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『Jinba flow』で業務自動化!ノーコードでワークフローを手軽に構築できる。

こんにちは!AI-Bridge Labのせいやです😊

今回は、日本発のノーコードワークフロー作成ツール『Jinba flow』について紹介します。
Jinbaflowは、感覚的にワークフローを組み立てられるため、一度作り方を理解すれば難しい手順に悩むことなく業務を自動化することができます。

詳しい機能や使い方などを一緒に確認していきましょう!


Jinbaflow(ジンバフロー)とは

ノーコードでプログラミングの知識がなくても業務プロセスを簡単に自動化できるAIツールです。
様々な外部ツールとの連携を活かし、業務効率化を推進します。
例えば、スプレッドシートをもとにレポートを自動生成したり、複数のクラウドサービス間でデータをスムーズにやり取りするなど、手間がかかる作業を一気に効率化することができます。

Webサイトの情報をNotionに自動で転記するワークフロー

Difyとの共通点と違いは?

似たようなワークフロー作成ツールにDifyというものがあります。
Difyは、直感的な操作でAIアプリケーションを開発できるオープンソースのプラットフォームです。
ドラッグ&ドロップで機能を組み合わせて、カスタムチャットボットやAIエージェントを手軽に作成することができます。

共通点

どちらもノーコードで操作して、アプリケーションや業務自動化の仕組みを構築でき、AIチャットボットやワークフローの自動化に対応しています。
また、業務プロセスの簡略化や生産性の向上を目的としていて、効率化をサポートする機能を持つという共通点があります。

主な違い

Difyはどちらかというと開発者や技術者向けで、RAGやAPI公開など高度なAI機能を活用できるのが特徴です。
一方、JinbaflowはLINEやGoogleツール連携など国内企業に適した機能を持っていて、初心者や非エンジニアでも簡単に使える設計になっています。機能的にはZapierにも似ていますが、Jinba flowは日本語にも対応しています。

JinbaflowとDifyの対応と非対応を比べた表


Jinbaflowの主な機能と特徴

ノーコードプラットフォーム

プログラミング知識不要で直感的な操作が可能です。
直感的な操作性を重視していて、複雑なスクリプトを記述することなく、必要なタスクを簡単に組み合わせることができます。

外部サービスとの柔軟な連携

LINEやPerplexityを活用して業務自動化を強化できます。
さらにGoogle WorkspaceやSlack、YouTubeなど多様なツールと簡単に統合可能で、データの収集や分析、情報共有をスムーズに行うことができます。

カスタマイズ可能なテンプレート

スケジュール管理やタスク整理など、日常業務に役立つワークフローが最初からテンプレートとして揃っているのが特徴です。
面倒な設定を一から行う必要がなく、すぐに自分専用のワークフローとして使用することができます。

Jinbaflowの始め方

https://useflow.jinba.ai/

「Get Started」を押してアカウントを作成します。
ログイン後、この画面に移るので「ワークフローを追加」を押します。
新規ワークフロー作成後、左上に「+」のアイコンが出るので、そこを押します。
Jinbaflowで利用できるモジュールの一覧が表示されます。
※モジュールとはプログラム全体を構成する小さな部品や単位のことです。
使用したいモジュールを選択して、ドラッグ&ドロップで配置します。
モジュール同士は線で繋ぐことで初めて連携させることができます。

テンプレート

Jinbaflowには「テンプレート」という項目があり、既に完成しているワークフローが使えます。
例えば、赤枠の「Youtube動画からレシピをLINEに送信する」テンプレを選ぶと↓
既に出来上がったワークフローが出てくるので、右上のForkを押します。
すると自分の作成部屋にコピーされるので、そのまま使用したり編集することができます。

実践動画

Youtube動画から2000字程度の記事を作成してくれる記事を作成するワークフロー。


添付したYoutube動画の引用元(AI大学Channel様):
https://www.youtube.com/watch?v=gGsbd9ZJpRs&t=310s&ab_channel=AI%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%80%90AI%26ChatGPT%E6%9C%80%E6%96%B0%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%80%91

料金について

最新の利用料金は下記のプライスページから確認できます。https://flow.jinba.ai/subscription

各プランの内容

Jinbaflowの各プランは、月間の「モジュール実行回数」と「LLM(大規模言語モデル)利用回数」に基づいて価格が変動します。

一覧表

使用してみて感じた、良さと改善点

良い点
・テンプレートをそのまま使えるので自分で作成しなくてもいい
・Difyと比べて色分けされたビジュアルで、初心者にも分かりやすい
Jinbaflowの公式noteがあり、色んな事例を詳しく知ることができる

改善してほしい点
・モジュールの選択肢が多く、最初はどれを選んだらいいか迷う
・コード以外のエラーが起こった場合、どこが原因なのか分かりにくい
ワークフロー作成時に、モジュールの選択欄や右上の実行ボタン欄が消えてしまうことがよくあり、戻すのにページをリロードしなければならない

まとめ

今回はJinbaflowについてまとめてみました。

実際使ってみると、Difyとはまた違った独特の操作感があり、慣れるまでに少し時間がかかりました。
ただ上記にも添付した通り、公式noteがあり開発者さん達がすごく分かりやすく操作方法を説明しているので、その点はすごく有難かったです。

日本発ということで、日本人のニーズに合わせた操作性や便利な機能のアップデートがどんどん進みそうですね。
Jinbaflowがこれからどんな風に進化していくのか、非常に楽しみです!

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