、Udio 1.5で様々な音楽を生成してみましょう。


III. 独自のオーディオを活かす

Udio 1.5では、自分で演奏した音楽や録音した音声など、独自のオーディオをアップロードして活用することができます。これにより、AIとあなたの創造性を組み合わせ、さらにユニークな音楽を生み出すことができます。

オーディオのアップロード

Udio 1.5にアップロードできるオーディオ形式は、WAV、MP3など、一般的なものがサポートされています。ファイルサイズには上限がありますが、通常の楽曲であれば問題なくアップロードできます。(※ご自身で使用および編集の権利を保有しているものだけを利用するようにしてください)

例として私がオーディオアップロードを使って作曲した楽曲例を掲載しておきます!

インプットに使った音
(※私がElevenlabsで作った音なのでご自由に使ってOKです)

アップロード方法は簡単です。Udio 1.5の画面に、パソコンやスマホに保存されているオーディオファイルをドラッグ&ドロップするだけです。
ちょっとした鼻歌や、リズミカルな音からでも生成可能です。

リミックス:AIによる音楽の再構築

リミックス機能を使えば、アップロードしたオーディオをAIが分析し、全く新しい音楽に作り変えることができます。例えば、自分で作曲したシンプルなメロディーを、AIによって壮大なオーケストラアレンジにしたり、アコースティックギターの弾き語りを、ダンサブルなエレクトロニックミュージックに変換したりすることができます。

リミックスを行うには、アップロードしたオーディオを「リミックス」タブに移動し、プロンプトで希望する音楽スタイルを指定します。AIは、元の音楽の要素を活かしつつ、指定されたスタイルの音楽を生成します。

エクステンド:音楽をさらに発展させる

拡張機能は、アップロードした音楽の続きをAIに生成させる機能です。例えば、自分で作った短いフレーズをアップロードし、「壮大なエンディング」とプロンプトを入力すれば、AIがそのフレーズに続く音楽を自動的に生成し、ドラマチックな楽曲に仕上げてくれます。

拡張を行うには、アップロードしたオーディオを「拡張」タブに移動し、プロンプトで希望する音楽の展開を指定します。AIは、元の音楽の雰囲気を理解し、自然な形で音楽を拡張します。

インペイント:音楽の一部を書き換える

インペイント機能は、アップロードした音楽の特定の部分をAIに書き換えさせる機能です。例えば、曲の一部だけメロディーを変えたい場合や、歌詞の修正、特定の楽器の音色を置き換えたい場合などに使用します。

歌詞を変更する場合は、変更をした箇所に「***」で囲うと、変更したことを示すことができます。
例えば、
***ああ、こんな日じゃなければ***と書きます。修正前の歌詞は消してOKです。

インペイントを行うには、アップロードしたオーディオを「インペイント」タブに移動し、書き換えたい部分と、どのように変更したいかをプロンプトで指定します。AIは、指定された部分だけを巧みに書き換え、自然な仕上がりにしてくれます。


IV. 高度な音楽生成テクニック

Udio 1.5の基本をマスターしたら、次はさらに高度なテクニックに挑戦してみましょう。Udio 1.5には、音楽をより細かく制御するための様々な機能が備わっています。ここでは重要な要素であるコマンドや設定について学んでいきます。

歌詞へのコマンドの挿入

コマンドは、歌詞を歌うときの属性(Aメロ、サビなど)を設定するための命令文です
VerseやChorus以外にもいろいろな指定が可能です。

コマンドはボーカル入りの楽曲のクオリティを左右する、第二の生成用プロンプトといえる重要な要素です。
上図のように歌詞の中に[]書きされたコマンドを挿入することで、曲の構成や展開を細かく指示することができます。主なコマンドは以下の通りです。

基本的な構成要素

  • [verse] : verse (詩) を指定します。Aメロを指定するイメージです

  • [pre-chorus] : pre-chorus (サビ前) 。Bメロを指定するイメージです

  • [chorus] : chorus (サビ) を指定します。

  • [intro] : intro (イントロ) 部分を指定します

  • [bridge] : bridge (ブリッジ) 。Cメロ部分を指定するイメージです。

  • [outro] : outro (アウトロ) を指定します。

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