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【Perplexity】検索結果がそのまま記事になる!?新機能『Pages』について【AI検索】

👋こんにちは!AI-Bridge Labのこばです!

ChatGPTのGPT-4oやClaude3 opusのような高性能なLLMを使ってAI検索ができる次世代検索サービス『Perplexity(パープレキシティ)に新機能としてページ(Pages)機能が追加されたので、早速使ってみました!

Perplexity自体について知りたい方は過去記事をご覧ください。


1.Perplexity Pagesの概要

Pagesは自分で調べた情報や知識をシェアすることに特化した機能です。
「調べる」→「伝える」というステップを一度にできるようになります。
公式のポストでも紹介動画が掲載されています。

具体的には、例えば会社で「音楽生成AIのSuno AIについて調べておいて」と言われたとき、まずは情報を検索して、Suno AIについて説明されたウェブサイトが複数見つかった時の記事のリンクを渡したりしますよね。

包括的な情報を調べる場合は良いと思いますが、全てに目を通すのは大変です。

『Pages』では「Suno AIについて」と入力するだけで複数のソースから情報を一挙に検索しつつ、そのまま紹介記事のようにして情報をまとめてくれるのです。あとはこれを公開設定してリンクとしてシェアするだけで、誰にでも要点を絞って情報を共有できます。

試しに作ってみたPagesの共有リンクはこちら

いままでもPerplexityの検索結果を共有リンクでシェアすることはできましたが、検索ワードが入っていたり、答えにたどり着くまでの情報が散乱していたりしたので「伝える」という意味ではあまりイケてなかったのですが、Pagesなら編集も一瞬なのでその問題が解消されています。

タイトルのところにSuno AIについて と入力しただけでヘッダー画像、概要、商用利用について、他のAIとの比較等…さらには目次までつけてくれます。もちろん、情報の追加や編集は自由にできます。

2.Perplexity Pagesの特長

カスタマイズ性
一般読者向けでも専門家向けでも、ターゲットオーディエンス向けにページのトーンを調整できます。

柔軟性
記事の構成を自由に変更可能です。セクションを追加、並べ替え、削除して、素材に最適な形で読者を引きつけることができます。

視覚的
Pagesで生成されたビジュアルや、個人コレクションからアップロードした画像、オンラインでソースから取得したビジュアルを使用して、記事を一段と魅力的にします。

どんな人に向けた機能?

Pagesは、どの分野の人でも知識を共有できるように設計されています。

教育者
複雑なトピックを分かりやすくまとめた包括的な学習ガイドを作成できます。

研究者
調査結果を詳細なレポートにまとめ、より広い観衆に自分の仕事を伝えやすくします。

ホビイスト
自分の情熱を共有し、他の人々が新しい興味を探求するきっかけとなる魅力的なガイドを作成できます。

3.ページ機能の使い方

具体的なページの作り方について順を追って説明します。
前提として、この記事を作成している時点では有料のProプラン(月額$20)のみの先行アクセスとなっています。Perplexity公式Xでは、すぐに無料ユーザーにも展開するとのアナウンスがありました。

1.Pagesへのアクセス

Perplexityにログインし、ライブラリ欄の右にある「+」ボタンからPageを選択

またはライブラリページ上部にある「スレッド」「ページ」「コレクション」の3つのボタンから「ページ」を選択して新しいページへアクセスします。

2.調べたい情報を入力する

▼このページでAI検索しながら記事を作ることができます。

新規のPagesを追加したときの真っ新なページです。

「What's your Page about?(あなたのページは何についてですか?)」の部分をクリックして検索したい情報を入力します。今回は「GPT-4oについて」と入力してみます。
Audienceの部分をクリックすると、一般、専門家、初心者のいずれかに向けた記事か(ターゲットオーディエンス)を設定できます

→をクリックして検索!

▼すると以下のようにタイトルが自動的に決まり、記事が書かれていきます
最初に概要、無料利用方法とかのセクションが自動的に生成されます。

3.記事の編集

Pages記事の内容は直接手書きで編集することはできません。
あくまでも調べた情報に基づいた記事を作ることになります。

▼挿絵を入れてみます。「Add Media」ボタンを押すだけでそのセクションに適した関連画像が挿入されます🖼️

▼セクションに対する編集も可能です。編集できる内容は以下の通り
・記事のフォーマット
 テキストのみ
 画像やビデオ+テキスト
 複数の画像
・出力形式
 パラグラフ(文章)
 テーブル(表)
 リスト
・情報の細かさ
 簡潔
 詳細

セクションを上下に移動させたり、要らないセクションは削除できます。

▼画像や動画などのメディアを変更することができます。
最初の候補から変更することも、画像生成や自分でアップロードするなど編集性に富んでいます。

4.記事の公開

右上の公開ボタンで記事を公開して共有リンクを取得できます。
尚、公開後に内容を再編集しても、共有リンクのURLはそのままでした。

4.ChatGPTとの連携

以下の記事でご紹介している方法で、Pageの情報をChatGPTに渡してさらに深堀して分析してもらったり、解説してもらったりもできるようになります。(※無料記事です)

5.まとめ

Perplexityの『Pages機能』はAI検索を通じて簡単に欲しい情報だけをまとめることができ、誰とでもシェアできるので、情報共有がとても効率的になります。
会社のチーム内でのやり取りだけでなく、SNS上でもPerplexityのリンクを使ったコミュニケーションが生まれそうですね。
また、Pages機能に特化したプロンプトとかを探求するのも面白そうです。

上手く使えば業務効率をかなり向上させることができそうなので私も積極的に使ってみようと思います。

6.AIBridge Labについて

私たちAIBridge Labでは、企業や個人のAI活用を支援し、企業のDX実現をサポートしています。AIを活用したソリューションにご興味があればお気軽にメールでご連絡ください!
ai_business@doerstokyo.jp

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